狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

皆さん「特異的免疫」である「抗原抗体反応」を憶えていますか?ブレークスルーの正体、無駄で際限無きワクチン接種/Does everyone remember specific immunity?

2021-09-02 05:04:45 | 予防医療の危険性と生命倫理
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 皆さん、「特異的免疫」である「抗原抗体反応」を憶えていますか?
  「ブレークスルー」の正体、ワクチン接種が無駄で切りが無いという事を解りませんか?
 Does everyone remember "Antigen-antibody interaction" which is specific immunity?
  "Breakthrough"'s true character, don't you understand that vaccine inoculation is wasteful and unbounded?


 8月に入ってから投稿した本ブログに於ける記事の中に、「自然免疫」と書いて来た。その自然免疫とは、先天的、生来持っているもので、学術的には後天的に得る「獲得免疫」とは区別される。
 しかし、僕が用いて来た「自然免疫」は、その「獲得免疫」をも含む意味を込めて述べて来たものだ。要するに、唯一にして真実の神様である創造主が、主によって造られた人それぞれに予め備えられた免疫システムの事であり、人為的操作によるのでは無く、最初から存在し、人から見ると誠に不思議にも感じる、極めてナチュラルなものだ。
 しかし、頭の長けた者、医学や生物学の学者等からは、誤解され兼ねない。よって、「天然免疫」とか、「先天的免疫」とでも呼び方を変えた方が良かったかもしれない。更に、「創造主から授かった免疫」と、ズバリ、その真実、的を得た言葉で表現すべきであったかとも思う。

 その「獲得免疫」は「特異的反応」であるが、一方の「自然免疫」は「非特異的反応」だ。
 「獲得免疫」は適応免疫とも言い、「細胞性免疫」と「体液性免疫」(液性免疫)が在り、白血球(顆粒球、単球、リンパ球)の細胞が担当する。細胞性免疫は、リンパ球のキラーT細胞やヘルパーT細胞等のT細胞やマクロファージ(食細胞)、NK(ナチュラルキラー)細胞がサイトカインの放出等をし、入ってきた抗原に対し直接攻撃する。体液性免疫はB細胞や補体系等が担い、そのB細胞から抗体である免疫グロブリン(IgA、IgD、IgE、IgG、IgM)が産生される。
 「自然免疫」は、顆粒球の内の好中球や、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞、補体等が担当する。

 ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンが在る。弱毒化した生ワクチンは細胞性免疫が中心となって働く病原体に、不活化ワクチンは体液性免疫が中心となって働く病原体に対し、効果が期待されるという。また他にも、免疫原性を有したままでその毒性を消失させたトキソイド(類毒素)も在る。
 生ワクチンは接種回数が少なくて済むものの、生ワクチンに比べて安全な分、作り出される免疫力が弱い不活化ワクチンとトキソイドは、何回も接種しなければならない。

 新型コロナ・ウィルス感染症用のワクチンは、それらに当てはまらない。抗原であるウィルスの遺伝情報を送り体内でクローン・ウィルスを作成させるmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンが在り、その他に、組換えタンパクワクチンが在る。しかし、現在開発が進められている日本の国内産ワクチンの中には、不活化ワクチンも在る。

 2016/06/26付・看護roo!「生体防御のしくみ|非特異的防御機構と特異的防御機構」
 2021/05/06付・健康づくり かわら版(日本予防医学協会)「今だからこそ知っておこう!ワクチンのキホン」
 厚生労働省「新型コロナワクチン 開発状況について」
 ワクチン.net(田辺三菱製薬)「生ワクチンと不活化ワクチン」


 人の手で作られたワクチンによって、人為的に免疫操作を行おうとする。ワクチンの中に弱毒化や不活化、消毒化された抗原を入れたり、身体の中で抗原を作る様に遺伝子情報を入れている。
 ワクチンを接種する事で、非特異的免疫である自然免疫を惹起させようという意図も含まれる。しかし、その目的の多くを占めるものは、「抗原抗体反応」という獲得免疫である特異的免疫を得る事だ。

