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熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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インフレの脅威1

2005年06月15日 | 団塊世代にせまりくる危機
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私は将来インフレになると確信している。

日本の財政赤字は毎年増え続けている。これを解消するには国家財政の収支を改善することだが、その見込みは皆無に等しい。







財政赤字を解消する方法は増税である。たとえば消費税を20%上げて25%にしたところで、40兆円程度の収入増である。年間の赤字を埋めるのもおぼつかない。

景気がよくなればなんとかなると考えるのも現実的ではない。バブルのときの税収でさえ60兆円程度であって、現在より20兆円程度しか多くなかったのだ。

成熟した産業構造、少子高齢化などを考えれば経済成長率が今後大きく改善することはありえない。
最終的には、日本という国を維持していくために、日本銀行は紙幣をどんどん印刷するしかない。インフレの始まりである。

文芸春秋の7月号に元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史(ふじまきたけし)氏のご自信のポートフォーリオに、円預金は皆無に等しいとある。藤巻氏は将来のインフレを予想して、その対策を分かりやすく説明しておられるので参考になる。