花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

峠の茶屋のダゴ汁定食

2009-02-18 | 紀行
 平成21年2月18日(水)

 熊本市西部に位置する金峰山は夏目漱石の「草枕」で有名な峠の茶屋が今も営業しています。この遍路姿のお方は愛知県ナンバーの車で見えました。



 ここの駐車場や道路際で見つけた看板です。「うろたゆんな」→「慌てるな」「ようと見らんと 死ぬっとぞ」→「良く(左右を)見ないと 死んでしまうぞ」。熊本弁はインパクトがあります(笑)。「馬でお越しの・・」は店主のユーモア精神の旺盛さが伺えます。



 階段を昇ると漱石の「草枕」の一節を刻んだ石碑があります。



 今は熊本市に合併されていますが、以前は飽託(ほうたく)郡河内町でした。

 

 ダゴ汁定食をいただきました。この鍋いっぱいに入っています。(2人前・既に1杯ずつお椀に盛った後です)



 これで1人前600円ばかりでした。

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
漱石もびっくり・・ (縄文人)
2009-02-18 08:21:27
俺の書いた草枕より端的な表現・・・これは面白い。
・・・と、生きていれば言ったかどうか?
なかなか名文(迷文)???
アワ飯、だご汁 これはこれは…縄文人うってつけの御馳走のようです。

「草枕」に纏わる新聞切り抜きがあり、これを見ながら風景を楽しんで、どんこさんの画面に見入っています。
小天温泉に続く石畳の道。
日が傾いてきたので先を急いだ。茶屋で休憩を取りミカンの実る山を抜けると目的地、小天温泉についた、・・・・・・・・。
この峠道は、竹がとてもきれいに鬱蒼と茂り・・・と在る。
『文豪を育てた鍛錬の地』草枕ハイキングコース。

   「山路を登りながら・・・・・・」の峠道→
「鎌研ぎ坂=カマトギサカ」から生まれた・・・と記してある。

    ☆ だご汁 漱石の顔 映りけり
             しゃもじ片手に もう一杯い
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おいと声をかけたが (とんちゃん)
2009-02-18 10:20:29
藁屋根で雰囲気がありますね~峠の茶屋ですか。
「おいと声をかけたが返事がない」そのままの感じです。
店主のユーモアは、「5~6足の草鞋が寂しそうにふらりふらりとゆれる」の世界・・・
ここでいただく「だご汁」美味しかったでしょう。
小天温泉にいかれたのですか?
なんかいい時間が流れていそうな…
景色もいいのでしょう?
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Unknown (pachiri)
2009-02-18 19:08:39
峠の茶屋には入ったことがありません
ダゴ汁とは熊本らしいですね

金峰山は熊本のシンボル、雲のかかり具合で天気予報ので
きる人がおられるようです
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食べたか?? (とん子)
2009-02-18 21:43:54
よう見らんと・・しぬっとぞ・・
 ハイ解りました・・安全運転しま~す・・

ダゴ汁・・なつかしか!!うまかごたるね??

600円それもやすかね~~??

良い雰囲気のところでしたね!!時がゆっくり流れているみたい!!
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Unknown (おぼろ)
2009-02-18 23:53:55
すっかりご無沙汰しました。
やっと日常に戻りつつあります。
金峰山~おおっという感じでだご汁定食をいただいた気になりました。
熊本の名物をこんな風に紹介していただけるとなんだか嬉しいですね。
だご汁は亡くなった父の大好物で、毎月の命日には作ります。私は味噌が多いのですが、おすまし…いいですね。
金峰山、山頂から眺める景色は大好きです。
もう少ししたら、つわなどの山菜を取りに出かけますが歩いて上るには少々しんどくなりました。
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美味しそうです (ももまこばば)
2009-02-19 00:03:07
素朴そのものですね。飽食の時代、こんな食事にあこがれますね。温まれたことでしょう。
いつも奥様と一緒でいいですね。お大事になさいませ。
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漱石が (どんこ)
2009-02-19 10:00:55
縄文人さん

熊本にいたのは4年3ヶ月くらいですが
第五高等学校教授としてだけでなく
文学者として多くの足跡を残してくれました。
熊本を「森の都」と名付けたのも漱石です。

文豪が「草枕」で記述している雰囲気は
今も界隈にかすかに残っています。

小天温泉は旧小天村の地名に由来します。旧玉水村と合併し、天水町と名称を変え、今は玉名市に併合されています。
那古井館は装いを変え、今も営業しています。

小高い丘には「草枕温泉」と呼ばれる温泉浴場が出来、
有明海に沈む夕日を眺められる露天風呂が
人気を呼んでします。

吟歌、ありがとうございました。
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今まで (どんこ)
2009-02-19 10:16:17
とんちゃんさん

何回も通りながら寄らずに通り過ごしていました。
こんなに安くて、美味しいダゴ汁が食べられるのなら
もっと早く寄っておけばと後悔したほどです(笑)。
量的にも多いので、単品でもいいかもしれません。

ちょっとタイムスリップするようなひとときを
過ごせる場所です。

どんこの所から行け途中に温泉はあります。
↑の縄文人さんへのコメント返しで紹介しましたように
合併したたために「小天」の名称が「天水」に変わっています。
小天村の「天」と玉水村の「水」を取った町名になりました。
玉名郡天水町から今は玉名市天水町になっています。
俳優の笠智衆は旧小天村の出身で、今も生家のお寺で年に1回、映画祭が催されています。
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いつも (どんこ)
2009-02-19 10:19:55
pachiriさん

横目で見ながら通り過ぎていましたが
寄った甲斐がありました。
お店の方もとても感じが良かったです。
機会があれば、馬をつなぐ場所もありますので(笑)。
立ち寄ってみてくださいね。
新しい発見をされるはずですよ。
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看板が (どんこ)
2009-02-19 10:28:03
とん子さん

早速効きましたね。
安全運転をお互い実行していきましょうね。

まだまだ熊本には安くて旨かもんがいっぱいありますばい。

熊本城の本丸御殿も出来上がっているので
是非熊本見物においでください。
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