【キャンプ・カナダ】
今日はC1(キャンプ・カナダ:5,043m)までの往復の順応日です。朝9時から、「奥様」「M女史」「三重氏」の3人は再検査ですが「M女史」「三重氏」はまだ要注意で、ガイドの監視の下で順応に出発します。 今日から日本人ガイドの山岸氏は隊列の並ぶ順を指定します。「M女史」「三重氏」「奥様」が先頭で、私は最後尾に回されました。全員空身に近いのですが、隊のペースが遅いので息は荒く . . . 本文を読む
【対岸にあるホテルから見たBCと登高ルート】
朝ゆっくりした朝食後、落ち着いた状態でメディカルチェックを順番に受けました。次々再チェック要と言われて帰ってきます。いよいよ私の番で今の所体調は良いのですが緊張しました。診察は若い女性の医者です。色々体調を英語で聞かれますが、発音が判り難い事もあって日本人ガイド「山岸氏」(フランスの国際 ガイド)に手伝ってもらって返事をしました。 診察はSpO2と血 . . . 本文を読む
【BCからの夕焼けのアコンカグア】
今日はいよいよコンフレンシアからベースキャンプ(BC)のプラザ・デ・ムーラス(4,230m)に向かいます。行けども行けども進んだ気がしない斜度の無い広いオルコネス川沿いに進みますが、以前、途中の渡渉が大変だという記述を何度も見ましたが、この川原は基本的にとことん左岸を進めば良いようです。しかし靴の濡れない程度の浅 い流れの渡りは3回ほどありました。川が大きく右 . . . 本文を読む
【アコンカグア南璧】
登山開始2日目はコンフレンシア(3,368m)からアコンカグア南璧BC(4,132m)に高所順応に向かう日程です。氷河が谷を削りながら時間をかけ て流れる時、削り取られた岩石・岩屑や土砂などが土手のように堆積した地形(モレーン)の横を通って、4時間程かけて到着します。到着点はBCよりかなり手前になる小高い所で、ここがビューポイントにもなっています。高所順応のため30分程滞 . . . 本文を読む
【レンジャーステーションの先にあるアコンカグア展望台より】
今日からSpO2(文末脚注参照:高所になると値が下がる傾向がある)と、脈拍のデータ(順応していないと高所になる程、酸素運搬を多くするために高くなる傾向がある)を計り始めます。うとうと状態からしっかり目が覚めて、安静に横になっている状態で計りました。 出発してす ぐ、遭難者救助基地のレンジャーステーションに届け出を出してから、テント村のコ . . . 本文を読む
チリのサンチャゴに迎えに来てくれた現地ガイドと一緒にラン・チリ航空で空路アルゼンチンの「メンドーサ」という町に入りました。ここで、本人が登山申請をしなければならないためです。パスポート、海外旅行保険証書(コピー)が必要ですが、保険証書番号を書き込むだけで済んでホッとしました。その場で発行されます。許可証は隊ごとではなく個人ごとに必要なのです。 登山申請後、街で時間の流れがゆったりしたメンドーサの . . . 本文を読む
サンチャゴの入国ではチリの入国検査の通関で預け入れ荷物がひっかかりました。ガイドが食料品の申請をしていなかったために、これは何かと次々説明を求められ、長い時間ガイドが説明に拘束されました。具体的に何だったかはっきり覚えていませんが、多分乾燥果物のような袋詰めの製品が持ち込み禁止という事で取上げられて一件落着しました。賄賂を要求されていたのかも知れません。 明日早朝の出発まで時間があるので、徒歩で . . . 本文を読む
直前の睡眠トレを終えて、上野から京成電鉄で成田に向かいました。集合時間は出発2時間前の14:30なので少し早めの12時前に代々木を出ます。 成田をデルタ航空DL056便で16:30に出発して、アトランタに14:45に着く予定です。フライト飛行時間が12:15にもかかわらずアメリカの方が日付変更線を超えて時差-14時間なので時間が逆戻りになってしまいます。 アメリカ入国手続きをすませ、飛行機を乗り . . . 本文を読む
【山頂から見た南壁】
メラ・ピークの後はアコンカグアが規定路線だ。しかし具体的にどうするか。個人が単独で参加できるものを調べると、3つの候補が見つかる。費用の安い順で1)有限会社メルカードツアーの「2008/2009年のアコンカグア登頂国際公募隊の参加者募集」2)アトラストレックの「アコンカグア(6,959m)登頂22日間:海外ツアー」3)ヒマラヤ観光の「南米大陸最高峰アコンカグア登頂 24日 . . . 本文を読む