Chezdan Project BLOG(シェダン プロジェクト ブログ)

2005年12月,セキスイハイムの「シェダン」で自宅を建てました。住まいの事や日々の暮らしについて記します。

インテリア打合せ

2005年10月30日 | 内装・設備・インテリア
2005.10.30

妻の風邪はなかなか回復せず、熱が上がったり下がったりを繰り返しています。
さてそんな中、きょうはなかなか充実したスケジュールの休日となりました。

【1】叔父夫婦の家が据付(写真)
雨や雪が降るのではないかと心配していましたが、どうにか空もようにも恵まれ、予定通り叔父夫婦宅の据付工事が行われたので見に行ってきました。
叔父宅はハイムの「ノースワードJX」という、外壁が総タイル仕様の家です。ノースワードはシェダンと違い、すでに工場で外壁が張られて来るので、据付が完了したときには外観がほとんどできあがっています。しかも朝から始まり午後には作業が終わってしまうというスピーディーさで、これには舌を巻きます。

白を基調としたタイルと濃いめの色の庇が、なかなかシブいコントラストを出していて、なんとなく「大人っぽい家」だなぁと思いました。
完成・引渡しは、来年1月の頭ぐらいとのことです。


【2】冬タイヤの装着
家づくりとは関係ありませんが、このあと車のタイヤ交換をしました。
いつもなら雪が降ってからあわてて履き替えていましたが、今年の冬は引っ越しなどのためあれこれ忙しそうなので、早めにスタッドレスタイヤに交換しました。
夫婦2台分を一人で一気にやったのでちょっと腰が痛い感じですが、これでいつでも雪が降り積ってもバッチリ大丈夫です。

【3】インテリア打ち合わせ
そして午後から風邪の妻を連れ出しハイムのオフィスに行き、インテリア担当の方と打ち合わせをしました。
あらかじめ照明器具のプランを作っていただきましたが(↓下の写真)、これがまた丁寧に写真を切り貼りして作られた提案書で、我が家のどの部分にどのタイプの照明を付けるか一目で分かるようになっています。ほぼプランどおりの仕様でお願いすることにしました。


引き続きカーテンをどれにするか決めるのですが、ここはキッチン同様妻の勝負どころです。
それにしても種類が豊富でホントに目移りしてしまいます。彼女はうんうんうなりながらじっくり品定めをして、にぎやかな花柄のカーテンを選びました。このほか窓によってはカーテンだけでなくブラインドやシェードにしている箇所もあります。

照明もカーテンも一応思うままに指定はしましたが、価格が相当オーバーする場合は、仕様変更や施主支給といった「コストダウン作戦」をすることになるかも知れません。

工事打合せ

2005年10月30日 | 木工事
2005.10.29

本日は朝から工事の打ち合わせです。風邪で絶不調の妻と現場に向かいました。
設計や工事の担当者の方々の立ち会いのもと、コンセント位置や建具の種類、棚の高さなど、細部にわたり一つ一つ確認します。だいたい2時間ぐらいかけて見て回りました。
今まで図面上だけでしかイメージできなかったものが実際に形になっていくので、うれしくて仕方ありません。

しかし想像以上のところもたくさんあれば、「あれっ?」と思う部分も確かにあります。追加や変更ができるかどうか、この機会にきっちり打ち合わせて、引き続き工事を進めていくわけです。
妻の意向で若干変更した部分もありますが、おおむね当初の設計通り進めていただくことになりました。
感心するのは、私たちの無理っぽい意見でも、スタッフの方たちは頭から否定することなく実現に近づけるよう努力をしてくれることです。

この日現場では、壁や天井の石こうボードがすべて張られたほか、洗面台や吊り戸棚が取り付けられました。(写真:洗面台=エイジレスST洗面12)

家づくりを始めるまでは、きっと大工さんは昔気質で、私たちが現場に行ったら「黙って見てろ!」という感じなのだろうと勝手に恐れていました(笑)。
しかしそんなことはなく、現場に私たちがいれば、ちょっとした板一枚でも使い勝手を聞きながら加工してくれます。

大工さんの技、そして気配りが随所に光っていました。

建具あれこれ

2005年10月28日 | 木工事
2005.10.28

あれやこれやと忙しく、ちょっと日記もサボってしまいました。

さてきょうは数日ぶりに会社帰りに現場に立ち寄ってみました。20時を過ぎていましたが、まだ大工さんは作業中でした。ホントにご苦労様です。
そこで中をさら~っと見て回りましたが、リビングの戸や妻壁収納の棚など、いくつかの建具が取り付けられていました。

