Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

六甲山で

2010-11-05 | 子ども


先日の11/3は、少し前にお知らせしました六甲山へ
「Mt.Rokko Outdoor Session Vol.2 F/W」でした。

10時開始予定でしたが、既に人、人、人。
11時頃は身動き取れないほど、お客さんがおられました。

そんな中、私はホールアース自然学校六甲分校のあいあいさんと一緒に子どもと親子向けプログラムを実施させてもらいました。

人、人、人の群れなのですが、ご家族や子どもの姿はないなぁと思っていたら、申込み時には「どこで子ども向けハイキングやってるの?」と白馬堂さんへ問合せが入っている様子。人が多すぎて受付ブースが見つからないようでした。

インフォメーションを大声ですると、人を掻き分けて受付へ来て下さいました。

午前中は、子どもと親子のハイキング。
ビンゴカードを持って、六甲の裏道を「みちくさ」気分で探検。途中で笹のトンネルを抜けたり、ヤシャブシの実を見つけたり、ネイチャーゲームを体験したりの1時間でした。
参加された皆さんが、アウトドアセッションの人ごみから、森の中を気軽に歩いて、「ちょっといい時間やったなぁ」と思ってくだされば幸いです。



午後は、落ち葉のスタンプを使ったかばん作り。
子どもは子どもで楽しもうとかばん作り、大人はどうぞ買い物やおしゃべりをして下さいと住み分けをして下さったようで、午後は子どもの社交場となりました。
初めて会う子ども同士が、かばんやアクセサリーをつくりながらまったりと過ごしていました。

私自身も、アウトドアセッションに関わる六甲大好きの人と出会い、秋の六甲山をみちくさし、子どもたちとクラフトをつくりながらおしゃべりし充実した一日でした。

ところで、ランドネという雑誌の取材も来ておられ、やっと「山ガール」が認識できるようになりました。しかし未だ「森ガール」は分かりません。森にいそうな女性だそうですが、実際に森にはいかず街にいるんだそうです。しかも「沼ガール」なるのもあるそうです。沼で雷魚釣りかスッポン取りでもしているかと思いきや、「森ガールになりきれないガール」だそうです。さらに分からなくなりました。

プレイパークその2

2010-05-24 | 子ども


先週の金曜日に「しが冒険遊び場づくり講演会」へ。
講師は、天野秀昭さん(日本冒険遊び場づくり協会)。

先月は京都でプレイパーク交流会で発表させてもらい、今月は講演会を聞きにと、プレイパークが盛り上がりつつあるかと。

プレイパークや遊びだけに留まらず、子どもの本質や自由、子どもが育つこと、大人がどのように関わるかを考える良い機会でした。
来月からチャレンジキッズが環境レイカーズではじめますが、子どもたちの遊びを中心に、やりたい!、挑戦したい!をつくっていきます。

講演のメモ

・プレイパーク、現在東京に35箇所。都会には遊び場がない、では田舎はどうかと言うと、子どもが遊んでいない。田舎の風景は同じだが、子どもが遊んでいないということは、自然があれば子どもが遊ぶというわけではない。
・危険は子どもが見えるようにしておく。子どもが判断できる。
・遊具の構造が子どもを選ぶようにする。遊具の力量は子ども自身が計る。
・火の遊び。(料理、風呂、鋳物づくり、鍛造)
・破壊できること=子どもの遊びの自由度 でもある。
・子ども商店街での、お金のやりとりで工夫が広がる。
・子どもがやりたい遊び≠子どもにさせたい遊び
・問題はどちらか?「子どもが遊べない」か、「子どもが遊べる場がない」子どもを問題とするか、環境を何とかしようとするか。
・やったことがないことを、自ら広げようとするから危ない。それこそが、子ども自ら育とうとしていること。
・危ない、汚い、うるさい、これが遊びそのもの。大人の社会はそれらを排除しようとする。すなわち子どもの遊びや子どもそのものを排除しようとしている社会である。逆に許容する社会が必要。
・遊びは子どもがやってみたいと思うもの。大人は形にこだわってしまう。やってみたいとする動機は内側からしか起こらない。
・主語の違い。教育とは大人が教え育てる。遊育は子どもが遊び育つ。「子どもが」という主語に価値を置いているかどうか。
・「責任をとる」というのは社会システム上である。子どもたちは責任を負うことを知っている。自分の責任で自由に遊ぶのではなく、自由に遊ぶから責任を痛感する。
・チャレンジは、危険を嗅ぎ分けられる力をつける機会である。

PHOTO:ベランダにやってきたコメツキムシでした

プレイパーク

2010-04-14 | 子ども


桜、だいぶ散りました。散ったあとの花びらが、風に舞うのも、美しいです。

先日、京都市の梅小路公園で催されたプレイパーク交流会に参加してきました。

遠くは名古屋、島根からも参加された方もおられる中、私は「椋川ビレッジキャンプ」を事例発表させていただきました。
環境レイカーズとしては、「あそびの達人教室」の方がプレイパークの概念に近いのですが、プレイパークの事例としては他の方々の発表がありましたので、“地域をつなげる”ことと“子どもの学び”として発表した次第です。

プレイパークに関心がある中でしたので、キャンプの話はちょっと・・・と思う方もおられるかと思ったのですが、意外とおもしろいと思ってくださる方もおられ、子どもへのアプローチの違いだけで、共通するところも多いのだなぁと嬉しく思いました。

また、プレイパークとして他の事例発表や、分科会などもあり、課題とされていることや、プレイパークの動きなども知り(日本冒険遊び場協会もあるんです。知ってはいましたが、その協会の人に出会うのは初めてでした。)、八日市で行っているあそびの達人教室での、今後の方向性でも得るものがありました。

今回は、お誘いいただいて参加したのですが、もっとアンテナを広げて出かけていかないと、と思う4月です。

マキノで

2010-01-10 | 子ども


先日、小学校のスキー指導でマキノスキー場へ。

小学生の時に、同じく学校のスキー教室で行った懐かしのスキー場です。

靴の履き方や板のつけ方を教えて、体操の後、あとはまずは滑ってみよう!です。
少し慣れてくると、ボーゲンで止まり方や曲がり方を教えて、後は難しいことは、なし。
貸切のスキー場で、子ども達は思う存分滑っていました。

リフトもないのですが、親子でソリ遊びや、スノーシューハイキングなどにはぴったりのフィールドです。(リフトの代わりに、サンキッドという動く歩道があります)

私が子どもの頃は、冬になると積雪があり、連日家の近くで雪遊びを楽しんだものでした。
しかし、ここ数年は雪不足でスキー教室も中止になりがちでした。
今回、子ども達が、ほんの短い時間でも、雪を投げ、埋まり、滑り、時には食べと思いっきり遊ぶ経験ができたことが嬉しい時間でした。

教えてもらう

2009-12-19 | 子ども


小学校の指導で、裏山へ

すっかり葉が落ちて、紅葉の秋から変わってしまった自然と比べながら、小枝や葉っぱを拾って遊びをしていました。

落ち葉がたくさん集まった「葉っぱのお風呂」があったので、みんなでつかって、つかった後は、思いっきり葉っぱを空へ投げました。

子ども達も自由に森で遊べ、教室にいるよりも、とてもいい顔をしています。
発見が全て声になって、森の落ち葉のように、森に広がっていきます。

ある子どもが僕を呼んでくれました。
「ここで寝るといいよ」
何かな?と思って寝てみると、葉が落ちた木々の間から、冬の澄んだ青空が見えました。
しばらく、空を眺めて、冬のよさを感じることができました。

寒いと言って、教室にこもっていると見えない世界を一緒に共有することができました。