Ｉ ｈｏｐｅ ｍｙ ｐｌａｙｅｒｓ ｅｎｊｏｙ

ＮＢＡプレーオフは東のカンファレンス・ファイナル第６戦が行なわれ、
デトロイト・ピストンズが９１－６６とマイアミ・ヒートに圧勝、対戦成績
を３勝３敗とし、決着は第７戦に持ち越された。

ヒートは核弾頭のドゥエイン・ウエイドを右脇腹の負傷で欠いていた。彼は試合前に
２０分ほどシュートやドリブルの練習をしたが、試合出場は見送っていた。
ピストンズのＲ・ウォーレス曰く、「まるで別のチームみたいだったな。ぺネトレイトし
て来るヤツが居なかったからな」

最終戦を占う上では、今日の試合はあまり参考になりそうもないが、僕は第７戦の
カギを握るのは、ピストンズではラシードとビッグ・ベン・・・二人のウォーレスだと考
えている。
ラシードは、このシリーズで３回テクニカル・ファールをくらっている。感情のコントロ
ールを課題とされて久しいラシードだが、ここに来てその不安がまた顔を覗かせて
いる様に感じられる。
ビッグ・ベンは、このシリーズに入ってフリースロー成功率が極端に悪くなっている
事が気懸かりだ（３２％）。彼は得点を期待されている選手ではないが、彼もオフェ
ンスに積極的に参加しなければピストンズの勝利は見えて来ないのでは・・・そん
な風に考えてるのは僕だけだろうか。
一方のヒートは、スターターに怪我人が続出している事が不安材料だ。今日もエデ
ィー・ジョーンズが第３Ｑに右目付近を切って、傷口を縫ったとの事である。でも、こ
こまで来て何処も痛くない選手なんか居ないだろうし、痛いとか言ってたらＮＢＡで
はやって行けないのかもしれない。

最後に、ピストンズのラリー・ブラウンＨＣのコメントを載っけておきます。

「私は長い間コーチをやってるが、どちらかが負けてシーズンを終わらねばならない
のは嫌なものだ。でも、こういう状況は何度も経験できるものではない。コーチはナ
ーバスになる所だが、選手たちは楽しんで欲しいと思う」