またキッチンとユーティリティの間に付けられていた、高さ170cm程の低かった引き戸が、高いタイプの戸に付け替えられていました。
このほか2階のクローゼットや納戸にフローリングの床が施されていました。

ちなみにこの週末は、工事やインテリアについての打ち合わせがあります。そして叔父宅のノースワードがついに据付の日を迎えます。予報では曇りや雨、もしかすると雪が降るとか。
…天気が気にかかりますね。

勇み足・物置

2005年10月24日 | 手続き
2005.10.24

(写真)着工する半年前の現場

先日あるホームセンターに行きました。
そこの駐車場の片隅に現品限りの物置やガレージが展示即売されていたので、「新居に合わせて物置も用意しなくては…」と思いちょっと物色したところ、さっそく気に入った物がありました。

その物置はなかなか売れなかったのか、3回ぐらい価格が下げられた値札が付いていました。
そこそこ安くて丈夫そうだし、何でもたっぷり入りそうな大きさで、もちろん設置工事費込みです。すぐさまサービスカウンターに購入を申し入れたのですが、やにわに妻に聞かれました。
「もう新居の土地に置いても大丈夫なの?」

…引き渡しまであと1か月以上もあります。あわててハイムの工事担当者の方に電話しました。
返答によると、役所の確認申請の関係上、敷地内に別に建物があるのはマズいとのこと。
我ながら不勉強ゆえの勇み足です。

新居に住めるようになるのは12月ですが、ホームセンターによると、真冬の施工は原則としてムリということです。
なんとか拝み倒して、施工を新居完成の頃に延ばしてもらえるようになりました。
ただ施工の際は置く場所に雪が積もっていないようにしておかなくてはいけないという条件付きです。

そんなわけで、ここで一句。
「物置は 買っても置いとく 場所がない」

冬を前にした家づくりの準備には、注意が必要です。

花火大会

2005年10月23日 | できごと・考えごと
2005.10.23

こんな晩秋の夜に、どういうわけか花火大会が開かれていました。
ずいぶん遠いところで打ち上げられていましたが、我が家の現場からは眺めもバッチリ。

ところできょうは、友だち二人を作業中の現場に案内しました。
そうです、見せびらかしたかったのです(笑)。
まだ何にも完成もしていないのに、私はもうすっかり住人気取りで夢中でご案内。友だちもあちこち見入って、喜んでくれたようです。

先日は「暖かさ」を体感しましたが、きょうは「音」について気づきました。
家の前は交通量の多い道路があるので、騒音について心配していたのですが、そこは《シェダン》。
分厚い断熱材で、気密性能がトップクラスとされるだけに、何となく車の走行音が聞こえる程度でかなり静か。
これならばまったく及第点です。よかった…

現場に潜入

2005年10月20日 | 木工事
2005.10.20

今回は《写真構成》で書いてみます。


今夜も現場に立ち寄ってみました。
もう誰もいないだろうと思っていたのですが、ちょうど大工さんが引き揚げるときだったのでむりやり中を見せてもらいました。

 
↑リビングを2方向から撮影
一か所に集められていた部材が、それぞれ移されたので、室内がちょっとだけスッキリしていました。
完成した様子を一人で思い描きニタニタ…。
室内はすべて「ライトハニー」という色調で統一しています。木の質感でいちばん自然な色合いということで意見が一致しました。

さてまもなく11月。私の住むまちでは朝晩の冷え込みが本格的になってきましたが、建物に入って感じたのが「暖かさ」です。
昼間の暖かさがまだかなり保たれていて、その断熱性や気密性の良さにちょっと感動。


シェダンは、骨組みを内側と外側から分厚い断熱材でサンドイッチしています。
このため壁の厚さが30cmぐらいあるので、サッシ回りは出窓っぽい作りになっています。


基礎断熱の床下は土間コンクリートで、放熱器や換気システムの機器が置かれています。我が家にとっては暖房・換気のためのとても重要な部分となります。
床下の深さは40cmほどしかなく、私なんかは身動きがとれませんが、業者の方は特殊な道具を使いスイスイと動き回れるのだそうです。


階段の手すりは、妻の強い希望でオープン仕様にしました。何気なく選んでしまったのですが、腰壁仕様と比べ施工が大変で、大工さん泣かせなのだそうです。
でもそれだけに、仕上がった感じは開放的でステキでしょう。たぶん。

この日は時間を忘れて現場をすみずみまで見入ってしまいました。
なんだかうれしくて、本当はここで寝泊まりしたいぐらい…。
そんな気持ちで現場を後にしました。


木工事スタート

2005年10月19日 | 木工事
2005.10.19

※写真は据付日に撮影(階段部分)

