狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

Injustice, Medical school:フリーメーソンの「友愛」を校是とする東京医科大学をはじめとした医学部不正入試問題と似る、コ・メディカル系専門学校入試と高校入試の「内申書」

2019-01-05 21:20:55 | 健康・医療・暮らし 2018~

 「正義・友愛・奉仕」を校是として来た東京医科大学が、不正入試で大きく揺れている。「友愛」をセンターとするその校是は、恰も「自由・平等・友愛」を掲げてフランス革命を行った、イルミナティ・フリーメーソンの由来に思える。実際、行っている事柄を見ると、その事が推察される。医療界は、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの配下に在る。

 以下、2018年12月31日付、東京新聞「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」より、
  東京医科大学の第三者委員会が指摘した主な不正の手口
   ・国会議員を含む政治家の口利きが有った受験生の優遇。
   ・小論文の試験問題の漏洩。
   ・大学への寄付金額による一部受験生への加点。
   ・同窓会関係者が親族にいる受験生の優遇。
   ・優遇した受験生側から謝礼金受け取り。
   ・女性や長期浪人生を不利にする得点操作。
 (以上、2018年12月31日付、東京新聞「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」より)

 また、東京医科大学以外にも、不正を公表し、文部科学省が不適切と指摘した大学が在る。現在の所、昭和大学、神戸大学、岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、順天堂大学、北里大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学となる。

 実は、医学部では無いものの、それよりは大分レベルが低いものの、僕にも似た様な経験が有る。

 僕は、2003年1月、九死に一生を得た事をきっかけに、同年の8月、34歳の時、高校中退であった為、まず、大検(大学入学資格検定)を受験した。その後、その年の11月頭、大阪のY医療系専門学校を受験した。受験料は、何と、3万円もした。受験した学科は、「理学療法士」の学科であった。社会人入試であり、受験科目は、確か、生物Ⅰと小論文のみ(或いはどちらか一つのみ?)であった様な記憶がある。しかも、確か、それが一次選考で、二次選考の面接まで行かなかった(?)という記憶が有る。そして、学歴・職歴等の「経歴」を書いたエントリー・シートは、勿論提出していた。
 その2ヶ月半程後の翌年の1月中旬、再び同じ学校で、且つ同じ学科を、社会人入試(一般?)で受験した。同じく、受験料を、再び3万円も払った。受験科目も、全く同じであった。結果は、同じく不合格であった。
 その学校を受験した理由は、単純に、受験科目がその様に少なく限られていたからである。特に「生物Ⅰ」は、大検の時の受験科目でもあったからである。また、理学療法士を希望したのも、単純に、簡単そうで僕にも出来そうだと思ったからである。僕と同様にその様に感じている者が多いせいか、また、看護師やその後に僕が取得する「臨床工学技士」の様に、侵襲的な事をする事をはじめとして生命の維持に関わる事を直接に、或いは極めて近い状態で行う上での「リスク」が無い事によって安易に選択し易い学科である為なのか、理学療法士学科を応募する者がかなり多い事となっており、競争率は非常に高くなっている。
 当時、熱に浮かされていた事もあって、それでは諦められなかったし納得が出来なかったので、2004年の秋に、再度受験する事にした。
 そこでまず、受験校の幅を広げる為に、国語、数学、英語を、中学生レベルから勉強し直す事にした。当時、マンションのローンも抱えていたので、勿論、仕事をしながら、帰宅後や休日に勉強していた。
 そしてその年の秋、35歳の時、これで最後にしようと決めて、3校のみ、医療系専門学校を受験した。もう、その時点に於いては、前年の様な熱に浮かされる事も無く、「成るように成る」と、通っても通らなくとも、どちらでも良くなっていて、今まで通り「鉄工所」でも良いとも思っていた。それ故、その1年前と違って、プレッシャーは全く感じていなかった。当時、プロテスタントの教会に通い聖書にも少し触れていたので、「職業に貴賤は無し」である事や、「神様への信仰を第一」とするならば職業の種類は関係無し等と言う事を、少し理解し出していた様である。
 最初は、2004年9月中旬、兵庫県のK医療系専門学校を受験した。受験学科は、「義肢装具士」であった。受験科目は、小論文と面接だけであった。勿論、「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。受験料は、何と、2万円もした。面接は1対1であり、面接官が、用意してあるパターン・ファイルの様なものに、僕が言った言葉に当てはまる言葉に丸を付けている様に見えた。
 次に10月頭、大阪のO医療系専門学校を受験した。受験料は、何と、3万円もした。一般入試で受験した。受験学科は、第一希望が「理学療法士」、第二希望が「臨床工学技士」の、それぞれの夜間部であった。受験科目は英語、数学、(国語?)、小論文、面接であった。英語、数学、(国語?)は、それぞれ4択程のマークシートであった。英語は、発音がどうだとか言う程度で、難しいものでは無かった。面接は3人のグループ面接であり、理学療法の先生方が担当していた。そして、同様に「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。1週間から10日後までには結果が届いた。封書を開くと、第二希望に合格と在った。そこで10日後に、学校へ相談に行き、その翌日、早速、10万円もの入学金を振り込んだ。
 どうせこの際、ついでに予定していたもう1校を受けてみようという事で、そのO医療系専門学校の入学金を振り込むと同時に、岡山の或る医療系専門学校の入学選考料も振り込んだ。その受験料も同様に、3万円もした。
 12月上旬の、その岡山の或る医療系専門学校の入試までに、11月中旬、先に、大阪のO医療系専門学校の1年目の年間学費を振り込んだ。凡そ「百万円」もした。よって、岡山の或る医療系専門学校を受験する前には、既に大阪のO医療系専門学校への入学の意志を固めていた事となる。そして後に、その後の3年間分も、毎年、「百万円」も払う事となるのであった。
 岡山の或る医療系専門学校の受験もうろ覚えとなってしまっているが、面接は集団面接であった記憶が残っている。当時は現住所と違い兵庫県のやや西寄りであったものの、大分距離が離れていた。当時、インターネットもしていなかったし、余り理解せずに受験したのであろう。受験学科は、理学療法士であった。受験科目は、一般入試であったものの、同様に、かなり少なかった様に思う。また同様に、事前に「経歴」を書いたエントリーシートを提出していた。
 そして翌年、36歳となる2005年の4月から4年間、僕は大阪のO医療系専門学校の「臨床工学技士」学科・夜間部に通学する事となった。

