ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

「大雪」の中、お勤め果たす!

2008-02-03 17:40:47 | 
雪がしんしん降る中、定例のマラソンを貫徹した。この雪は、3日深夜にも及び10~15センチの積雪となる予想だという。
もちろん、とても寒く冷たい思いをしたが、僕はワンコロのごとく大はしゃぎで、世田谷公園から三軒茶屋方面のぬかるんだ道筋を、転んで怪我をすることもなく走りきった。
屋根や木々には雪が積もっていたけれど、東京の雪なので、道路は人通りの多いところほどシャーペット状になっており、靴の中はもうぐちゃぐちゃである。これが夜半まで降り続くとなると、気温も下がるので、相当積もることになるんだろう。

家の前に置いてあるかわいらしい雪だるまを何件も見た。子供とお父さんが雪合戦をしている風景もあった。しかし、こんな日にランニングしている人など一人もおらず、僕はとんだおバカさんだったかも知れない。車も少なくバスのチェーンの音がやたらうるさかった。

帰りに、さすがに暖をとりたいこともあり、最寄の本屋さんに立ち寄った。目指し帽に汗臭いタオルを巻いた格好で、鼻をズルズルさせているおじさんの出で立ちにつき、いかがなものかとは思ったが、気にしな~い。その代わり今日は漫画本を2冊買ってあげた。(「ぼくらの」第8巻、「蝉時雨のやむ頃」)
「蝉時雨」の方は、「吉田秋生」という方の鎌倉を舞台にした3姉妹の家族モノ。絵が気に入ったのと鎌倉を舞台にした物語であることのため、思い切って買ってみた。
最近買うのはほぼ漫画本のみ。あとは、ほぼ本屋さんにて立ち読み、斜め読み。それで事たれりと思っている。どうしても欲しけりゃ「BOOK OFF」にて兼価にて購入することにしている。新刊で購入するに値する本は中々ないのである。
ここ最近は、そうした才能は漫画の中にあり、と僕は考え、いくつかのめぼしい作品はかかさずチェックし、買う。文筆家が書く小説などからよりも、最近は圧倒的に漫画からテレビドラマや映画化がなされていることからも、漫画の内容の充実振り、質の高さというものが証明されているのではないか。
一時期は酷かったが、最近はキラ星のごとき作品、作家の登場に驚く。

ところでである。その本屋さんの女性向けのコーナーでは「スローセックス」なる本の類が20万部を超えるベストセラーになっているのだという。
僕は、人目もはばからず、そのうちの一冊を手に取りふむふむとページをめくった。まず能書きが長い。挿絵や解説が、なんとも家庭科の教科書のようであったが、懇切丁寧に性の奥義が語られていた。
多分、男性は性に目覚めた興味本位の学生さんくらいしか購入しないだろうと思った。だとすると、ヒットを支えているのは世の女性の方々か。
スローセックス、要するに時間をたっぷりかけて行為を楽しむ。そうしたセックスの作法が、今は少なくなっているのだろうか。であるなら、深刻なのは男性よりも女性の方だろう。男性は出してしまえば事足りる。女性はそうはいかない。
挿絵の中に、仰向けの女性の傍らにひざまずいて女性自身に奉仕する男性の図があって、「片手ではなく両手を使って丁寧に」などと解説してあったが、何かツボを押すマッサージ師のようで笑えた。長い時間をかけ、いったいどんな会話をしながら奉仕し奉仕されるのであろうか・・・。
ただ、いろいろ「参考」になることが多かったので、今度やるときに「実践」してみようか。(苦笑)

今日の夕飯の弁当を買って帰ってきた。大急ぎで着替え風邪だけは引かないよう厚着をし、コタツにもぐりこんだ。そして、漫画本を読むうちにうとうと眠りこけてしまった。さて、ひとっ風呂浴びてくるか。

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