昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

個人目的別着脱式進化論?

2021-10-12 10:12:20 | 日記
生物は様々な環境に適応するためにも子をつくります。有性生殖においてDNAは減数分裂時や配偶子の染色体の組み合わせで多様性を保ち、また親から子へ伝わる時に一部が変異し、新しい形質が付与され子のオリジナリティも生まれます。首の長くない絶滅したDレックスの子孫にオカピやキリンがいるとか。

さて人類も同様に家系図を連ねてきたわけですが、ここに来て多種とは一線を画するような状態になりました。それは次世代或は数世代かかるはずの環境適応能力の獲得を「世代交代なし」で多様な状況で実現することができるようになったこと・・・身体の変化を伴わずに知恵と技術を使って発明したモノ(エネルギー発生装置、エアコン、飛行機、車、銃、ミサイル、電子レンジ、電話、インターネット等々)による環境適応能力の獲得。

子孫を作る意味はあるのでしょうか?寿命だけが問題で、例えばテロメアを短くしない方法とか(ガン化増大の話とかはは置いといて)可能であるとしたら。

決定的に欠けているのは変化した当面環境に対しての経験でしょう。そしてそこから全体への想像力。
対応可能であっても「加減」がわかりません。優位な立場であれば自制が不利であれば謙虚さが必要なはずですが、問題化しない限り省みるコトすらないかもしれません。バランスで成り立っていることも判らずに。

バイアスバリバリですが、豊かになった現代社会内での競争心向上心に勝る大人と、バランス感覚に優れた子供を見るにつけやっぱり子孫も残さないとと思います。