狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

ブレグジットが間近に迫る!、イギリスからイルミナティのネフィリム王室が脱出!?/Near Brexit !, Does Illuminati Royal Family escape from UK ?

2019-10-28 23:41:04 | 国際時事 2012~
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 ブレグジットが間近に迫る!
  イギリスからイルミナティのネフィリム王室が脱出計画中!?
 Near Brexit !
  Does Illuminati Royal Family escape from UK ?



 
 出典:2019/10/05付・THE SPECTATOR「Will Leave voters forgive a Brexit delay?」

 
YouTube: Too Much Drama in UK! Royal Family Members Flee to Africa Because They’re Sick of It All!
2019/10/22
 
YouTube: Brussels BREXIT Negotiator ADMITS: Boris and Farage Together Will DESTROY the EU!!!
 2019/09/06
 
YouTube: Nigel Farage slams 'old drunk' Juncker and 'thugocracy' EU
2019/10/18
 
YouTube: Globalist Elites Show Contempt for Voters on Both Sides of the Atlantic!!!
 2019/09/05

 ブレグジット成立が間近に迫る中、イギリスから王室が脱出計画中!?

 英国王室はイルミナティであり、そのカルト権力の中でも頂点に君臨するヨーロッパ王室のみの横の繋がりで構成される「CLUB OF THE ISLES」の一員である。そのイルミナティが、実は「ネフィリム」ではないかと言われている。そして、その旧約聖書の創世記に書かれている「ネフィリム」は「巨人」、「天から降りて来た者」と解釈されていると共に、今再び英国やアメリカで脚光を浴びている宇宙人、地球外生命体(ET)ではないかとも言われている。

 あのイルミナティ・カードに書かれている「予言」は決して「預言」では無く、神様から預かった言葉では無いにも関わらず、その多くが実際に起きている。

 イルミナティ・カードに書かれた計画通りに、そのエージェントやパペットが進めているせいではないかと思うかもしれない。しかし、例えば、米国のトランプ大統領はイルミナティとは全く関係無い民間のビジネスマンであったにも関わらず、そのイルミナティ・カードに大統領就任よりもずっと前から登場していたのである。そして実際、2016年の米大統領選に於いては、イルミナティはヒラリー・クリントンを大々的に支援していたし、多くの者達がヒラリーが当選するものと予測していたのである。イルミナティにとっては正に「番狂わせ」の結果であったのである。

 その一例からも言える事として、イルミナティが弱体化しており、崩壊しつつある様に見られている。現在まで進められて来た「グローバリズム」も勢いを失くし、「世界政府」の雛形であるEU(欧州連合)を構成するそれぞれの国の中では保守中道右派勢力が台頭して来ており、左翼のEUも崩壊に向かっている事が伺える。

 「世界統一政府」を目指すグローバリズムは「世界共産化」するものであるが、それに抵抗・反発する形での、反エスタブリッシュメント、反オリガーキーという意味でのポピュリズムを伴った保守中道右派が、世界中で勃興し、勢いを増して来ている。

 そして英国では、ジョンソン首相が率いる保守中道右派勢力による「ブレグジット」(EU離脱)まで「あと一歩」にまで迫っている。左翼のグローバリズムのEUから英国を取り戻す為、近い内に実現される事は間違いない。

 因みに、イギリスから王室が脱出を計画しているのは、王室の家族の病気の療養の為であるという事らしく、悪しからず。(……しかし、「王室の亡命」は、十分有り得る話である。)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/10/28付:『「調和」を掲げてEU離脱!:イギリスのボリス・ジョンソン首相/Brexit by “Harmony” !, UK PM Boris Johnson』
  ・2019/10/28付:『「イギリスを取り戻す!」ジョンソン政権ブレグジットまで「あと一歩!」:「マネー第一」でEUの奴隷で良いのか?/Taking back UK !, A little before Brexit !』
  ・2019/10/28付:「ファラージ氏率いるブレグジット党はジョンソン英政権を後押し/Euro-MP Farage leader & Brexit Party support the Johnson Government」