 現在までに、「ブレークスルー」という言葉を用いて、せっかくワクチンを接種しているにも関わらず、新型コロナ・ウィルスに感染したという、非常に多くの報告が出されている。
 「ワクチン優等国」とされる偽イスラエルでは、そのブレークスルーにより、結果としてワクチンの有効性が非常に下がった為、現在、3回目の接種が進んでいる。

 確かに、ワクチンには非特異的反応の効果も望めるのだろう。しかし、やはり、そのブレークスルーの結果から、ワクチンの効果が現れるのが、抗原抗体反応という特異的反応によって、機能の殆どの割合が占められる事が言える。ワクチンは飽くまでも、その抗原抗体反応を期待して作られているのだ。
 全てのウィルスは変異して、型を変えていく。その特異的反応は、ただ1つの型としか反応しないものだ。抗原の型を予測して作った抗体と、変異して異なる型を持つ抗原とは結合しない。

 一説によると、新型コロナ・ウィルスは、既に50回以上も変異しているという。よって、型は少なくとも50種類以上存在し、ワクチンもそれらに見合う通り50種類以上、必要という訳だ。
 そして、ワクチンによって感染を防ぐという考えでは、それに合わせて50回以上も接種し続けなければならない訳だ。



 新型コロナ・ウィルスが消滅する訳が無い。そんな考えでは、添加物まみれのワクチンを死ぬまで打ち続けなければならない事となり、切りが無いばかりか、身体の中は毒まみれになるだろう。
 「ゼロ・コロナ」政策では無く、「ウィズ・コロナ」政策に切り替え、感染症法上の2類相当から季節性インフルエンザ等と同じ5類に移行する事が必要だ。

 その抗原抗体反応については、中学校までの義務教育では習わない。高校生となって初めて、授業で教えられるものだ。

 僕は33歳と半ばの時(2003年)に九死に一生を得た事をきっかけに、その当時の自分なりの考えとして医療従事者に成るという目標を立てた。しかし、高校中退であった為、まずは大学や専門学校に進学する為には欠かせない大学入学資格検定(通称:大検、現・高校卒業認定資格)を受験した。高校2年生までは単位が取れていたので、9教科の内5教科が免除された。
 3年生の時、出席日数が不足した為、単位が足らなくなり、結局、卒業出来なくなった。その後、そのまま放ったらかしにしていたのだが、20歳になる前後の頃、一時期滞在した京都府に在る通信性を併設している学校に転入した。しかし、結局は1日も出席もせず、勿論レポートも提出せずにほかすと共に、また再び実家に戻った。

 その大検の受験の際、僕は世界史、日本史、家庭総合と共に、「生物Ⅰ」を選択した。その生物Ⅰ(現在では生物基礎と言うのだろうか?)には、抗原抗体反応の事が載っている。

 「[免疫のしくみ]
 …(中略)…このような外来物質の働きを抑える物質を抗体と呼び、抗体をつくる原因となる物質(異物)を抗原とよぶ。
 抗体はタンパク質からできていて、抗原と反応して沈殿や凝集を引き起こし、抗原の働きを失わせる。この反応を抗原抗体反応といい、これが体液性免疫の実体である。1つの抗体は特定の抗原にだけ結合する性質を持っている。
 異物(抗原)が体内に侵入すると、リンパ球によって抗体がつくられ、抗原抗体反応が起こり、からだを守る。リンパ球は、二度目に抗原が体内に侵入すると、すばやく抗体をつくる。」
  (2003年(平成15年)2月5日付・大日本図書「生物Ⅰ」(文部科学省検定済教科書・高等学校理科用)より)

 僕はその後、2005年から医療系の専門学校で勉強する事となり、結果として、2009年に臨床工学技士の国家資格を得る事となった。
 しかし、その前の大検の受験勉強の際に、その「抗原抗体反応」について既に勉強して知識を得たのだ。否、というよりも、思い出したと言うべきであろうか。

