団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

リケジョへ悪影響心配…科学論争なき「場外戦」

2014-04-11 23:59:58 | 日記
研究不正か否かをめぐり、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーと、理研調査委員会が、それぞれ記者会見を開いて主張する異例の展開となったSTAP細胞問題。

 小保方氏の会見はテレビやインターネットの動画サイトで中継され、関心の高さを示したが、識者からは「科学とはかけ離れた印象で、違和感がある」との声も出ている。

 女性研究者の先輩格に当たる東京大の大島まり教授(生体流体工学)は、「科学論争とは違う場外戦の様相を呈している」と指摘する。写真の取り違えなどのミスは認めつつ、捏造や改ざんは認めない小保方氏の姿勢については、「科学の世界では明白な不正。研究不正に関する理研の規定の文言を争っているのは違和感がある」と語った。

 「男性研究者ならこれほど注目されただろうか」とも語り、「理系の女性は少数派。全体に悪影響が及ばないだろうか」と心配を口にした。


「法的ではなく科学者として反証を」

2014-04-11 23:56:36 | 日記
篠原彰・大阪大蛋白(たんぱく)質研究所教授(分子生物学)の話


 小保方晴子氏の不服申立書を読むと、悪意の認定についてなど裁判的な内容になっているが、そういう論争に持ち込むのはおかしい。研究不正ではないという不服申し立てを行うなら、あくまで科学者の立場で今回の疑義に反証してほしかった。特に不正については自身の所有する生データを開示すれば全ての疑義を解消できる。開示できないこと自体、非常に不思議だ。

 STAP細胞を見たと主張するなら、そのデータをきっちり出すべきだ。これだけ疑義がある中では、その実験データ(結果)が正しいという客観的な判断材料(証拠)がないと、主張はなかなか受け入れられない状況だ。

 捏造とされた流用画像に関しては“何らかの意図”がないとできない操作で、単純ミスとはいえない。置き換えたと主張する基の図も、博士論文にあった画像説明を消しており、これも意図的と判断せざるを得ない。再度調査委員会を作ることも申し立てているが、なぜメンバーに法律家集団を希望するのか。外部の科学者に検証してもらう形で再調査を依頼するのが、科学者としては正しいやり方だろう。科学の本質が議論できない状態は非常に残念だ。

小保方氏「基礎的倫理観 身に付いていない」

2014-04-11 23:30:59 | 日記
■蔵田伸雄・北海道大教授(科学技術倫理)

 多くの研究者は、苦労して実験で得たデータをそのまま使って、自分が立てた仮説の正当性を示そうとする。だが、小保方晴子氏はSTAP論文のDNA解析画像でそれをせず、切り張りで見栄えを良くするという安易な道を選んだ。

 これを不正な改竄とした理研に対し、同氏が発表した不服申立書などからは、「どこが悪いのか」という思いがありありとうかがえた。科学者としての基礎的倫理観が身に付いていないと断じざるを得ない。会見では不注意を謝罪したが、不正と認定されるような論文を発表すること自体、知的誠実さに欠けている。

 科学者に必要な研究倫理は通常、大学の教官から「実験ノートを作れ」「リポートや論文はコピペ(丸写し)するな」などと口やかましく言われて学ぶ。

 一方、小保方氏は早稲田大大学院時代の博士論文の冒頭約20ページが、米国の研究機関のホームページの文章のコピペと指摘されている。このような科学者としての資質に欠けるとしか思えない不正が通用してしまい、その倫理観でここまで来てしまったのだろう。

 人間としても科学者としても未熟な人が急に理研の研究ユニットリーダーとなり、成果を焦らされた結果だ。その意味では、小保方氏は犠牲者かもしれない。理研には「お前はまだその器じゃない。もっと学ぶべきことがある」と指導し、育てようとする上司はいなかったのか。 (談)

理研・小保方晴子氏のお涙頂戴会見に対する、著名研究者らの絶句ツイートまとめ

2014-04-11 23:02:37 | 日記

衝撃】理研・小保方晴子氏のお涙頂戴会見に対する、著名研究者らの絶句ツイートまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139703517668348101転記