  ・2018/04/23付:『露英間の元ダブルスパイ襲撃事件:「寝耳に水」のプーチン政権、CLUB OF THE ISLES頂点イルミナティと地下組織の陰謀/Plot, Illuminati & UK & Underground』
  ・2018/05/08付:「英国版ロシアゲートで反ブレグジット、ユダヤ人ソロス、グローバリスト、イルミナティ/UK's Gate, Anti-Brexit, Jewish Soros, Globalist, Illuminati」
  ・2019/09/05付:『誰も戦争を望んでいないのにも関わらず何故危機が?・・・タルムード、宇宙人、そして「サイコパス」/No one wishes for war, but why is crisis?ーpsychopath』
  ・2019/09/05付:『ノートルダム大聖堂火災と911のリンク?、イルミナティ乗っ取り?崩壊?、ETガーゴイルに見る「宗教組織」とは?/Notre-Dame:911?, Illuminati?, ET religious?』



ファラージ氏率いるブレグジット党はジョンソン英政権を後押し/Euro-MP Farage leader & Brexit Party support the Johnson Government

2019-10-28 23:17:46 | 国際時事 2012~
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 ファラージ氏率いるブレグジット党はジョンソン英政権を後押し
  Euro-MP Farage leader & Brexit Party support the Johnson Government

  

 
 出典:2019/10/05付・THE SPECTATOR「Will Leave voters forgive a Brexit delay?」


 



 旧約聖書・イザヤ書40章31節
  しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 40:31
  but those who wait for Yahweh will renew their strength. They will mount up with wings like eagles. They will run, and not be weary. They will walk, and not faint.

 
 



 旧約聖書・イザヤ書41章10~13節
  恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
  見よ。あなたに向かっていきりたつ者はみな、恥を見、はずかしめを受け、あなたと争う者たちは、無いもののようになって滅びる。
  あなたと言い争いをする者を捜しても、あなたは見つけることはできず、あなたと戦う者たちは、全くなくなってしまう。
  あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握り、「恐れるな。わたしがあなたを助ける。」と言っているのだから。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 41:10~13
  Don’t you be afraid, for I am with you. Don’t be dismayed, for I am your God. I will strengthen you. Yes, I will help you. Yes, I will uphold you with the right hand of my righteousness.
  Behold, all those who are incensed against you will be disappointed and confounded. Those who strive with you will be like nothing, and shall perish.
  You will seek them, and won’t find them, even those who contend with you. Those who war against you will be as nothing, as a non-existent thing.
  For I, Yahweh your God, will hold your right hand, saying to you, ‘Don’t be afraid. I will help you.’



YouTube: EU EARTHQUAKE!!! Dr. Steve Turley on the James Tulp Show
 2019/05/31
 
YouTube: Nigel Farage on his Brexit Party's big win
2019/05/28
 
YouTube: Au Royaume-Uni, victoire éclatante du Brexit Party et de Nigel Farage
 イギリスでは、ブレグジット党とナイジェル・ファラージの輝かしい勝利
 2019/05/27


YouTube: Brexit Party MEPs turn their backs during EU's anthem
 2019/07/02

YouTube: The Brexit Party TOPS National Polls for FIRST TIME!!!
 2019/06/03

 「イギリス独立党(UK Independence Party:UKIP)」元党首のナイジェル・ファラージ党首が率いる「ブレグジット党」が、本年5月末に行われた欧州連合(EU)議会選挙のイギリス枠に於いて、国政に於ける与党・保守党と最大野党・労働党の二大政党を尻目に「圧勝」した。

 UKIPが移民問題やテロ問題についてイスラムに対して八つ当たりする傾向が強まる事に嫌気が差し、ファラージ氏はUKIPから完全に離党し、新政党「ブレグジット党」を結成された。その事から、ブレグジット党はイスラムを差別する事無く「調和」を取りながら英国の国益や尊厳を守ろうとしている事が伺える。

