母親心(PART 2 OF 3)
日付: Thu, 16 Jul 2009 15:16:21 +0900 (JST)
(バンクーバー時間:7月15日 水曜日 午後11時16分)
差出人: "domini@yahoo.co.jp"
宛先: "green@infoseek.jp"
件名:I think you are in a great shock.
I'm glad to read your e-mail.
Now that your computer has been attacked by some viruses,
I think you are in a great shock.
You were panicked, I suppose.
It is pretty hard to go to library everyday, isn't it?
But don't get depressed by the attack.
And do your best to write your long articles.
Anyway, thank you for your kind message.
I feel better now.
Please enjoy exchanging mail with your many Net-friends.
My troubled mind will be recovered and I'll be able to live in peace soon.
See you.
Sayuri
【デンマン意訳】
デンマンさんのメールが読めてうれしいですよ。
ウィルス・アタックでパソコンが使えなくなって、デンマンさんもショック状態ではありませんか?
毎日図書館に通うのは大変ですね?
でも、落ち込まないでくださいね。
できるだけ頑張って、いつものように長い記事を書いてください。
とにかく、心のこもったメールをありがとう。
気分が良くなりましたよ。
では、ネットのお友達とメールの交換を楽しんでね。
私の気持ちも、そのうち晴れるでしょう。
そして、また平穏な日々が訪れると思います。
では、また。。。
小百合より
『続・ウィルスアタック (2009年7月18日)』に掲載
ところで、子供の事でいろいろと心配し、頭を悩ませ、心を痛めている小百合さんでも、時にはメールを書くことに、つかの間の幸せを感じる事があったのですよね。
小百合さんがまた元気にパソコンに向かうときに、その小さな幸せを思い出せるように、ここに書き出します。
では、小百合さんの本音を語ったメールを載せます。
懐かしみながら読んでねぇ~。
日付: Wed, 1 Jul 2009 13:23:03 +0900 (JST)
(バンクーバー時間:6月30日 火曜日 午後9時23分)
差出人: "domini@yahoo.co.jp"
宛先: "green@infoseek.jp"
件名:デンマンさんとメールの交換が
できるって幸せですね。
\(^_-)ノ
はい こうやって メールで元気だよ
って 送れるのは 幸せですね。
主人は先週から 旅行なので
私が子供を見張ってるしかないし
一泊でさえ山小屋にも 行けなかった。
何を食べたの?ベーグルね
しばらく 食べてないなー
今日も なんだか 眠い
では また...
さゆりより
『宮本武蔵と絶望的な馬鹿 (2009年7月8日)』に掲載
そうです。。。そうです。。。
小百合さんが言うように、元気でメールの交換ができると言う事は幸せな事なのですよね。
何度も書いたけれど、“人間万事塞翁が馬!”
あまり心配しても、病気になるほど悩んでも、事態が良くなるとはかぎりません。
もちろん、ダ・ヴィンチさんが紹介した母親のように子供を無視して遊べとは言わないけれど、小百合さんも自分の時間を持って癒される事は必要ですよ。
そう言う訳で、心配事も悩み事も、ひと時忘れて、たまには、のんびりと森林浴しながら癒されてねぇ~。。。
ヽ(´ー`)ノ キャハハハ。。。
じゃあね。
(\__/)
(+'.'+)
(")_(")
デンマンさん。。。またメールの中で、あの悲惨な苫小牧の事件を書いていますわね?どうしてでござ~♪~ますか?
何度読んでも、心が痛みますよう。
だったら、読まなければいいではござ~♪~ませんか?
あのねぇ~、どうしても読まずにはいられない。
どうしてでござ~♪~ますか?
子供を見殺しにしてしまう母親が居る中で、小百合さんのように子供のために頭を悩ませ、心を痛めて、一生懸命に子供が良い方向に向かうようにと気遣っている。そういう母親が居ると言う事を僕は心に留(と)めておきたい。また、小百合さんは無駄に心を痛めているわけではないよォ。。。そ~元気付けるために僕はメールを書いたのですよう。
だったら、わざわざ記事に取り上げる必要は無いではござ~♪~ませんか?
あのねぇ~、記事で取り上げたのには訳がある。
どのような訳でござ~♪~ますか?