お気に入り詳細を見る 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2014年4月9日、新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文をめぐる問題について、大阪市内のホテルで記者会見を行った

出典時事ドットコム

お気に入り詳細を見る 小保方氏は、調査報告で研究不正と指摘された点について、不正ではなく「間違いだ」と強調

出典小保方晴子さんが記者会見で謝罪 深々と頭を下げ「本当に申し訳ありませんでした」
弁護士ドットコムトピックス

お気に入り詳細を見る 「STAP細胞は200回以上作製に成功している」と述べ、STAP細胞は存在するとして論文を撤回しない考えを改めて示した

出典NHKニュース

これに対し著名研究者らがツイート

▼東京大学医科学研究所 上昌広特任教授


小保方氏「STAP作製、200回以上成功」 正当性強調 * 1回の実験で一週間くらいはかかるというのに、一体どうなっているんだろう?

小保方さん、記者会見で独立して成功した人がいたと発言。あとは、この話が本当か否かで、小保方さんの話の信頼性は、これで判断出来るだろう。

小保方さんの記者会見で弁護士が、電気泳動の改竄を悪意がないと言っていた。見やすくするためにやったらしい。ただ、見やすくする目的が、論文の編集者や査読者の評価をあげるためだろうから、これは自己利益追求の、通常の意味での悪意に相当すると思う。なんで、弁護団はこんな理屈を考えたのだろう


▼京都大学 中辻憲夫教授


パリで見る報道では、STAP細胞作成方法は存在、次論文として発表、と発言。作成法はNature論文で発表の筈、あれはダミーか偽方法ですか?"@
jseita: "I cannot disclose essential tips (next project)." #STAPgate”

▼京都大学 柳田充弘名誉教授

反論会見をニコニコ動画なるものでみました。最初の謝罪がほとんどのあいさつから弁護士の説明のあいだはずっと涙目で、それが気になってなかなか集中できないのですが、でもたった一人で理研の大組織にたいして自分の意見をいう、その個人の力、胆力というかた達が多いですが、改めて感心しました。

2時間半のうち質問時間が2時間もありましたから多数の質問を小保方さんが対応したわけで体力も気力も充分あるように見えました。研究不正をした実行者と理研の調査委員会の記者会見で名指しされたわけですが、それに対して反論会見をやったことかつて例のないことです。聞いたことありません。

研究不正についてこれで疑いが消えたか、それについてはどうでしょう。ただ、問題はまちがいなく煮詰まったでしょう。STAP細胞を200回も作るのに成功したとか、別な人達が独立で作るのの成功したりという新しい説明もあったりで、どこまで信ずるかは別問題としても、調査委員会を再度やるべき。


▼京都大学 仙石慎太郎准教授

STAP会見をごく一部視聴。率直な感想は、公的研究開発機関は、一流民間企業並みのコーポレート・ガバナンスとりわけ内部統制や人事対応、コンプライアンスの組織的対応が、否応ぬきに求められる時代になったということだ。


▼東大理学部教授 ロバート・ゲラー氏

弁護士:「画像の掲載違いは捏造でない」無理があるね。。。 まぁ、弁護士の仕事だが・・・。

小保方氏の会見の一部しか聞いていなかったが。素朴な印象。その1、本人でなく、代理人が疑惑について議論したのは失点。その2、他分野と言えども代表者クラスの研究者ポスト(ユニットリーダー)として力量・才能・プロフェショナルイズムが足りない。理研の採用はどの根拠に基づいたかを知りたい。

小保方氏の会見についての私の分析。実に、同氏は2つの奮闘をやっている。 
(1)研究者として生き残り、自分の研究の正当性をアピール。ネット世論調査はともかくとし て、彼女は完敗した。 

(2)来る解雇に対しての法廷闘争の環境準備。今日の会見はこの側面でわりと成功した。


▼東京大学先端科学技術研究センター 玉井克哉教授

泣く者は信用できない。これは小生の周囲で一致。

返信 リツイート お気に入りに登録 2014.04.09 22:35

▼慶應義塾大学 中武悠樹助教

真実とか言うなよ。。。事実かどうかしか問題ではない。毎日やってきた、とか、頑張ってきたとか、要らない。

▼元慶應義塾大学医学部・特任助教 尾崎隆氏

海外からの冷たい視線を横に、日本では筆頭著者がかわいそう&許してあげて世論攻勢を受けてSTAP論文も研究チームも存続。そしてSTAPと"RIKEN edit"(捏造する)の俗語とともに、日本のサイエンスは沈没する。めでたしめでたし。 polls.dailynews.yahoo.co.jp/domestic/11241…

