デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

ブルックリンの象 PART 1

2008-05-27 11:14:08 | お笑い・ユーモア・娯楽・ゲーム・音楽
 
ブルックリンの象










アンナさんは、本当にデンマンさんをこうしてエマニエル夫人のように待ち構えていたのですか?



そうなのですよう。レンゲさんは信じる事ができないのですか?

信じたくありませんわ。でも、デンマンさんがマリアさんと愛し合ったのは事実ですし。。。でも、もしアンナさんがエマニエル夫人のように、こうしてデンマンさんをアパートで迎えたことが事実だとするなら、デンマンさんは、やっぱり二人の女性を手玉にとってブルックリンで遊んでいたことになりますよね?

やだなあああぁ~。。。それは、レンゲさんの想像のしすぎですよう。僕は“遊び人”ではありませんよう。

想像ではありしませんわ。あたしは5月24日の次の記事を読みましたわ。

■ 『思い出が美しすぎて (2008年5月24日)』

あのねぇ~。。。確かに上の記事の内容は事実なんですよう。でも、ほんの一部ですよ。レンゲさんは5月26日の記事をまだ読んでないのでしょう?

まだですわ。。。つまり。。。、つまり、あたしが“早とちり”だとおっしゃるのですか?

そうですよう。レンゲさんは次の諺のように、ほんの一部分を読んで全体を誤って判断してしまったのですよう。

群盲象をなでる



あたしが象のシッポだけを触って、象の耳も鼻も見ていないとデンマンさんはおっしゃるのですか?

そうですよう。5月26日の『小百合物語』の記事を読むまでは、レンゲさんには僕とアンナさんとマリアさんの全体像を見ることができないのですよう。

分かりましたわ。でも、あたしは象のシッポを間違いなく見ているのですわ。それが5月24日の上の記事です。そうでしょう?

確かに、そうですよう。でも、象のシッポだけを取り上げて、“象はシッポの長い生物だ”と言うのはナンセンスだと思いませんか?

でも、あたしは象のシッポについて話すことはできますわ。

そうですよ。そうですよう。そうやってレンゲさんが出した結論が“デンマンは遊び人だ”と言う事なのですよう。でも、レンゲさんは、象の長い鼻も、象の大きな耳も、象のすっげぇ~太い足も、像のメチャでかい胴体も、まだ見ていないのですよう。なぜなら、その事を僕は5月26日の記事の中で書いているのですよ。でも、レンゲさんはまだ読んでないのです。レンゲさんが見たのは、ほんの象のシッポの部分だけですよう。

そうでしょうか?

僕、本人がそうだと言っているのですよう。信じてくださいよう。

つまり、5月26日の『小百合物語』を読めば、デンマンさんが遊び人でないと言う事が分かるとおっしゃるのですか?

そうですよう。


【レンゲの独り言】



ですってぇ~
でも、5月24日の記事を読んだだけでも、デンマンさんが二人の女性と、かなり問題のある行動を取っているのがあなたにも分かるでしょう?
マリアさんとデンマンさんは国際親善のために愛し合ってしまったのですわ。
まだ読んでない人は次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

■ 『浮世絵の女 (2008年1月31日)』

それで、今度はデンマンさんがアンナさんと国際親善のために愛し合うのですわ。
5月24日の『小百合物語』を読めば見え見えだと思いませんか?



だって、アンナさんが上のように籐椅子(とういす)に座りながら、かな~♪~り扇情的にデンマンさんを迎えようとしているのですわ。
こうしてアンナさんが“ブルックリンのエマニエル夫人”になってデンマンさんを待ち構えていたのですわよう。

もちろん、デンマンさんの言葉を信じるとしての事ですけれど。。。

でも、デンマンさんがそれ程女性にモテるとは思えないのですわよね。

とにかく、あなただって気になるでしょう?
5月26日の『小百合物語』をぜひ読んでみてくださいね。

■ 『ブルックリンのエマニエル夫人 (2008年5月26日)』






レンゲさんは5月26日の記事をまだ読んでないのですか?



まだですわ。読もうと思っていたのに、仕事の方が忙しくなって読む暇がありませんでしたわ。

それにしても、読む前から好き勝手な事を言ってますねぇ~?

好き勝手な事ではありしませんわ。5月24日の記事を読んだあたしの感想ですわ。。。ところで、アンナさんは、どうしてデンマンさんがやって来るのが分かったのですか?

実は、僕が口実を設けてマリアさんのアパートから出てアンナさんのアパートに向かうと、間もなくマリアさんがアンナさんに電話したのですよう。

つまり、マリアさんはデンマンさんの行動を予測していたのですわね?

