まずは山吹賞。 大方の予想通り２頭の一騎打ちとなった。 ネオは北村が時折見せる「大楽」態勢だったが、ウマザイルの２走前を再現するかのように、ゴール前で捕まった。 しかし徐々に馬が良くなっている印象はある。 これを差し切ったキタサンアミーゴ。 さすが弥生賞４着という感じだが、小柄なだけに激戦の反動がなければいいが。 次は京都新聞杯と予想するが、どうだろう。 敗れたネオは難しいね。 中１週で山藤という手もあるが、青葉へぶつけるのか（出られればだが）しかし二四はチト長いか。
阪神の６Ｒ。 私も書いたようにスローペース見え見えだったが、なんと千ｍ通過が67.0という有様。 その割に逃げたリアルプリンスは惨敗で、バアゼルリバーが差し切った。 たしかに前走は物凄い勝ちっぷりだったけど、昇級でいきなりとは。 新馬で今日も出てるニシノホウギョクに負けた馬だが、結構本物っぽいね。 青葉賞へ来そうだよな。 ２着にロードメダリストで、結局前走ダートを走った馬同士だった。
マーガレットＳ。 池添のセブンシークィーンが徹底先行。 カヴァリエも行く構えは見せたけど、ちょっとキツイ形になった。 バンガロールは中団の外から本命らしいレースではあったけど、意外に伸びず。 ２走ボケって感じなんだけど、ちょっとトーンダウンだね。 エイシンタイガーは例によってブイブイいわせたけど、これまた例によってゴール前で「遠慮」した。 でも馬主孝行ではあるよね。 勝ったラインブラッドは前走たしかに鮮やかだったけど、やや恵まれた感じもあって、今回も穴となった。 千両賞ではリーチザクラウンと逃げ争ったくらいの馬なんだけど、差しの方がいいということなんだろう。 ３勝馬となったからには、胸を張ってＮＨＫマイルへ行くことになる。
今日の３才戦は、５月への夢を架けるレースでもある。 中山の山吹賞は、ネオレボルーションとキタサンアミーゴの対決。 実績ではキタサンだが、ネオにとって中山は庭のようなもの。 メジロワーロック、トレジャーバトル、ロードバンサーらが一角崩しを狙うが、ノアブレイクの前走も鮮やかだった。 もしネオが勝てば、青葉かプリンシパル。 キタサンが勝てば京都新聞かな。
阪神６Ｒの二四戦は当然勝てば青葉へ名乗りを上げそうだ。 徹底先行のいないメンバー。 １枠を引いたニシノホウギョクも出て行くだろうし、外からリアルプリンスが逃げるのかなァ。 どっちにしろ距離を考えても、かなりのスローになりそうだ。 武豊のブルーモーリシャスあたりがマクッて出るかもしれぬ。 ゴール前もつれれば、シゲルエボシダケやスペシャルシンガーの決め手がコワイかな。
マーガレットＳは当然ＮＨＫマイルへのステップ。 バンガロールの評判がやけにいい。 たしかに久しぶりの前走は力の違いを感じさせたし、今週の追い切りがまた秀逸。 ここを勝ったら、Ｇ１でも有力馬に浮上してきそうだ。 休養明けとなるカヴァリエは、やや荒削りな印象も、能力の高さはかなりのもの。今日はレーススタイルも含めて注目される。 同じく明けのエイシンタイガー。 安定感はこの世代でも屈指か。 コロナドズクエストだし、振り向きざまでも走れるタイプかな。 来週のＮＺＴではなく、こちらへ来ただけに、それなりの意図も汲み取りたい。 ３才のこの時期は、一戦の結果でエライ違いとなる。 幸あれ。