 以上の僕の例からも解る様に、受験科目は少なく、それどころか作文と面接だけという所も有るぐらいで、それによって合否判定をしているだけなのである。よって、決め手となっているのが、「『経歴』を書いたエントリーシート」である事が解るであろう。恐らく、そのエントリーシートによって、事前に優先順位が決められていたり、加点されているのであろう。
 当時、各学校の偏差値なるものが書かれた本を見た記憶が残っているが、僕が通った大阪のO医療系専門学校をはじめとして、医療系専門学校は軒並み「偏差値が低い」様である。実際、僕が通学した医療系専門学校は、昼間部でも「4年制」であり、且つ、入学時(或いは学校紹介)のパンフレットには、「スパルタ教育」と書かれてあった。その「スパルタ教育」が必要な程、通学中、図書室でも騒がしかったり、その隣の休憩ロビーに於いてもマナーや態度が悪く思われる者達が多かった。卒業式に於いて臨地実習時の厳しさを思い出して泣く者達が多い等とおっしゃっておられたが、その裏を返せば、それだけ甘やかされて育った金持ちのボンボンである事が解る。また周囲では、給料がどうだの、福利厚生がどうだの、安定がどうだの、公務員の様だとか、まるで医療の本質である「人の痛みを癒やす」事に対して無関心、また少なくともそれをきっかけとはしていない者達ばかりであった。しかし、それらの者達は、入試の面接時には、適当な美しい言葉を建前として並べていたのであろう。よって、お偉いとされている先生方の見る目も無い事が解る。
 しかし、医療界の上でのトップに或る医師側からすれば、言葉は悪いが、「アホ」とか「バカ」の医療従事者の方が扱い易いと言えるであろう。所詮、コ・メディカル(医師以外の医療従事者)は、医師のオーダーに応じ従って行動しているに過ぎない。よって、コ・メディカルに自己主張や反対・抵抗をされる事は障害となるしストレスともなる。尤も、医師の意見に反論出来る程の知識や哲学を持っているコ・メディカルがどれだけ存在するのかは、甚だ疑問になる。よってそういう意味でも、コ・メディカルは自分で判断する事が出来ないので、ただ医師の命令に従っているだけなのである。そして、そうする事によって、コ・メディカルは、給料やボーナス等、生活が安定する事となっている。

 因みに、僕がそのO医療系専門学校の夜間部への通学中、どうだったのであろうか?。
 クラスメート達や同級生達、先生方(と言っても、何も教員免許等を持っている訳でも無い)、その他在校生達、事務職員達等と肌が合わず、笑われ、嫌われ、偏見を持たれ、差別され、排除され、結局、「繋がり」を得る事は全く無かった。また、並行して行っていたアルバイトの上でも、同様であった。僕は卒業後直ぐに、卒業アルバムをゴミ箱に捨てた。
 一方、4月に入学後直ぐ(1年時)の9月頭にME(Medical Engineer)2種、翌年(2年時)には、6月下旬のME1種とその後の初級シスアド、その2年後(4年時)には医療情報技師、そしてその翌年(2009年3月)の卒業時に臨床工学技士の各資格を取得した。在学中に5つの資格を、取る事が可能な資格全てを取得した。
 因みに、特に入学直ぐにME2種を取得したのはその学校では僕で2人目であったらしく、しかも前例の方は大学の工学部出身であったらしいのであるが、僕はその学校への入学直前までは「高校中退」のままであった。また、ME1種も数例?に留まる?。更に、MEの2種も1種も、授業で習う前の内容のものが、試験に於いて出題されていたのである。僕は当時も、「自立」して、お偉い先生方(果たして何が偉いのか、僕にはさっぱり解らないが……)に極力頼らずに、「独力で」、「自分で勉強」する事を行っていたのである(医療系の資格を取得する為には、国が指定した学校で単位を取得する必要が有るので、否が応でも通学しなければならない)。