小保方晴子「すり寄り作戦」

2014-04-11 22:56:49 | 日記
甘ったるい声で「センセ、センセ。教えてくださぁい」

<「最初はおしゃれできれいなお嬢さんだと思いました。とても明るく社交的でしたし。でも、徐々に違和感が募ってきました。小保方さんは特定の男性に対してだけしつこくすり寄るのです」>

ついにというか、やはりというべきか、疑惑のSTAP細胞騒動の主役・小保方晴子さんにスキャンダル勃発である。先の談話は『週刊文春』に載っている元同僚A氏によるものだが、そのタイトルが「小保方晴子さん乱倫な研究室」。女性週刊誌の『女性セブン』は「小保方晴子さんを踊らせた上司〈ケビン・コスナー〉の寵愛」。果たしてケビン・コスナーとは誰のことなのか。そこにこそ、このいい加減な論文が科学雑誌『ネイチャー』に掲載され、マスメディアが疑いも持たずに「ノーベル賞ものの大発見」と囃し立ててしまったバックグランドがあったのだが、一つ一つ見てみよう。

週刊文春によれば、ハーバード大学の留学を終え、理化学研究所で客員教授になった小保方さんの最初の『ターゲット』は、クローンマウスの専門家である若山照彦氏(46・当時は理研チームリーダーで、現在は山梨大学生命環境学部教授)だったという。

<「若山先生に取り入ろうとする態度が露骨なのです。『センセ、センセ』とずっと追いかけ回すような感じ。甘ったるい声で『教えてくださぁい』と覗き込むときの距離も近すぎて、若山先生も困惑していました」(元同僚A氏)>

若山氏は彼女から食事に誘われても二人だけでは行かないよう気を遣っていたようだが、同じラボには奥さんもいたため、一時は夫婦仲がギクシャクしたこともあったという。

小保方さんのもう一つの謎は金回りの良さだったと、元同僚のB氏が語る。<「研究員は貧乏暮らしが常ですが、彼女は上から下まで、ヴィヴィアン・ウエストを着て決めていた。『わたし、ヴィヴィアンしか着ないの』『本店から案内が送られてくるの』と自慢げに語っていましたね。

でも、いちばんびっくりしたのが彼女の住まいです。彼女は理研に来てから二年間、神戸の高級ホテル『ポートピアホテル』でホテル暮らしをしていたのです」>

週刊文春が調べたところによると、<「同ホテルは最低ランクのシングルルームでロングステイ割引したとしても、一泊七、八千円はかかるという。部屋代だけで月に二十万円超の計算」>になる。

「権威」に庇護されなかなか明るみに出なかった疑惑・疑問

彼女は2012年末にSTAP細胞作製に「成功」するが、ネイチャーに投稿した論文は却下されてしまう。そこでケビンの登場である。彼女はいつの間にか、理研CDBの副センター長である笹井芳樹先生に話を持っていったという。笹井氏(52)は受精卵から作られた万能細胞「ES細胞」の第一人者で、世界で初めてES細胞を神経細胞に分化させることに成功し、わずか36歳で京都大学医学部教授に就任したエリート中のエリートである。

ネイチャー掲載に堪えうる論文を小保方さんが執筆できるはずはなく、実質的に執筆したのは笹井氏ですと科学部記者がこう話す。<「彼女をCDBのユニットリーダーにするよう強く推挙したのが笹井氏といわれています」>

さしたる業績もない30歳の彼女が抜擢されたことで、所内では情実人事ではないかと当初から噂でしたと、現在もCDBに勤務するC氏はいっている。このポストは大学教授とほぼ同等のポストで、給料も800万円以上はあるそうだ。

