年をとるとともに記憶力や脳の働きが退化してくるというのはわかっていましたが、
それが、ここまでか…と、実感としてしみじみわかる今日この頃です。
学生の頃、特に受験勉強していた頃、切れる刃物のような働きをしていたこの脳みそも、
酒とタバコと、そして怠惰がたたり、すっかり錆びついてしまったようです。
世界史、日本史、倫理社会、古典、漢文、英語でも生物でも、とにかく暗記ものは、
それこそ1日、2日勉強すればすべて脳みそに刷り込まれた。
それで学校の試験なんて平気にクリアしていた。
けれど受験科目以外は、試験が終わればすべて記憶からデリートしていた。
書庫のように整理整頓し蓄積をするという努力を怠ってきました。
結局、大学受験に成功して、それまでキャッシュメモリーに長らく蓄えてきた
膨大な記憶すら、ほぼデリートに近い形で大脳皮質から、一つまた一つと、
はがされていくような日々を送ってしまいました。
そんな繰り返し故に、僕の脳みそは、知識や記憶を末永く留めておくという機能を
失ってしまったようです。
そして最近は、キャッシュに記憶するインターバルさえ日に日に短くなっている。
物忘れ、ど忘れがひどい。
人の名前が出てこない。
ついこないだは、テレビを見ていて〝仲間由紀恵〟の名前が出てこないのにはまいりました…。
後遺症なのか、酒たばこなのか、それとも年齢によるものなのか、
まさか脳の記憶障害とか…
この調子だと「ボケ老人」にでもなってしまうのかと思うくらいに脳みそがおかしい。
かといって脳を鍛える努力もろくにしていない。
流行りのDSで脳内トレーニングでもしようか。
いいやめんどくさい。
天気もいいし会社さぼって自由が丘に遊びに行こう。
気晴らしに紐靴の物色でもしよう。
そうですよね。記憶力のピークは20歳くらいでしょうね。
ものの本によると、脳細胞も毎日のように死滅する細胞と生まれ変わる細胞とがあるようです。
生まれる方が圧倒的に多くそのピークは19~20歳らしいです。
そこを過ぎると段々と死ぬ方が多くなってくる。
今も脳細胞は若返っている。しかし死滅する方が圧倒してるんですよね…
少ない脳細胞を効率的に使うしかありません。
マージャンもいいかも知れませんね。
正確に言うと、いらない昔の記憶ばかりが忘れられず、必要な今の記憶がなかなか入ってくれません
勿論人の名前とかも当然出てこない事があります
でも、その事をマージャンサークルのおばあちゃん達に言ったら「まだ若いのに~」って。
確かに、70代からみれば、まだまだちぇりーも若いんですけどね
枯れていくんでどうしようもないんでしょうね。
その枯渇の速度を緩やかにするために水を差している。
水を差さなくなれば、枯渇はどんどん加速される。
そんな関係なんでしょうかね。
僕も、この年で大丈夫かぁ??と不安に思います。
しょうがないことなんでしょうけど…
自由が丘に行き帰ってきました。「これは!」というのがなかったので買いませんでした。
その代り冬のセーターを1着買ってきました。
カジュアルなやや渋めのものです。
今冬の僕の主役になるかもしれません。
名前が出てこなかったり店名を忘れたり
この歳で大丈夫かしらって思う日々ですよ。
今日は自由が丘で良い靴が見付かったでしょうか?