きょうから大工さんが入る…ということで、やっとの思いで仕事を済ませ現場に寄ってみたらもう20時近く。
作業はとっくに終わってきっちり施錠されていました。
例によって懐中電灯を照らしながら窓をのぞくと、大工さんたちが使うありとあらゆる工具が所狭しと準備されていました。

8割が工場ですでに生産されてくるセキスイハイム。
とはいえ現場にはたくさんの建材が運び込まれ、一つ一つ手作業で木工事が進められます。
いかに家づくりが手間や費用がかかる事なのかを改めて実感します。
大工さんをはじめ作業スタッフの皆さんには頭が下がるばかりです。

木工事の工程表

2005年10月18日 | 木工事
2005.10.18

きのう据付後の工事工程表が自宅に届きました。営業担当の方が夜にも関わらず持ってきてくれました。ありがとうございます。

A3判のどうって事のない一枚の紙なんですが、私にとっては大きな意味を持っています。
大工さんが入る「木工事」から「完成・引き渡し」までのスケジュールが一連で書き込まれているからです。
木工事は10月19日から開始。引き渡しは11月30日の予定となっています。
特に11月下旬は、左官や内装、設備など、工事が一気にたたみ込まれています。
スタッフの方たちは迷惑かと思いますが、ちょくちょくおじゃまして見学したいなぁと、たくらんでいます。

長い人生の中で、この1~2か月なんてほんのわずかな時間でしかありません。
ですが、なんだか今はとっても長く感じてしまいます。
早くできないかなーと、待ちこがれている今日この頃です。

雪対策にむけて

2005年10月16日 | 雪対策
2005.10.16

日曜のきょうは家から一歩も外に出ていません。久々にゴロゴロさせていただきました。
ここしばらくは必ず毎日現場に立ち寄っていたのですが、さすがに疲れてきたので本日はひと休みでございます。
日記もサボろうと思いましたが、やっぱり書くことにしました。

さて、新居の前の道路はとても交通量が多く、一日を通して騒音が響いています。
車の出し入れをしやすく、かつ少しでも騒音を避けることができたらと、建物をできるだけ道路から離れた位置に置いています。

しかしこのため、玄関前から道路までの距離が13mもあるのです。これが意外と大変。
それは、私の住んでいるまちはとりわけ雪が多いので、家の周囲の除雪をどうするのかが目下悩みのタネなんです。
家の前がゆったりしているということは、雪捨て場の確保は大丈夫ですがそれだけ雪かきも大仕事になります。

今は若いのでどうにかなるかと思いますが、老後のことを考えるとやはり不安な部分もあります。
ひとまずこの冬は、歩くところや車の入る場所だけ適当にハネて乗り切っていこうと思います。
とにかく冬を一度過ごしてみて、雪の処理や暖房の具合など、いろいろと検証しながら工夫したいなと考えています。

間取りの条件

2005年10月15日 | できごと・考えごと
2005.10.15

(写真)初期のプランのパース図面
ここ数日、工事は行われていないようです。どうやら木工事は10月20日ごろから始まるらしいとのことです。

さて、間取りプランはだいたい10回くらい変更しながら煮詰めていきました。
人によっては30回以上もやり直す場合もあるそうです。

家づくりを始めるまでは、注文住宅なら自分の思いのままに間取りを決められると思っていましたが、実際はなかなか難しいということを知りました。
とにかく限られた予算と建坪、そして構造という制約の中では「あちらを立てれば、こちらを引っ込めるしかない」という現実に直面します。

ただ、大切なのは「これだけはゆずりたくない」的な要件を持っておくことだと思います。これがないと、計画自体が誰のためにあるのか分からなくなってしまいます。そこで我が家の場合は…

▼リビングともう一部屋は切り離す。
▼階段の形状は「L字」にする。(「コの字」は避けたい)
▼洗面台と脱衣場を仕切る。
▼2階にトイレを設置。
▼できる限りの収納スペース。

という必要条件はどうにか満たされました。
1階はリビングと洋室を切り離す必要があったので、玄関が中央部に位置しています。
リビングと玄関土間の幅を広くしたのでとても満足していますが、そのため洋室1の広さがなかなか確保できませんでした。(本当は8帖以上ほしかった)

浴室は1.25坪タイプが希望でしたが予算&建坪の関係で早々にあきらめました。
2階はベランダが結構広くなっています。本当はもう一部屋ここに設けたかったのですが、建坪が増えることと外観上の理由からこうなりました。

これまで家づくりについて数社打ち合わせたり調べたりして感じたのは、住まいの自由度が高いのは木造の在来工法だということです。
間取りに関しては如意となり、自分だけのユニークな家づくりを目指すという方にはもってこいかと思われます、たぶん。
それに比べるとハイムは規格的な要素が強いのは否めませんが、なにしろ構造の強さや性能の高さが光っていて、私と妻はそこに期待を寄せているのです。

