楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

ラグビーとレフェリー  

2023年10月22日 | 日記

 

2023ラグビーワールドカップ準決勝。

南アフリカが残り2分30秒でイングランドをうっちゃり、16対15の1点差で決勝進出を決めた。

恐るべき底地力というべきか。

 

決勝は同じ南半球のニュージーランドだ。

キック&ラッシュの今日と違って双方のオープンライン展開が見られるかもしれない。

 

この試合、南アの主将(No2)がレフリーに判定についてよく尋ねていた。

判定に対する異議申し立ては試合後に文書でしかできないが、不服があるようにも見えた。

 

ラグビーでレフェリーは絶対の権限を持つ。

そうでもしないと収拾がつかなくなる。

判定について詳しく知りたい時は主将が聞くことになっている。

 

「何故、ホイッスルなのか。」を尋ねて、その後の試合運びの参考にする。

No2はFWなのでスクラムに関してのことだったのかもしれない。

FWプレーヤーは密集の中にいることが多いのでBacksのペナルティは見えにくい。

 

レフリーもFW出身なのかBacks出身なのかで反則、特にオフサイドの取り方が厳しい人とそうでない人がいたりする。

そのあたりをNo2は探り、大事なエリアで絶対にペナルティを取られられないようメンバーに注意喚起していたのかもしれない。

 

後半、イングランドのスクラムで反則が3つ続くことがあり、それが南アの敵陣でのラインアウトからのトライ(両チーム通じて唯一)に繋がった。

最高レベルのチームでFWに3つ連続は珍しいことだ。

 

レフリーも人の子。

「味方につけろ」とよく言われた。

16人を相手に戦いたくない。