 大検の受験請願の際に必要な「単位取得証明書」というものを、僕がかつて在籍した兵庫県立K高等学校から取り寄せた。それが手許に在るのだが、当時、「生物Ⅰ」は選択教科で、僕はその教科を選択しなかった様だ。そして、1年生の時に選択教科では無い「理科Ⅰ」の単位を取っている記録が残っている。その「理科Ⅰ」の中で、恐らく「抗原抗体反応」について勉強したはずだ。
 しかし、当時の僕は、とにかく殆ど勉強しなかったので、そんな「抗原抗体反応」をはじめとした「免疫」について、自分の知識として身に付いていたかどうかも定かでは無い。何せ、中学生時(神戸市立U中学校)にしても部活動(陸上競技部)をする為に学校に行っていた様なもので、3年生時の2学期の末に行われた駅伝の県大会が終わった後に、一夜漬け程度の勉強をしたぐらいであった。

 中学までの義務教育の課程で、免疫分野について教科書に載せておらず、授業で教えていない現状について、この現在のコロナ禍の中で、教育現場では危惧されている。今後、文部科学省による、中学校での理科カリキュラムへの編入が望まれている。

 次の上の方、日付が書かれていないが内容からして恐らく2015年頃に出された文献だと思うが、その論文を出した教諭の在籍する中学校では、夏季休暇を利用した「特別講座」として、1年生~5年生(中学1年生~高校2年生)を対象として、その必要な知識である免疫分野を取り上げた授業を行い、その成果と意義を報告している。新型コロナが流行るのを遡る事、5年程前の事だ。
 下の方の論文は、同様に内容から察するに、今年に出されたものの様だ。今後、新型コロナ・ウィルスと共存する「ウィズ・コロナ」の時代に入るに当たり、やはり必要不可欠な免疫分野の知識を義務教育の段階から身に付ける為に、中学校での理科カリキュラムへの編入を見据えながら、その学習指導案を考案した事を報告している。

 中谷ファウンデーション(公益財団法人・中谷医工計測技術振興財団)~ 仙台市立仙台青陵中等教育学校教諭「『理科特別講座』抗原抗体反応のしくみ ~だ液を用いて血液型を調べよう~」
 科学技術情報発信・流通総合システム ~ 仙台市科学館 研究報告 第30号 2020 30-36「With コロナ時代の義務教育段階における理科カリキュラムに関する研究 免疫・ウイルス(生体防御)を扱う中学校理科学習指導案の開発」


 しかし、今や中学卒業で社会人になる日本人は、極少数派に限られ、大抵は高等学校に進学している。勉強が嫌いでしたくなくとも、親御さんが世間への見栄や体裁を気にするあまりに、無理強いさせてでも、高校へ行かせる。高校は、義務教育では無いのだから、無理して進学する必要は無いにも関わらずにである。
 また、僕の中学生時と同様に、勉強する事を目的とせず、部活動であったり友達とのコミュニケーションが目的になって通学している学生も多い事であろう。
 そして、何と言っても、学歴社会であることは今でも変わりは無いので、将来の苦労を避けたいが為に、無理して大学への進学まで考えている。しかし言っておくが、苦労は決して不幸な事では無く、却って精神面、心が成長し成熟する幸福な事である事を、また、快楽は却って堕落し退廃する不幸である事を。

 医療系の専門学校や大学では、勿論、免疫分野の事も勉強する。しかし、特に「抗原抗体反応」という基本中の基本は、ただ高校生時の復習を行っているに過ぎないと言える。だから、何もそんな高等教育を受けずとも知識を得る事が出来る訳だ。尤も、それら高等教育に於いては高校までよりも内容のレベルが全体的に高いし、一層、詳細で深い知識を身に付けようとするものであるのだが。
 しかし、その免疫分野の中でも、高校1年生が学ぶ、基本中の基本の知識と言える「抗原抗体反応」のこれ1つだけでも知っていれば、ワクチンを接種しても無駄だという事、却ってワクチンの中にいっぱい含まれている毒である添加物で身体を汚し、劣化させ、仮に直ぐには副作用が出たり死んでしまう事が無いとしても、将来、癌などに罹患してしまう可能性が高い事ぐらいは、人から教えてもらわずとも解る事ではないだろうか。

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  2021/08/16付『新型コロナ・ウィルス・ワクチンは「種無し人間」を作る/COVID-19 vaccines make "seedless people"』
  2021/08/18付「創造主が造られた自然免疫を侮りワクチンを崇拝する無神論者達 & 無添加ワクチンは如何ですか?/Atheists scorn natural immunity which was made by God」
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