家を建てるには、メーカーが多くて本当に迷いますが、つまりそれだけ選択肢があるということだと思います。

新居の住所

2005年10月14日 | 手続き
2005.10.14

住宅を建てるということは、各関係機関へのさまざまな手続きが必要になります。
それでもややこしい手続きはメーカーが代行するのでとても助かっています。

きのう役所から新居の住居番号の通知書が思いがけず届きました。きっと我が家の営業担当の方が事前に手配して下さったのだと思います。しかし文書を見ると、私の名前が1文字足りなく記されていました。手続き上あとで問題が発生したらこりゃ大変と、きょう役所の担当部署に出向いて確認してきました。

10分ほど待たされたので、てっきり再発行されるものと思いきや、受け取った書類を見ると、持参した紙に1文字書き足してあるだけでした。
…なるほど。

やや拍子抜けの感じではありましたが、とにかくこれで新居の住所・番地が決定したわけです。

シェダンは暖かい?

2005年10月13日 | できごと・考えごと
2005.10.13

まだ木工事は本格的に始まっていません。
これからの工事がどんな日程なのか分かりませんが、まぁ気長に待つこととします。

一応予定では11月末の引き渡しです。それから1か月ぐらいかけて引っ越すことにしています。
とにかく年の瀬でバタバタしそうですが、いま住んでいる寒くて古い貸家から脱出できるので、とっても嬉しいです。

あちこちから「シェダンは暖かいよ」と耳にするので、期待も大きくなっています。
しかし最初の年は地盤の温度が安定しないため、やや寒かったり燃費がかさんだりするのだそうです。

我が家は暖房・給湯は灯油ボイラーでまかなうことにしています。また太陽光発電は導入していません。
確実にやってくる冬、追い打ちをかける昨今の原油高。そして家全体を暖める大がかりなセントラルヒーティング。
さて、この冬の暖房費がどれくらいになりますか…。ちょっと不安と期待があります。

はだかの家

2005年10月12日 | 据付工事
2005.10.12

据付以降、建物の外観はほとんど同じで、相変わらずの“白装束”姿です。
早く外壁が施されたらいいなぁと思いをはせております。

さて、仕事を終えて現場に立ち寄るのはいつも夜…。
当然もう鍵がかかっています。でも何とか内部の状況を確かめたいので、懐中電灯を照らしながら窓をのぞきこんでいます。

どうも道行く人たちからは怪しまれているようですが、この際気にしません。
しかし必死にのぞいてみても、何がどうなっているのかよく分からずもどかしいです。
あと数ヶ月もすれば、イヤというほど家の中を見ることになるのに。
とにかくせっかちな自分に気づきます。

引き戸の謎

2005年10月11日 | 据付工事
2005.10.11

まもなく木工事が始まります。
各部屋にはあらゆる資材・建材が運び込まれ、足の踏み場もありません。家一軒建てるのにどれだけたくさんの部材が必要なのか実感しました。

あちこち見て回ると一部疑問な点を発見しました。
キッチンからサニタリーへ向かう入口だけが、なぜか小さいサイズになっていたのです。通過するとちょっと頭をかすめる高さです。

きっとこれには大きな理由があると思い確認したところ、設計時、階段の下まで戸が引き込まれると想定したためこの戸になったようです。
実際には階段に当たらないことが分かったので、通常のサイズの引き戸に変更してもらいました。ひと安心です。

屋根は…

2005年10月10日 | 据付工事
2005.10.09

屋根やバルコニーの表面には「DNシート」なる厚さ2mmの防水シートが張られています。すこぶる防水性能が高いんだそうです。スコップで突いたら破れるおそれがあるので、雪下ろしが必要な住宅には不向きですが、鉄骨ユニットのハイムなら雪降ろしが不必要なので大丈夫とのこと。

建築する前DNシートについては、ビニールみたいにフニャフニャした軟弱な質感をイメージしていましたが、施工され実際に爪で弾くとカチンカチンという音。思いのほか硬めの材質でなかなか丈夫そうです。安心しました。

(写真)屋根にはアンテナ架台が設置されました。フラットな屋根だから実現できるこのタイプ、とてもスタイリッシュで個人的には非常に気に入っています。しかし架台の長さは1mちょっとぐらいでしょうか。積雪で支障が出なければ良いのですが…。

ここには地上波VHF・UHFとCSのアンテナを取り付けます。地上波デジタルが始まったら、ゆくゆくはVHFアンテナは要らなくなるので新品を買うかどうか迷っているのですが…。