喪失感に苛まれているのでしょうか。
同じ夢をよく見ます。
ある一定のインターバルをおいてやってきます。
昨夜もそれはやってきました…
大学の学生宿舎の頃の夢です。
ずっと前にも書きましたが、寄宿舎は200名ほどが暮らしています。
大学1年生から大学院生まで。
全部2人部屋で、6畳くらいの広さの鉄筋4階建ての造りです。
僕の学年も40人くらい生活していましたかね。
いつも見る夢は、部屋のドアを開けると、そこにはもう誰もいない。
比較的仲良くしていた同級生の部屋なんです。
物干しのハンガーやカセットテープのケースやいらない雑誌の束が多少散らばっている程度で他は何もありません。
「奴は就職してもうここにはいないんだ…」
しばし僕はその誰もいない部屋に佇んでいます。
捨ててあるLPの表紙を眺めたり〝ミュージックライフ〟をペラペラめくったりしながら佇んでいます。
ふと横を見ると奴がよく来ていた黒の革ジャンやチェック柄のシャツが掛けてある。
「あれっ!?まだいるのかな…」
それとも戻ってくるつもりなのか、などと思っている。
そんなはずはない。すべて置いて言ったもの。いや捨てて行ったものだ。
もうここには戻ってこない。だって奴は就職してしまった。
ここの生活とは〝おさらば〟したんだ。
僕は、いつまで、ここでこうしているのだろう…
こんなたわいもない夢なのです。ドアを開けると誰もいない。
荒涼とした風景。懐かしい香り。そして自分のこと。それだけの夢です。
「喪失感」や「不安」そんなものを象徴しているんでしょう。
こんな夢をみてしまいます。
All You Need Is Love
ちなみに奴はいま、神奈川県に子どもを1人もうけて幸せに暮らしている。
今日は、日差しがやけにまぶしいです。
夢から覚めても、しばらく気持ちがまだそこにあって
なんだか淋しいまま、ボーっとしたり。
最初のブログから順番に読み耽って
やっと追いつきました。
経験ではなく、心のあしあとなんですね。
そんな風に感じました。
僕のブログも思い起こせばもう1年も経ってるんですね。
うっかりして気がつきませんでいた。
ほぼ毎日、ノルマのように自分に課して書いているので、
これを今に至るまで読むというのは相当な忍耐が必要だったに違いありません。
わざわざ追いつくまで読んでいただくなんて身に余る光栄です。
けれど、皆さんに読まれるほど意味があり立派なことを書いてきたという自負は微塵もありません。
それよりこんな僕のつまらないつぶやきによくぞ付き合ってくれました。
本当にありがとうございます。
これからもよろしければ遊びに来てくださいね。
そして忌憚のない感想など記していただければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。