上の苫小牧の悲惨な事件で、なんとか餓死しないで生き残った長男の事が僕は気になった。
なぜ。。。?
ダ・ヴィンチさんも次のように書いていたのですよう。
腐敗して変わり果てる弟の姿を見ながら、
育児を放棄され捨てられ餓死する様に
狡猾に仕組まれた密室殺人の生贄として
「死」を望まれていた事を疑わないで
ママを寒いアパートの一室で待ち続けた長男。
この長男がどうだと言うのでござ~♪~ますか?
あのねぇ~、この3歳の長男は児童保護施設に預けられた。
だから。。。?
現在は、無邪気にも母親に殺されようとした現実に気付いていない。ところが、やがて施設で成長するにつれて、事件の全貌を知るようになる。
つまり、母親が狡猾に仕組んだ密室殺人の生贄として「死」を望まれていた事を知るようになると、デンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?
そうですよう。生き残った長男は冷たい現実に直面するのですよう。
そうすると長男はどうなるのでござ~♪~ますか?
たぶん、人間不信になるでしょうね。
それだけですか?
自分の存在に疑問を持つようになるでしょうね。。。
どのように。。。?
自分が望まれて生まれてきたのではない事を知る。。。しかも、母親が三男も含めて自分を殺したくなるほど迷惑な存在だった事。。。この長男の目に、餓死して悪臭を放ちながら腐敗してゆく惨めな三男の姿が、ありありと思い浮かんでくる。
悲惨でござ~♪~ますわ。。。それは、生き残った長男には酷(むご)い仕打ちでござ~♪~ますわ。
そうですよう。。。しかし、生き残った長男は、そういう冷たい現実に直面しなければならない。
それで、それから長男はどうなるのでござ~♪~ますか?
自分はなぜ生まれてきたのか?。。。どうして、三男のように殺されようとしたのか?。。。それなら、どうして自分を生んだのか?。。。長男にとっては、やりきれないまでの疑問が頭をもたげてくるはずですよう。
それで。。。?
優しい母心を持たない女の腹から生まれてきた事を憎み。。。そのようなおぞましい現実の中で自分が生きてゆく事に耐えられなくなるでしょうね。。。
それで。。。?
悲痛な思いに駆られて衝動的に自殺するかもしれない。。。
まさか。。。?
現在、日本では1日に約100人の人が自殺しているのですよう。僕と卑弥子さんがこの対話を終わらせる1時間以内に、さらに4人の人が自殺するのですよう。。。。ほらァ~。。。たった今、また一人が自殺しましたよう。。。
マジで。。。? ウソでしょう!?
ウソだと思ったら、次のリンクをクリックして統計を見てくださいよう。
■ 『自殺死亡の年次推移 厚生労働省』
あらっ。。。21世紀になってから自殺者が急に増えているのでござ~♪~ますわねぇ~!?
そうなのですよう。つまり、21世紀になってから、時代についてゆけない母親が苫小牧事件のような悲惨な事件を起こすようになったのですよう。つjまり、家庭の不幸が増えていると僕は見ているのですよう。
要するに家庭の不幸が自殺の増加を引き起こしているとデンマンさんは見ているのでござ~♪~ますか?
当然ですよう。苫小牧事件のような悲惨な事件は、もちろん、日本だけで起こっているわけじゃないけれど、日本では特にこのような事件が多いのですよう。4歳になる我が子を殺害した進藤美香・受刑者のことを僕は次の記事の中で書きました。
■『愛が乏しい無責任大国日本』
(2006年11月18日)
この事件も2006年に起きたのですよう。
4歳になる我が子を母親が殺してしまったのですわね?
そうですよう。動物でも我が子を殺すと言う事は起こらない。母親は自分を犠牲にしてでも我が子を守ろうとするのが動物の世界ですよう。ニャンニャンや、ワンちゃんや、熊や、豚や、ウサギやネズミだって、母親は自分の身を犠牲にしてでも我が子を守ろうとするものですよう。だから、「子持ちの熊には近づくな!」と言われる。近づいたら子を守ろうとする母熊に襲われるからですよう。
人間の母親だけが我が子を殺すのでござ~♪~ましょうか?
そうですよう。。。もしかすると卑弥子さんも我が子が邪魔になって殺してしまうかもしれませんよう?
(すぐ下のページへ続く)
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