狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

日米安保を破棄できない現政権の行き詰まり・・・現実路線を歩む姿より

2014-06-08 15:13:07 | 憲法改正
 現実主義で歩む現政権は、結局は行き詰まっているのではないか……。
 2014年6月6日付・神戸新聞「『漱石の時代より日本は行き詰まっている』・大江健三郎賞が終了・戦後の精神喪失に危機感」と題した記事が掲載されました。
 「戦後レジームからの脱却」とか「日本を取り戻す」等と改革を謳いながら、憲法改正をはじめとしてなかなか思う様に運べない現政権。
 しかし、それらのスローガンの妨げとなっている根本原因は日米安保。日米安保やそれに付随している日米地位協定破棄しない限りは、日本の真の主権回復と独立は有り得ません
 現実、世界には核兵器を持つ国が増え、それ故の現実路線を歩まざるを得ないと言う事が出来ると思います。
 下記掲載動画にある様に、ロシア大統領側近の言っている事は真に正論であり、日本は現実路線と言いながら、結局は相も変わらず欧米べったりの外交・政策を行なっていると思います。
 中国や韓国を批判したり攻撃するばかりで、偽善の塊の欧米に対しては何も言えないのは、日本の一般市民やマスコミも同様であると思います。
 その様な人達は、欧米が中国。韓国、日本等の東アジアにおける戦争を裏から煽って謀っている事に気が付いていないのか、知っていても欧米に媚びへつらうだけなのか、日米安保の必要性と言う考えに拘束されてしまって米国との関係を崩したくない為か、いずれにしても、もっと大きな視野で見る必要が有る様に思います。
 前述の新聞記事の見出しから、日米安保を破棄できない現政権の行き詰まりと、アメリカナイズされた人々から独立思想が失われてしまっている現状を思い浮かべました。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/06/09付: 「日米安保からの『自立』が、真の『戦後レジームからの脱却』」
   ・2013/09/24付: 「『大本営発表』に馴れた感性により、米国の啓蒙により安易に『羊化』された戦後日本」
   ・2014/05/25付: 「日本列島に散在する戦後米国主導で建てられた原爆装置・・・再原発爆発という脅し」


 参考文献↓↓
   ・2014/06/06付・神戸新聞:「『漱石の時代より日本は行き詰まっている』・大江健三郎賞が終了・戦後の精神喪失に危機感」


 参考動画↓↓
 

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YouTube: ロシア大統領側近 日本は自立した政策を 2014年6月3日






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