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家庭の危機管理(2010年7月12日放送分)

2010年12月21日 | FM放送要旨
かずさFM 83.4メガヘルツ 「熊本秀樹の生活まる得情報」
放送時間 毎週月曜日9時30分~ 再放送19時30分~




NO65家庭の危機管理(要旨)



 
 1.危機管理とは
  日常的に起こらない危険に対処するため、事前に予防や対策をすることです。





 2.生活危機の種類
  ①天然の災害(地震や津波、大雨や台風、寒さや暑さ)
  ②不注意による危機(交通事故、火事、山や海の事故)
  ③犯罪に巻き込まれる危機(テロ、泥棒など)
  ④生活が脅かされる危機(失業、病気、金融危機、財政危機)
   これはお金に関わる危機です。





 今日はFPとして生活に関わる危機管理を考えてみました。
 3.生活に関わる危機管理にはどんなものがあるのでしょうか。
  ①自分の健康(健康診断)
  ②万一の場合の保険
   生命保険、入院、生活保障、学資、年金、自動車、傷害保険
  ③将来の生活を守るための貯金も重要な危機管理です。
   パイロットは平常時でも異常時の訓練をしています。
    自動操縦⇒平常時であり普通預金だけでも問題がないかもしれません。 
    直接操縦⇒異常時であり経済危機やインフレが起きた時です。






 4.危機への備えの例
  ①物価の上昇
   将来の生活で一番怖いのは物価の上昇による生活困窮です。
   いわゆるインフレですが、お金の価値が下がる状態です。
   政治や経済の情報を注意しておきましょう。
   気軽に相談できる身近な専門家を見つけておくのも大事です。
   究極の危機管理は自給自足なのかもしれません。
  ②おれおれ詐欺や架空請求などの被害にあったとき
   利用した覚えがないのにお金を請求される事件が多くなっています。
   電子メール、はがき、封書、電報でが使われ、入金がない場合には
   自宅、勤務先へ回収に出向く、などと、不安を煽るものが届きます。
   全国の消費生活センターへは毎月2~3万件の相談が寄せられるようです。
   対処方法としては、
    利用していなければ払わない。
    電話番号などの個人的な情報は知らせない。
    窮地に追い込まれたときに自分だけで判断せず、相談できるところを考えておきましょう。
  ③相談するところ
   国民生活センターは最寄りの消費生活センターへ相談することを薦めています。
   脅かされるような場合には警察にも相談してみましょう。