 同級生達、また同校卒業生達は、その後、どうなっているのであろうか?。僕は繋がりが無いので全く知らないが、恐らく、「普通に」、病院等に勤めていられるのであろう。僕が卒業してから、丁度、丸10年経とうとしている。10年と言えば、もう、相当なキャリアである。それら同級生達は、それなりの地位・ステータスを得て勤められている事であろう。あの同級生達、あの同校卒業生達が……、である。

 確かに、医療系をはじめとしたサービス業は、良好な人間関係も必要となる。その人間関係は、周囲のスタッフだけでは無く、患者さんやお客さんにも当てはまる。「見とぅ」だの、「カメラ」だの、「目」だの、「個人情報」だの、「企業秘密」だのと鬱陶しがられる様に、最初から嫌われる「運命」に在る僕には向いていない。それらをはじめ、レッテル、差別、偏見等は、僕に取っての障害、ハンディと言える。そして、そんな僕自身を無理やり強引にそういう業界に押し付けるつもりも無いし、逆にそういう業界から押し付けられたり無理に迎合して合わそうとして自分らしさを失いたくも無い。強欲に押し付けるか、或いは自分を無くして合わせると言う事も出来るかもしれないが……。何せそれ以前に、兎にも角にも、「運命」、「宿命」というものが存在し、それに従わざるを得ないのであるから。2009年に卒業して直ぐに就いた病院は「1ヶ月でクビ」になり、2010年には、勤めて「3ヶ月でクビ」になった、或る病院の看護師長に言われた、「患者から苦情が出ている」と言う決め言葉を、今でも憶えている。確かに、僕には良好な人間関係を築いたり、よく気が付き気を効かして行動したり、ムードメーカー等といった能力が欠けている様に思う。また今に至っては、頑固、狷介、臍曲がり、捻くれ者、天邪鬼、非常識な性格がより一層強まった事で、それらに輪を掛ける事であろう。

 僕は今後、“医療系の仕事はしない”が、その後の事、過去の事、今後の事も含めて、ただ(=取り立てて値打ちや意味がないこと、普通、ありきたり)では終わっていないのではないであろうか……?。僕は「失敗」はしたものの、それらに対して「一矢を報いる」事が出来たのではないだろうか……?。しかし、先の大戦中の「特攻隊」の取られた行動に対して「無駄死に」等と揶揄する人達が、実際に世間の中に存在する現実が有る。しかも、その様な方々は、自らは「レジャー」に明け暮れ、日々の「ルーティン」に流されるだけで、「目的」や「ビジョン」も持たず、「実践」も、「挑戦」も、「研究」も、していないにも関わらずに……、である。日本人の「多数派」嗜好や、その様な方々の内に在る虚しさ、自身の現状への不満、自分の不甲斐なさ、情けなさ等から、「口先だけ」の批判をし、「かっこつけとる」等と、「出る杭を打ち」、嫉妬したり、羨んでいる事も有るのであろう。

 またついでに、兵庫県の公立高校の入試にも、「内申書」というものが、事前に提出されている。それには、中学3年間の素行、態度、性格、学業や部活動での実績等が書かれている。僕の場合、中学生時は余り勉強をしていなかったのであるが、比較的大人しく、真面目な態度で過ごし、部活動は3年生の11月か12月の2学期の期末テストの直前まで、最後に駅伝の県大会に出場するまでのほぼ丸3年間、続けて行う等、その他、多少の表彰された事も含めて、それらが内申書に書かれた事は、前掲とは逆に、僕にとっては有利に働いた事であろう。

 しかし、医療系や介護系は、人手不足と言いながら、何故、あの様に閉鎖的なのであろうか……。医師、看護師、コ・メディカルは、過疎地域では人手不足である一方で、都市部では、救命救急やICU(集中治療)等の一部を除いては、既に過剰であるとも聞く。実際、「予防医療」と称しながら健康診断や職場検診、人間ドック、脳ドック、癌検診、ワクチン接種等を行って「医原病」を作り出し、敢えて仕事を作っている事からも伺える。僕が資格を持つ(と言っても、紙媒体は既に破って捨てたが……)「臨床工学技士」の場合、殆ど透析関係しか就職先がない。

 本ブログ過去の関連記事
  ・本ブログ カテゴリー:「予防医療の危険性と生命倫理」 ・・・本ページ右サイド

 参考文献
  ・2018/12/31付・東京新聞:「東京医大不正入試 最終報告書 年の瀬、突然の公表」
  ・ウィキペディア:「2018年における医学部不正入試問題」


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