呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

十勝幌尻岳(1864m)

2010年05月03日 | 北海道の山
【十勝幌尻岳(1864m)山頂は先端】

 明るくなった朝も強風が吹いています。でも空は晴れていて遠くは霞がかかったようにぼんやりしています。テントを撤収して全て担いで壺足で出発します。今日は息切れがしません。やはり最近山行が少なかったからかなと思います。途中、1472m付近でテントを張った空身の男性が追い越して行きました。

 私がテントを張った100m程上に整地されて周囲を少しブロックを積んだテント跡がありました。2人組は既に出発したようです。私のようにだらだらしていないのは頼もしい限りです。

 たまに、風でじっとしなければならない時もありますが、耐風姿勢を取る程ではありません。風も暖かなので助かります。樹林帯が終わる頃、単独の男性が引き返して来ました。山頂は風がすごいと言い残して下って行きました。

 2時間半程で順調に山頂に着くと風は強いですが、写真は何とか撮れます。春霞で遠くはかすんでいます。山頂を堪能してから快適に下ります。下り途中で中高年カップルが休んでいました。単独の男性は山頂手前の登りがヤバイと告げたそうです。??です。

 下りは、快適ですが所々ズボッと潜ります。稜線付近で落ちた穴を覗くと深さは2m以上ありましたが、雪が裂けていて雪庇が落ちる境界が見えたように思えました。夏山登山口方面へトレースが分かれる所以降は壺足はズボズボ入るのでスノーシューを着けて下ります。

 どこを下っても良いので、826m付近でスノーシューの練習も兼ねて登りの時より右への大回りでトラバース気味に下ってみます。雪が腐っているので歯がきかず半分ズルズル滑りながら下ります。5時間半でヒュッテ近くの車に辿り着きました。ヒュッテのノートで苫小牧の男性(写経さん)の記述を確認してから帰途につきました。

【山頂に向かいます】

【雪庇はしっかりして居そうですが・・・】
【先端が頂上】
【山頂に着きました】


【山頂からのパノラマ1(画像をクリックすると「山名」入りの拡大画像が別画面で開きます)】

【山頂からのパノラマ2(画像をクリックすると「山名」入りの拡大画像が別画面で開きます)】

カシミール3Dで、山頂からの展望を東南方面から右回りでカシバード画像を作成して見ました。(画像をクリックすると拡大画像が別画面で開きます)


【十勝幌尻岳から東南方面】

【十勝幌尻岳から南西方面】

【十勝幌尻岳から西(南西)方面】

【十勝幌尻岳から西(北西)方面】

【十勝幌尻岳から北西方面】

【十勝幌尻岳から北北東方面】
【下り道で】

【ズボッと潜りました、クレバスのように底が見えません】
【ティット号が見えました。】

【本日のルート】



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