2才新馬戦レポート （５）

7/5　福島６Ｒ　勝ったダノンベルベールは出は普通もダッシュが今ひとつ。　後退してから大外を回しての差しきり勝ちと、派手な初戦となった。　メンバーに恵まれた感もあるが、才能は感じさせるね。　ラヴリードリームは番手からソツなく乗られての２着。新馬向きだったと思う。
　阪神４Ｒ　ウララカがハナを切り、エーシンワンダーズが番手。共にいいレースはしたが、勝ったデグラーティアは４番手から定石通りの追い上げで、ゴール前抜け出した。　実に完成度の高いレースぶりだが、やはり早熟タイプだろうとは思う。　エーシンの渋太さも一応の評価。　ハッピーパレードは行く脚をつけるところで鋏まれる不利もあって、今日は完敗。
　函館５Ｒ　阪神でワイルドラッシュ産駒のウララカが逃げたが、こちらもワイルドラッシュのキョウエイエルメスがハナを切った。　勝ったルシュクルは牧場当時から評価の高かった馬で、母はあの北米Ｇ１２勝馬アンブライドルズソングの全妹という良血馬。　バクシンオーだけに距離面の限りはあるかもしれないが、楽しみな馬である。　レッドリップスは危惧した通り気性面に不安あるね。
ダノンベルベール　　　Ａ☆☆☆☆　　　　Ｂ☆☆　　　　Ｃ
デグラーティア　　　　　　☆☆☆☆　　　　　☆
ルシュクル　　　　　　　　☆☆☆　　　　　　　☆
　　　　　　　　（Ａ＝レース内容　　Ｂ＝重賞期待値　　Ｃ＝Ｇ１期待値）