そうなのですよう。やっぱり、分かるものなのですかねぇ~?

女には第6感と言うモノがありますわ。デンマンさんはまだ若かったから、そういう女性の特殊能力について理解していなかったのですわよう。

分かりました。とにかくレンゲさんが5月26日の記事を読まない限り話が進まないのですよう。だから、レンゲさんのために、さわりの部分だけをここに書き出しますからね。。。

そうしてくださいな。


アンナさんとデンマン



ケイトーはマリアのことをずいぶんと見下していると思うわ。



いや。。。僕は決してマリアを見下したりしていないよう。

マリアはねぇ、こうしてあなたが私のところにやって来る事をすぐに感づいたのよう。だから電話をかけて寄越したのよう。

でも。。。でも。。。どうして分かったのかなぁ~?

ケイトーって見かけよりもオツムの回転が鈍(にぶ)いところがあるのよねぇ。

ん。。。?僕のオツムの回転が鈍い?

そうよゥ。映画館の中だって、あなたはマリアが気づいていないと思って私の手を握ったけれど、あの子はちゃんと気づいていたのよう。

どうしてアンナに分かるんだい?

マリアはあなたの右手を握っていたわ。ケイトーが左手で私の手を握れば、それは右手にも伝わって、マリアの手にも動きが伝わるものなのよう。あの子は横目であなたの動きを見ていたのよう。

でも、アンナは僕の手を無視してスクリーンに集中していたじゃないか!

でも、分かっていたわよ。マリアがあなたの動きを横目で見ていたことも私には分かっていたわよう。

まさか。。。?どうして。。。分かるんだい?映画館の中は暗かったじゃないか。

暗かったと言っても、映画を見始めれば目はその暗さに慣れてしまうものよう。ケイトーは私のことばっかり気にしていたから、マリアの事が分からなかったのよう。私には、あなたの事もマリアの事もちゃんと見えていたわ。

でも、マリアは一言もそのことを言わなかったけれど。。。

言う訳無いじゃないの。

どうして。。。?

見極めようとしていたのよう。

見極める。。。? 何を。。。?

あなたが私にチョッカイを出している事よう。

僕はふざけてアンナに接近した訳じゃないよう。。。。だったら、僕がマジでアンナの事を好きになってしまったことを、アンナだって分かっていたよね?

ええ。。。なんとなく。。。女の直感で分かっていたわ。

僕はマリアも“自由”を認めていたと思うけれど。。。

自由って。。。自由恋愛のこと。。。?

そうさぁ。。。だから、マリアは僕とアンナが二人きりで Lighthouse Beach に行くのを認めていたじゃないか。







本当は3人で行くはずだったのよう。もともと、マリアが言い出したことだったのよう。私がボーイフレンドと別れてふさいでいたから。。。それで、マリアは、私を元気付けようとしたのよう。マリアにはそういう心の優しいところがあるのよう。でも、キャッシュの仕事がもらえて、マリアはスーパーのレジの穴埋めに出かけて行ったのよう。

なんだい。。。その穴埋めって。。。?

マリアが勤めていたスーパーで急に女の子が病気で出られなくなったのよう。それでマネージャーからお声がかかって、キャッシュで払うから来てくれってぇ。。。

つまり。。。、つまり、マリアは失業保険をもらいながらキャッシュで働くわけ。。。?

そうよゥ。。。持ちつ持たれつよね。そうでしょう? マネージャーだって助かるし、マリアも臨時収入が入るでしょう?

じゃあ。。。マリアは僕とアンナが二人だけでビーチに行くことを知っていたんだ。

ケイトーはマリアが知らないと思ってたの?

僕はアンナが僕のために“混浴露天風呂”に案内してくれるものとばっかり思っていたよう。

実はマリアが言い出したのよう。その時、私に冗談半分で言ったものよ。“あたし、行けないけれど、ケイトーをあたしから取らないでね”って。。。

マジで。。。?

多分、こうなる事を予測していたのよね。

だったら、いいじゃないか。。。なるようになったのだから。。。

ダメよう。。。私はマリアを裏切る事ができないわ。

でも、アンナだって、結構、あの日ビーチで僕と一緒に楽しんでいたじゃないか?





