日立造船と住友電気工業は電解型バラスト水処理装置「エコマリン―EC」の船上試験を5月から10月まで実施する。性能確認後、2015年秋の実用化を目指す。高性能フィルターと海水電解技術を組み合わせた。既存の電解型装置と比べ低消費電力で、海水中の50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以上の生物を完全除去できることが特徴。
国際海事機関(IMO)がこのほど実験室レベルでの性能確認を承認したことを受け、実際の船で試験する。1隻に装置を積み、海洋環境に与える影響などを確認。15年夏にIMOの最終承認を取得したい考え。
両社は12年12月、開発に向けエコマリン技術研究組合(大阪市此花区)を設立。同装置の実用化を進めている。
国際海事機関(IMO)がこのほど実験室レベルでの性能確認を承認したことを受け、実際の船で試験する。1隻に装置を積み、海洋環境に与える影響などを確認。15年夏にIMOの最終承認を取得したい考え。
両社は12年12月、開発に向けエコマリン技術研究組合(大阪市此花区)を設立。同装置の実用化を進めている。