だが、この世界も複雑で、笹井氏が小保方さんを利用しようとしていたという見方もあるようだ。そのC氏がこう語る。<「笹井先生は、iPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京大教授への対抗心を燃やしていました。二人とも同学年ですが、もともと笹井先生の方が圧倒的にリードしていた。(中略)

ところが、iPS細胞で山中先生が大逆転した。

そんな笹井先生の前に、STAP 細胞という夢の万能細胞をひっさげて現れたのが小保方さんだった。これで一気に山中先生を追い越せると笹井先生は思ったのかもしれません」>

笹井氏の小保方さんへの入れ込み方は相当なものだったようだ。<「疑惑が浮上し始めてから、笹井先生は『僕はケビン・コスナーになる』と語っていたそうです。ケビン・コスナーが主演した『ボディガード』のように、小保方さんを守り続けるという意味なのでしょう」(C氏)>

こうした強力な「庇護」の下で小保方論文は守られ、その疑惑がなかなか明るみに出なかったようである。

「リケジョの星」「おばあちゃんの割烹着」囃したメディアも検証必要

血液病理学が専門の医師で、広島大学名誉教授の難波紘二氏は小保方論文に早い段階から疑義を呈してきた。それもちょっと考えればわかることだったという。<「メディアは、『リケジョの星だ』『おばあちゃんの割烹着だ』などと騒ぎましたが、そもそも割烹着を着ていること自体、研究者としておかしいでしょう。

襟も背中も大きく開いている割烹着では異物混入の可能性もあり、実験には不適切です。またあのお化粧や、つけまつげにしてもそうです。専門家ならすぐに『あの人は何かおかしい』と思うはずです」>

いわれてみればその通りである。だが、メディアは疑うこともなく、割烹着美人だと持ち上げたのだ。ある社の科学部記者はこう語る。「あれだけ理研のビッグネームが揃っているのだから、そんなはずはない、信じたいという気持ちのせめぎ合いで、ある種、金縛り状態になっていたのです。

あそこまで小保方氏を持ち上げておいて、確たる証拠もないまま掌を返して批判すれば、もし本当にSTAP細胞が見つかった時に大変だ、という気持ちもあり、なかなか積極的に動けなかった。(中略)

論文が掲載されたのが、掲載率一割以下という審査の厳しさで知られる科学雑誌『ネイチャー』でした。それに小保方さんは、あのノーベル化学賞の野依良治氏が理事長を務める理化学研究所のユニットリーダー。加えて共著者の笹井氏は、三十代の若さで京大の再生医科学研究所の教授に就任した、その世界では有名な方ですし、同じく共著者の若山照彦・山梨大学教授もマウスを使った実験の世界的な権威。こうした名前の『ブランド力』を妄信してしまった部分はある」>

その上、マウスの背中に人間の耳を培養したことで知られるハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授から引き留められたほどの女性という評価もあったのだろう。

だが、けさ20日(2014年3月)の『朝日新聞』にはこんな記事が載った。<理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に早稲田大に提出した博士論文について、学位審査員だった留学先の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が、英科学誌ネイチャーの関連サイトの取材に「論文のコピーをもらったり、読むように頼まれたりしていない」と話していることがわかった>

こうして彼女ばかりではなく、周りの人間たちのいかがわしさも次々に明るみに出てきているのだ。

小保方絶体絶命。『週刊現代』の「小保方晴子さんは、これからどうなるのか?」で、ベテラン研究員がこういっている。<「ここまで信頼を失ってしまうと、残念ながら、小保方さんはもはや研究者を続けていくことはできません。共同研究など怖くて誰もできませんし、仮に彼女が単独で新論文を発表しても、誰も相手にしない。大逆転があるとすれば、何らかの『奇跡』が起きて、STAP細胞の存在自体が証明されること。そうであって欲しいとは思いますが……」>

第2の佐村河内事件どころではなく、日本の科学界の信用を失墜させたという意味では、かつてない大スキャンダルである。

世間的には有能な人間の集まりと思われていた理研の科学者たちが、たった一人の女性にコロリと騙されてしまったのである。理研はもちろん、マスメディアも含めて、なぜ彼女がこのようなことをしたのかを徹底的に検証し、すべてを公表しなければいけないこと、いうまでもない。