 ファラージ氏の皮肉の効いたはっきりとした物言いの演説には定評が有り、保守中道右派の国民からは絶大な人気を得ている。一方、その分、左翼やリベラルの「バカ」な国民からは反感を買っている。

 7月末に英国首相に就任されたボリス・ジョンソン氏も同様で、ユーモア・センスに溢れると共に、「ブレグジット強行派」として保守中道右派の国民からは大きな賛同、称賛を獲得している。

 その保守中道右派の国民と対象的なのが、英国営BBCをはじめとした左翼の主流メディア(MSM)・マスコミであり、野党の修正案攻勢と共に、印象操作、世論誘導等でブレグジットの邪魔をし続けている。英国のMSMマスコミの背後には、グローバリスト、イルミナティ、フリーメーソン、ディープ・ステートが存在する。

 ジョンソン首相はブレグジット党とは選挙協力をしないと述べている。しかし、共通する、未だブレグジットが成立してしない停滞状況に有る中で、「今すぐブレグジットを済ます」という目的を持つ事は、自然と両者が「調和」「協調」しながら進めていくものと思われる。

 ブレグジットまで「あと一歩!」、ファラージ氏率いるブレグジット党はジョンソン政権を後押ししていく。

 5月26日
  以下、2019/05/27付・BBC NEWS JAPAN「【欧州議会選】 英でブレグジット党が圧勝 2大政党は大敗」より
   「欧州連合(EU)の加盟28カ国で投票された欧州議会選挙の開票が26日始まり、イギリスではEUからの離脱(ブレグジット)を掲げるブレグジット党が最多議席を獲得し、EUへの残留を主張する自由民主党がそれに次ぐ見通しとなっている。
   国内2大政党の与党・保守党と最大野党・労働党は、共に大きく議席を減らす見込み。特に落ち込みが深刻なのが保守党で、得票率は10%に満たないと予測されている。」

    ブレグジット党のナイジェル・ファラージ党首
     「(今回の結果から2大政党は)多くのことを学べるだろう」
  (以上、2019/05/27付・BBC NEWS JAPAN「【欧州議会選】 英でブレグジット党が圧勝 2大政党は大敗」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2018/04/23付:『露英間の元ダブルスパイ襲撃事件:「寝耳に水」のプーチン政権、CLUB OF THE ISLES頂点イルミナティと地下組織の陰謀/Plot, Illuminati & UK & Underground』
  ・2018/05/08付:「英国版ロシアゲートで反ブレグジット、ユダヤ人ソロス、グローバリスト、イルミナティ/UK's Gate, Anti-Brexit, Jewish Soros, Globalist, Illuminati」

  ・2019/10/28付:『「調和」を掲げてEU離脱!:イギリスのボリス・ジョンソン首相/Brexit by “Harmony” !, UK PM Boris Johnson』
  ・2019/10/28付:『「イギリスを取り戻す!」ジョンソン政権ブレグジットまで「あと一歩!」:「マネー第一」でEUの奴隷で良いのか?/Taking back UK !, A little before Brexit !』

 引用文献
  ・2019/05/27付・BBC NEWS JAPAN:「【欧州議会選】 英でブレグジット党が圧勝 2大政党は大敗」

 参考文献
  ・ウィキペディア:「ナイジェル・ファラージ」

トゥルシー・ギャバード米議員「民主党を取り戻す」/MP Tulsi Gabbard "Taking Back the Democratic Party"

2019-10-28 22:55:13 | ユダヤ支配下アメリカ2012~2019
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 トゥルシー・ギャバード米議員「民主党を取り戻す」
  US MP Tulsi Gabbard "Taking Back the Democratic Party"







 
YouTube: Taking Back the Democratic Party
 2019/10/26

 来年、2020年のアメリカ大統領選挙に於いて、僕が「トランプの最大のライバル」と見ている民主党議員のトゥルシー・ギャバード候補。僕に限らず、保守系中道右派の反ネオコン、反シオニストの人達には、その様に捉えられているのではないだろうか。