だってぇ、もともとマリアが私のために言い出したのよう。私がボーイフレンドと別れて、ふさいでいたので、マリアが私を元気付けるために3人で Lighthouse Beach へ行こうと言う話だったのよう。 だから、私もマリアの気持ちがありがたかったので、素直にその気持ちを受けて、ケートーと久しぶりに愉快な時間を過ごしたのよう。

だからさぁ。。。今夜もその続きを。。。

ダメよう。。。調子に乗らないでよう。。。マリアの気持ちを裏切る事になるわ。

アンナって友達思いなんだねぇ~。。。僕は、ますますアンナの事が好きになってしまったよう。。。

変なところでおだてないでよう。。。とにかく、マリアはケイトーが私のアパートに来る事を分かっていたのよう。このままケイトーが私のところに朝まで居たら、マリアは絶対に傷つくわ。そういう事は私にはできないの。だから、今夜はおとなしく帰ってね。ケイトーは寅さんのように優しかったでしょう?

ん。。。?寅さんのように。。。? 。。。で、アンナはマジで寅さんの映画を見たことがあるの?

もちろんよう。ニューヨークには、もう80年も続いている日系人会があるのよ。そこで寅さんの映画の上映会があって日系二世のクラスメートに誘われて見に行った事があるのよう。

。。。で、アンナは日本語を勉強した事があるの?

会話はできないけれど中学校の教科書ぐらいならば何とか読めるわ。

ほおォ~。。。知らなかったなぁ~。。。

ケイトー。。。何よう、急に近づいてきたりしてぇ~

だから、アンナの友達思いの気持ちを考えて僕は帰ることにするよう。お休みのキスだよう。

そう。。。分かってくれたのねぇ~。



うん、うん。。。でもね、僕は、アンナのヌードを初めて見た時に中学生の時に見たプレーボーイのプレーメートが目の前に現れたような気がしたんだよう。

ええ。。。聞いたわ。。。ケイトーって、女心をくすぐるコツを知っているのよねぇ~。。。

うん、うん、うん。。。(ここで、ちょっと長いお別れのキスですう) 。。。



ちょっと。。。ケイトー。。。くすぐったいわよう。。。うふっ。。。わたし。。。わたし。。。うふっ。。。それ以上ダメよゥ。。。

ん。。。? いいじゃないかぁ。。。?

ダメよ。。。ほんとにダメ。。。

僕は。。。僕は。。。つらいよう。。。寅さんの言葉に、「男はつらいよ」っていう台詞があるのをアンナも知ってるよね?

ええ。。。でも、やっぱりダメなものはダメなのよう。。。

思い直すことはできない。。。?

マリアは、わたしの小さな頃からの親友なのよう、その親友の気持ちを裏切る事はできないわ。

でも、アンナと僕は愛し合っていると思うけれど。。。

愛し合っているってぇ。。。ケイトーと会ってからまだ2週間なのよう。。。

だけど、僕は。。。僕は。。。アンナのことが堪らなく好きになってしまったんだよう。。。

うふっ。。。もう、本当に、これ以上はダメよう。。。お願い。。。もうやめてぇ~。。。

しかし。。しかし。。。アンナだって、ほらぁっ。。。もう、こんなにもォ~。。。

だから。。。だから、あふゥ。。。もう。。。、もう、これ以上ダメなのよう。。。ケイトーはいつもしつこいのよう。。。

思い直さない。。。?

ダメよう。。。わたしは。。。わたしは。。。自分の名前に恥じないように。。。

ん。。。?アンナの名前に恥じないように。。。?

言ったでしょう?。。。わたしの名前はgraceって意味なのよゥ。。。?その名を傷つけるようなことをしたくないのよォ~。。。




『ブルックリンのエマニエル夫人 (2008年5月26日)』より


これって。。。、これって。。。、ホントにマジな話ですか?

やだなあああぁ~。。。レンゲさんは僕を信用しないのですか?。。。こうして世界のネット市民の皆様の前で公開しているのですよ。嘘の事を書くわけないじゃないっすかア~!もし、ウソを書いたら僕の信用は底をついて明日から僕のブログを読みに来る人が居なくなってしまうのですよう。

でも、読む人は、この事実を確認する方法がありませんわ。

僕は間違いなくお別れのキスをした後で、アンナさんのアパートから自分のアパートに戻ったのですよう。

でも、このお話は20年も前のお話でしょう?。。。事実かどうか確かめようがありませんわ。

レンゲさんがそのように疑惑を招くような事を言うから、この記事を読む人の懐疑心を更にあおってしまうのですよう。。。つまり、レンゲさんは僕を信用していないのですね?

もちろん、信用したいのですわ。

ほら、ほら、ほらぁ~。。。そういう言い方が、この記事を読む人に猜疑心を植え付けてしまうのですよう。レンゲさんが僕を信用しない限り、この記事を読む人が信用しませんよう。かつてレンゲさんは僕を信頼しています、と次のような手記を書いていたのですよう。

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