八木町で

先週金曜日に京都府八木町に行ってたのですが、そのことを。

旧暦の講座に行って以来、大阪南太平洋協会の松村さんの活動などに強い興味を持っていました。
そして、松村さんが実践活動として各地でつくっておられる「方丈庵２１見においでよ」と誘っていただいたのが、八木町へやってきたきっかけ。
千刈ミーティング実行委員会のメンバーと松村さんの車に揺られて、森の中をガタガタと進んでいくと、

かわいらしい家「方丈庵２１」が現れ、
そこには、松村さんの考えに賛同して、方丈庵２１を自ら建てて楽しいアナザーライフを過ごしておられる広瀬さんがおられました。

10平方m未満の方丈庵は、建築の許可も税金もいらず、カット済みのキットとなった木材を組み立てた家です。
簡単な家にも関わらず、そこには松村さんがヨット生活で培ったたくさんの工夫にあふれています。
空気のながれ、台所、水、囲炉裏、椅子、ロフト、窓、屋根、壁・・・どこを見ても、ムダがなく、小さな部屋で全てが完結できるようにできています。

池に氷が張る寒い日でしたが、部屋は囲炉裏でとても暖かい。
夏も換気がうまくできるそうで、涼しい。

鍋を囲みながら、おしゃべり。
スローライフ、火の話し、狩猟、囲炉裏にまつわる日本人の生活・・・
話しのネタはつきず、いつまでもいたくなる場所でした。

ちなみに、価格は１５０万円ほど。女性でも三人で組み立てられるようにできているそうです。