 実際、民主党の大統領候補者による最初の討論後のGoogle検索数はギャバード氏が最多となり、米国民からは最も注目度が高かった。しかし、その世論調査とも言える結果を、ニューヨーク・タイムズやCNNをはじめとした主流メディア(MSM)は隠蔽し、それどころか候補者として扱わずパージする印象操作、世論誘導を行う等で、そのマスコミの偏向報道の被害に遭われている。

 また、大手ハイテク・プラットフォームのGoogleも選挙妨害し、ギャバード議員はGoogleを提訴する事となった。

 MSMマスメディアの背後におり、それを支配し操作している者達は、一体どの様な連中であるのか。それを知れば、世界も正しく見えて来る。

 ギャバード議員は、ワ―モンガー・ネオコンを非難し、米国の他国への介入を批判し、米軍の母国への帰還を要求する。
 
 ギャバード議員は、戦争を挑発して起こそうとするネオコンから、所属する腐敗した民主党を正義・道義の在る状態に取り戻す為に戦い続ける事を誓われる。

 本ブログ過去の関連記事 
  ・2019/10/28付:『「イギリスを取り戻す!」ジョンソン政権ブレグジットまで「あと一歩!」:「マネー第一」でEUの奴隷で良いのか?/Taking back UK !, A little before Brexit !』


「イギリスを取り戻す!」ジョンソン政権ブレグジットまで「あと一歩!」:「マネー第一」でEUの奴隷で良いのか?/Taking back UK !, A little before Brexit !

2019-10-28 02:46:39 | 国際時事 2012~
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 「イギリスを取り戻す!」「反グローバリズム」
  ジョンソン首相はブレグジットまで「あと一歩!」
   反対する者は「経済第一」「マネー第一」でEUの奴隷のままで良いのか?
     刊行70周年オーウェル「1984」に見るEUの未来
 "Taking back UK !" "Anti-globalism !" "A little while before Brexit !"




出典:2019/10/05付・THE SPECTATOR「Will Leave voters forgive a Brexit delay?」


 



 旧約聖書・イザヤ書40章31節
  しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 40:31
  but those who wait for Yahweh will renew their strength. They will mount up with wings like eagles. They will run, and not be weary. They will walk, and not faint.

 
 



 旧約聖書・イザヤ書41章10~13節
  恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
  見よ。あなたに向かっていきりたつ者はみな、恥を見、はずかしめを受け、あなたと争う者たちは、無いもののようになって滅びる。
  あなたと言い争いをする者を捜しても、あなたは見つけることはできず、あなたと戦う者たちは、全くなくなってしまう。
  あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握り、「恐れるな。わたしがあなたを助ける。」と言っているのだから。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 41:10~13
  Don’t you be afraid, for I am with you. Don’t be dismayed, for I am your God. I will strengthen you. Yes, I will help you. Yes, I will uphold you with the right hand of my righteousness.
  Behold, all those who are incensed against you will be disappointed and confounded. Those who strive with you will be like nothing, and shall perish.
  You will seek them, and won’t find them, even those who contend with you. Those who war against you will be as nothing, as a non-existent thing.
  For I, Yahweh your God, will hold your right hand, saying to you, ‘Don’t be afraid. I will help you.’


 
YouTube: UK Parliament backs prime minister's Brexit bill
 2019/10/22
 
YouTube: UK: Parliament passes Brexit Withdrawal deal but rejects timetable
 2019/10/22

YouTube: Londres insiste en que saldrá de la UE el 31 de octubre
ロンドンは10月31日にEUを離れると主張している
 2019/10/20

 EU離脱(ブレグジット)に向けた新協定関連法案が10月22日にイギリス下院で採決された。第2読会での採決では、賛成329票、反対299票の30票差で可決された。しかし、同日中に続いて行われた、ジョンソン首相が同時に提出した、10月末までに全ての離脱新協定関連法案を議会通過させるのに必要な審議日程案を決めた、いわゆる「プログラム(議事日程)動議」については、賛成308票、反対322票のたった14票差で、惜しくも否決されてしまった。
 しかし、この結果を見ても解る通り、ブレグジット成立まで「あと一歩!」まで近付いている事が言える。

