デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

おこがましい(PART 1)

2020-01-27 04:49:07 | 日本人・日本文化・文学論・日本語
 

おこがましい(PART 1)

 


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デンマンさん。。。 デンマンさんが2011年に投稿した『星空の記憶』という記事を先日、読んでいたら次の箇所に出くわしたのですわ。。。

 


司馬さんと旅して

 

By 須田剋太

 


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「街道をゆく」の連載が「週刊朝日」で始まってもう14年、ずっと絵のほうを受け持ってきましたので、ずいぶん司馬さんとは取材旅行を御一緒しました。 司馬さんは最初から、事々しいことはよして、ありのままにぶつかりましょう、須田さん、トボトボ歩きましょう、とおっしゃって、この方針は一貫してつらぬかれてきたんじゃないでしょうか。
名のある人に会うわけではなく、タクシーの運転手さんやその辺のオバちゃんに話しを聞いたりして。。。

 (中略)

九州へ行ったときのことでしたか、飛行機の中でスチュワーデスがおもちゃの飛行機を子供たちに配った。 私、それが欲しくて頼んだんですけれど、大人はいけません、といってスチュワーデスはツンツンしている。 これはお書きになってますね。 でも続きがあるんです。 司馬さんはそれを見てましてね、内緒で掛け合ってくれて、あとで、ハイッ、須田さん、ておもちゃを渡してくれたんです。 断られたときのあの須田さんの絶望的な顔! そして今のうれしそうな顔! って笑うんですけれど、いつもこういうやさしい心遣いをしてくれる人なんです。

大分私の方が年上なんですが、非常識なところがあって、助けられてばかりいるんです。 宇和島へ行ったときでしたかね。 司馬さんの友人のKさんが一緒だったんですが、私、Kさんがカメラを持ってらしたんで、あとで絵を描くために、あそこを撮ってくれ、こっちも撮って欲しいって、頼んでいたんです。
そのあと司馬さんにうんとたしなめられましてね。 Kさんはあなたの写真を撮るために来たんじゃないんですよ、須田さん、私はあなたのことをよく知っているからそうは思わないけれど、他の人にはずいぶんえらそうな人だと誤解されますよ、と。。。

私、どうもこういうことに気がつかなくて、親でも言ってくれないことを言ってくれて、本当にありがたいことだと感謝しました。
あの人は権力風をふかす人が身震いするほど大嫌いなんです。 人を愛すること、これだけですべてが成就する、と考えている人なんです。

 (中略)

司馬さんと出会えたということは、私は本当にめぐまれていると思う。
道元に同事ヲ知ルトキ自他一如ナリ、という言葉がありますけれど、いっしょに仕事をしておりますと、心が深いところで響きあって、自他の区別がなくなる、そういう瞬間を、おこがましいけれど司馬さんにある時ふっと感じるんです。

司馬さんも、私がとにかく一所懸命に絵を描いていることだけは認めてくれているんだと思います。
そうでなくてはこんなに長く続かなかった、と考えているのですけれども。

 


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(注: 写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)

110ページ
『別冊 太陽 日本のこころ - 130
司馬遼太郎』
2004年8月20日 初版第1刷発行
編集人: 湯原公浩
発行所: 株式会社 平凡社

『星空の記憶』に掲載
(2011年4月4日)


 



上の文章を読んでいて、おこがましいという言葉に出くわしたのですわ。。。 もちろん、これが初めてではなくて、何度か出くわしていたのですけれど、辞書を引くのが面倒なので、解っているつもりで、なんとなく読み飛ばしていたのですわァ~。。。



うん、うん、うん。。。 分かりますよ。。。 僕も、英字新聞を読んでいると、解らない単語に出会っても、いちいち辞書を引くのは面倒なので、大体の意味を文脈で意味を推測しながら、読み飛ばすことがありますからねぇ。。。

。。。で、改めてその意味をデンマンさんからお聞きしたいのですわァ~。。。

ジューンさん。。。 ネットをやっているんだから、面倒と思わないでネットで検索してください。。。 僕だって、はっきりと100%確信もって言えないのですよ! ジューンさんのためにネットで調べました。。。

 



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おこ がまし・い

【痴▽がましい】

【烏▼滸▼がましい】


 

( 形 ) [文] シク をこがま・し

② が原義

① 分不相応である。 さしでがましい。 出過ぎたことだ。

[例文]:

「自分のことは棚にあげて、そんなことを言うとはおこがまし・い」

「おこがまし・くも口出しする」

 

② いかにもばかげている。 全くばかばかしい。

[例文]:

「おりたちて乱るる人は、むべ、おこがま・しきことも多からむ/源氏 紅葉賀」

[派生] おこがましげ ( 形動 ) おこがましさ ( 名 )




「烏滸がましい」に似た言葉

» 類語の一覧を見る

わやく 不合理 荒唐 可笑しい 馬鹿臭い




(注: 写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)

『weblio辞書』より


 



上の文章の場合、「① 分不相応である。 さしでがましい。 出過ぎたことだ」 という意味ですよ。。。 つまり、次のように言い換えることができます。。。

 


 


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いっしょに仕事をしておりますと、心が深いところで響きあって、

自他の区別がなくなる、そういう瞬間を、

おこがましいけれど司馬さんにある時ふっと感じるんです。




司馬さんといっしょに仕事をしておりますと、心が深いところで響きあって、

自他の区別がなくなる、そういう瞬間を、

こんな事を申し上げては出すぎたことだとは思いますが、

司馬さんにある時ふっと感じるんです。





なるほどォ~。。。 このように説明してもらうと、実によく分かりますわァ~。。。



いや。。。 浦島太郎の僕こそ勉強になりますよ。。。 うへへへへへへ。。。

ところで、デンマンさん。。。、次のような動物を表す難読漢字に出くわしたのですわァ~。。。 

 



動物を表す難読漢字

 

1.更格廬 2.子守熊 3.海狸 4.駱駝 5.馴鹿

 

6.土竜 7.鼬 8.猟虎 9.羚羊 10.儒艮



 



ジューンさんは、僕の日本語力を試そうとしているのではありませんか? もしかしたら「おこがましい」の意味も解っていて僕に、わざと意味を尋ねたのではありませんかァ~?



わたしは、それほど悪い性格の持ち主ではありませんわァ~。。。 うふふふふふふ。。。

解りました。。。 じゃあ、写真を貼り出すので それを見て上の難読漢字が表している動物をじっくりと眺めてね。。。

 

1.


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2.


(koara2.jpg)

 

3.


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4.


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5.


(tonakai2.jpg)

 

6.


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7.


(itachi2.jpg)

 

8.


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9.


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10.


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あらっ。。。 これまでに見たこともない動物もいますわァ~。。。



まさかァ~。。。?

もしかして、上の写真の中にはデンマンさんがコラージュしてデッチあげた架空の動物も入っているのではありませんかァ~!

僕は、そのような不誠実な事はできない性分です。。。

でも。。。、でも。。。、これまでに わたしの写真を ずいぶんとコラージュして デッチあげたではありませんかア!

 


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『犯罪サイトと現実主義者』より

 



しかし、上の動物の写真は、すべて本物の動物の写真です。。。 昔の人は “信じる者は救われる!” と言ったのですよ。。。 だから、ジューンさんも僕の言葉を信じて、幸せにな気分で日本語を勉強してねぇ~。。。



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 (すぐ下のページへ続く)









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