Chezdan Project BLOG(シェダン プロジェクト ブログ)

2005年12月,セキスイハイムの「シェダン」で自宅を建てました。住まいの事や日々の暮らしについて記します。

間取りの条件

2005年10月15日 | できごと・考えごと
2005.10.15

(写真)初期のプランのパース図面
ここ数日、工事は行われていないようです。どうやら木工事は10月20日ごろから始まるらしいとのことです。

さて、間取りプランはだいたい10回くらい変更しながら煮詰めていきました。
人によっては30回以上もやり直す場合もあるそうです。

家づくりを始めるまでは、注文住宅なら自分の思いのままに間取りを決められると思っていましたが、実際はなかなか難しいということを知りました。
とにかく限られた予算と建坪、そして構造という制約の中では「あちらを立てれば、こちらを引っ込めるしかない」という現実に直面します。

ただ、大切なのは「これだけはゆずりたくない」的な要件を持っておくことだと思います。これがないと、計画自体が誰のためにあるのか分からなくなってしまいます。そこで我が家の場合は…

▼リビングともう一部屋は切り離す。
▼階段の形状は「L字」にする。(「コの字」は避けたい)
▼洗面台と脱衣場を仕切る。
▼2階にトイレを設置。
▼できる限りの収納スペース。

という必要条件はどうにか満たされました。
1階はリビングと洋室を切り離す必要があったので、玄関が中央部に位置しています。
リビングと玄関土間の幅を広くしたのでとても満足していますが、そのため洋室1の広さがなかなか確保できませんでした。(本当は8帖以上ほしかった)

浴室は1.25坪タイプが希望でしたが予算&建坪の関係で早々にあきらめました。
2階はベランダが結構広くなっています。本当はもう一部屋ここに設けたかったのですが、建坪が増えることと外観上の理由からこうなりました。

これまで家づくりについて数社打ち合わせたり調べたりして感じたのは、住まいの自由度が高いのは木造の在来工法だということです。
間取りに関しては如意となり、自分だけのユニークな家づくりを目指すという方にはもってこいかと思われます、たぶん。
それに比べるとハイムは規格的な要素が強いのは否めませんが、なにしろ構造の強さや性能の高さが光っていて、私と妻はそこに期待を寄せているのです。

家を建てるには、メーカーが多くて本当に迷いますが、つまりそれだけ選択肢があるということだと思います。