叩いて直した旧自作32bit機の起動HDDは、今の所快調に動作してくれています。ところが相方である健全なHDDが、急に認識できなくなりました。トラブル続きです。WindowsXPの「コンピュータの管理」の「ディスク管理」では、未フォーマットのRAW状態です。
「Maxtor Powermax 4.23」で見ると、HDDの機種表示が「Maxtor」が「Oator」となり、その後の型番が「#6[0;0S0# # # # # # #・・・・」と異常です。
色々テストをしてみても失敗します。LBAの数値も193641216と表示され、容量は約80(76)GBなので本来は160000000程度の筈なのに大き過ぎます。
恐らくMBR辺りが破壊されたのではないかと、見当をつけて対策を考えます。単純なHDDのフォーマットは受け付けてくれません。HDDバックアップ用ソ フトの「LB Image Backup」を引っ張り出しても、フォーマットもディスクのイメージコピーも受け付けてくれません。回復コンソールで「fixmbr」を実行する方法も考えましたが、今回はMBR以外の修復も狙って、シェアウェアの 「HDD Regenerator v1.71」でセクター単位の修復を試みました。
【破損ディスク2.は、1.と同じ76GBの表示になるべき所が92GBとなっています。また普通、ディスクを0、1と表示する所、このソフトでは1、2と表示しています】
【1.の修復モードを試します】
【1つの破損セクターが見つかったようです】
【1つのセクターを修復してくれたようです】
【その後、何回か修復モードを試して2箇所を修復してくれましたが、その後は長時間に渡って破損セクターを見つけるだけで(現在は連続した81350セクターチェック中)、修復は全く行ってくれません。】
【連続した破損セクター83740セクターの所で中断しました】
【破損セクターのレポートは延々と続きます、絶望的です】
しかし、再び「Maxtor Powermax 4.23」で見ると、MBR部分が修復されたのでしょうか、HDDの機種表示が「Maxtor」と正常に なり、その後の型番も「6Y080P0」と正常に表示されています。LBAも160086528とそれらしい値を示しています。
こりゃ、チャンスだとばかりに物理フォーマットに進みました。
【元々レイドで使おうと、購入時点では同じ型の品番も近いものを選んだのでした。結局レイド使いはしませんでしたが・・・】
これで、このHDDも暫く使えるかなと、そうこう一安心していますと、叩いて直した起動ディスクでWindowsXPが起動する前に「CHKDSK」が作動してしまうようになりました。また!?もう~このシステムは捨てろということですよね。でも、諦めないぞ~~~。
復活させたばかりの相方のHDDの方に、「LB Image Backup」で起動HDDのクローンを作って、取りあえず応急処置をします。
【CHKDSKが働きました】
【もうお亡くなりなる寸前なのでしょうか】
【「LB Image Backup」で起動HDDのクローンを作ります】
しかし、暫くしてクローンを取ったHDD側でもWindowsXPが起動する前に「CHKDSK」が作動してしまうようになりました。同じ時に買った機種も同 じで製造番号も近いHDDなのでほぼ同時期に起きてもおかしくはありません。本格的に破壊される前兆と思ってシステムを新しいHDDに移行しなければなり ません。次々起こるトラブルには参りました。
放ってあった別のHDDがあり、同じ時期に購入したのものですが、使用時間が遥かに短いのでHDDの健全性をチェックし「CHKDSK」が稼動した2台と比べても問題がないのでこちらに、移行する事にしました。
マザーボードのリチューム電池もお亡くなりになる寸前のようで、PCの時間が一気に遅れ出してきました。CR2032のボタン電池を取り替えておきましたので、このPCも少しの間なら安心して使えそうです。
長い間、PCケースを開けて裸状態だったのがようやく、ケースにカバーを取り付けられました。これで64bit機のサブ機として、お亡くなりになるまで使おうと思います。
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