farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

農業の生徒になって

2018-11-17 06:10:15 | Weblog

京都からユーターンして早15年、

もうすっかり地のおばあさんです。

いろいろ戸惑う気持ちをブログに書きなぐるように、こころを収めてきました。

勇んで農協主催の野菜の一期生として学んでいたのもこないだのようです。

新しい夢と希望を持って臨んでいたと思います。

しかし現実は甘くないのは、常です。

色んなへえー、びっくりに出会い、自分をも土と同様に練ったり、起こしたりと多忙の連続でした。

野菜の学校の友が、キャベツの青虫を手で退治するという荒手法にびっくりするほどでした。

私にはそんなことできないと思っていました。

しかし歳月は私を鍛えなおします。

昨朝、朝母と畑に出かけ、母のこぼす青虫を見つけ、ひょいと私捕殺しました。

あんなにいやだったことが、できるのです。

自分にびっくりの自己発見でした。

そんなにかわいそうと言っておれないのです。

いつも食べられるか、食べるかと戦いなのだと、今になって納得。人間世界においても掘り下げていけば戦争に行きつき、

すっとんと納得。

こんな中でいろんな音楽、美術など文化的な行為で人間は心を静かに保っているのだろうな。

人間が作り出す様々な矛盾にいろんな社会的装置を作り出し、私達は、ああだ、こうだと言いながら時をもっとうしていくのだと

やけに納得しているおばあさんの私がこの秋を眺めています。

早朝、東南の空にまだ光っている星に救われます。

遠い遠い、宇宙空間の中の一粒でもある人間の私達と思えばいいわ。

イノシシは見事に田を鋤いてくれています

青虫も必死に蝶になろうとキャベツを齧っていた。

ついにその青虫君を殺してしまった罪悪感が残ります。

そんな思いをするか寒空に輝く星星や月や太陽に、音楽や絵画などに心惹かれるのだと納得したプラス1の深まりゆく秋、

農婦になって15年の歳月です。

深夜日本農書をめくるのが楽しい。

先人達の農への取り組み方、生き方が記録されていて、面白いです。

その中で、綿の作り方も丁寧いに説明されていて、時間があればの綿の扱いの参考になります。

昔からコットンはめん綿と作っておられたのです。

優しい感触の手仕事、楽しんで居ます。ふわふわで誰かを包みたいです。

今日は手荒なニンニクの植え付け。

おそいですが、ドンマイ。私のやり方です。It 's MY WAy.

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