狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

コリントⅠ15:10「神の恵みによって、私は今の私になりました」/Corinthians Ⅰ 15:10 "by the grace of God I am what I am"

2019-11-26 04:06:00 | 孤独・独立・自尊心
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 コリントⅠ15:10「神の恵みによって、私は今の私になりました」
  Corinthians Ⅰ 15:10 "by the grace of God I am what I am"


 
 



 新約聖書・コリント人への手紙 第一15章10節
  ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。

 The New Testament・The First Epistle to the Corinthians 15:10
  But by the grace of God I am what I am. His grace which was given to me was not futile, but I worked more than all of them; yet not I, but the grace of God which was with me.


 日本クリスチャン・トゥデイ紙の編集長兼論説主幹の宮村武夫氏が8月16日朝、80歳で昇天された。
 宮村氏は当誌に於いて直近では、「聖書をメガネに」というシリーズ記事を執筆されて来られていた。時偶読む当誌(サイト)の記事の中でも、聖書を基準にした物事の捉え方、聖書を規範とした判断、聖書を羅針盤とした人生の旅等を表すそのタイトルに共感して、つい読ませて頂いたものであった。
 その中でも、2年前の9月に投稿された記事は、僕に大きな影響が与えられ、その後の僕に大きな力が与えられると共に進んでいく方向付けが成された。
 2017年9月23日付の当誌記事、「聖書をメガネに 『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』に学ぶ基本メッセージ 宮村武夫」は、丁度その頃の僕の境遇にピッタリと合った内容であり、恰も僕の事を理解し、且つ、見透かされている様な内容であった。
 そしてその中で、聖書から引用されて紹介されたのが、冒頭に掲げた聖句である。

 以下、2017/09/23付・日本Christian Today「聖書をメガネに 『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』に学ぶ基本メッセージ 宮村武夫」より
  『M・スコット・ペック著、森英明訳『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』(2011年、草思社文庫)
  かなり長時間をかけて熟読、やっと、あるいはついに読了しました。いろいろ線を引いたり、書き込みをしたりしました。ですから、本書の細部からも、新鮮な示唆を幾つも受けました。
  しかし、今回報告したいのは、私なりに把握できたと判断する本書の中心点です。著者は、「悪」を軽視も、まして無視もしない。本書の副題、「虚偽と邪悪の心理学」が、この事実をよく表現しています。
  悪の実態は、本書の書名、「平気でうそをつく人たち」が、物の見事に指摘します。そうです、うそです。
  …(中略)…
  私なりに要約すると、以下の点を含む基本的恵みを無駄にする(Ⅰコリント15:10)事実です。
   (1)悪、悪人は神のすべての善を悪用
   (2)神は悪人の悪しきわざを善用

  …(中略)…
  ……上記の「集団の悪について」の記述が心に深く刻まれました。』
 (以上、2017/09/23付・日本Christian Today「聖書をメガネに 『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』に学ぶ基本メッセージ 宮村武夫」より

 その紹介された本も、現在手元に在る。
 僕のアイデンティティ、個性が神様由来の試練と捉えるのでは無く恵みと捉え、そして僕の身に表されるそのタラントが、飽くまでも僕の能力では無く神様の能力によるものである事を、その紹介して頂いた聖句が述べている。
 それは、人間マリアが処女にしてイエス・キリストを身籠った歴史的事実にも、表されている事である。飽くまでも、人間であるマリアに処女で子供を産む能力は無く、マリアの身を通して(マリアを使って)全知全能の唯一神である創造主によって成し遂げられたのである。全宇宙、全生物、人間を含む万物を作られた創造主には、不可能な事は無いのである。
 そして、僕の行う事は、決して自己実現では無く、「神様の働き」、つまり「神実現」によって成し遂げられるという事も。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2018/03/19付:「僕の先月の追記:I am“out-low”, servant, and no ability神様の恵みで益とされるPeople are made as good by the grace of God」
  ・2019/01/30付:「My Testimony & Witness/僕の証 2018・・・まとめ<1> ~ <10>」 ・・・または本ページ右サイド「ブックマーク」

 参考文献
  ・2019/08/16付・日本Christian Today:「宮村武夫氏死去、80歳 本紙編集長兼論説主幹」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2017/09/23付・日本Christian Today:「聖書をメガネに 『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』に学ぶ基本メッセージ 宮村武夫」


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