関係者提供とされる「推薦確認書」 2月6日
盛山文科大臣はこれまでの国会答弁などで、21年10月の衆院選公示前に、地元神戸市で教団関連団体の会合に参加し、推薦状を受け取ったことは事実上認めたが推薦確認書への署名は「記憶がない」と繰り返していた。
6日、推薦確認書を受け取る写真と確認書が出てきて、「ああやっている以上(サイン)したのかもしれない」と述べたという。
今度は「筆跡が・・・」とでも言うのだろうか。
これはもう詰んでいるでしょう。
推薦確認書は教団との「政策協定」みたいなもので、署名すると選挙支援を受ける代わりに、政策実現に向け尽力することが求められるとされる。
統一教会と強固に癒着していた人物を統一教会を所管する文部科学大臣の席に座り続けさせる岸田首相を野党・立憲民主党は徹底的に追及すべきだ。
選挙に当選するためにはさんざん利用し、バレると「覚えてない、団体も知らない。」と冷たく言い放つ。議員である前に人間の資質が問われる。
ほかにも自民党では長期政権による驕りと腐敗が次々に明らかになっている。
最近では自民党派閥の組織的、長期の裏金事件に始って、こっそり裏金作りの岸田首相偽装パーティ、茂木幹事長の透明性の薄い団体への多額の政治資金の付け替え等々。
2024予算は参議院での審議状況に関わらず年度内に自然成立するので政府与党は強気に出るだろうが、だからこそ野党・立憲民主党は「揚げ足取りばかり。」という雑音を気にせず、ここは腹を括って徹底抗戦に転ずるべきだ。
メディアも海外の大谷・大リーグ、トランプ・アメリカ大統領選、習近平・中国全人代選よりも大事な国内問題があるのではないか。