 EU(欧州連合)という「世界政府の雛形」に関税自主権等を奪われて英国の主権が認められていない状態は、かつて英国自身が「白人至上帝国主義」の傲慢精神を持ってして世界中で略奪した「植民地」と同様であり、英国はその自ら犯した事の「ブーメラン」状態に置かれている様にも思える。
 英国の保守的な国民からすれば、自分の国の歴史や伝統、文化に誇りを感じているはずであろうから、その「EUの植民地」の状態に甘んじる事を許すことが出来ないものと思われる。よって、保守系右派の英国民は、ブレグジットを願っている事であろう。
 一方、英国の左翼やリベラルの人達は、ブレグジットに反対している。そして、「英国の独立」については無関心で、日々の生活さえ安泰であればそれで良しといった具合に、「食べる事第一」、「経済第一」、「マネー第一」、「その日暮らし第一」の様に見受ける。
 
 グローバリズムとは、「世界統一政府」に向けてのものであり、世界全体をかつてのソビエト連邦の様にするものである。旧ソ連は、世界政府を作る為のディープ・ステートのイルミナティ・フリーメーソンによる「実験国家」であった。よって、グローバリズムとは、コミュニズム(第三インターナショナル)の延長上に在り、世界を共産化し、一握りのエスタブリッシュメントに支配され、その他の地球人が皆、貧困状態に置かれた上で個性を奪われた「平等」の状態にされるオリガーキー(寡頭制)の体制を目指すものである。
 よってグローバリズムは、「偽善の平等」、また一握りの支配階級によって抑え付けられた上での「偽善の平和」なのである。

 英国の左翼やリベラルの人達は、「刹那主義」、つまり、現在の瞬間だけ見て未来を展望しておらず、その場凌ぎで、その「グローバリズム」の偽善に陥っている。空腹を満たす為に、雇用の為に、生活の糧を得る為に、自尊心、プライド、愛国心、祖国愛を捨ててしまっている。
 反対に、保守中道右派でブレグジットを望み、英国の真の独立を願う英国民は、「ハンガー・ストライキ」を行うが如くのデモを行い、食べる事よりもそれら「国家の主権」に通ずる「独立自尊」の「精神」、「思想」、「哲学」を重視しているように見受ける。

 左翼やリベラルの人達に言う。食べる事さえ叶えられれば「奴隷」でも良いのか?、あなた方に「屈辱」というものは感じられないのか?

 旧ソ連をモチーフにした、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」では、その左翼やリベラルの人達の事を描いている。また、旧約聖書の「出エジプト記」に於いても、当時のヘブライ人(ユダヤ人)をして、その左翼やリベラルの人達の事を皮肉っている。

 EUと合意した事を基にするブレグジットに向けた新協定法案については、北アイルランドやスコットランドの独立機運の高まりが懸念されている。その他、EUの関税同盟やEUとのFTA(自由貿易協定)の問題等も有るものの、取り敢えず、ブレグジットでEUから「第一歩」を踏み出す事によって、英国の明るい未来が開け、ビジョンが見えて来る事は間違いない。離脱してそれで終わりでは無く、その後も改正してゆけば良いのである。

 また、同じ「反グローバリズム」でアメリカを変えつつあるトランプ大統領は次期任期への就任も固いものと思われ、ジョンソン政権へのトランプ大統領からの支持・支援が期待出来る。

 本年は、イギリスの小説家、オーウェルの小説「1984」が1949年に刊行されてから、70周年となる。その「1984」は、EUの未来を描いている。



 「Nineteen Eighty Four(1984)」
 


 これまでのイギリスのブレグジットに向けた動向

 2013年
  キャメロン首相(当時)が英国のEUからの離脱(ブレグジット)についての国民投票の実施を約束。

 2016年
  6月23日
   EU離脱をめぐる国民投票において、「離脱」派が過半数を獲得。(離脱派52%、残留派48%)

  6月24日
   キャメロン首相が辞任表明。

  7月13日
   メイ政権(当時)が発足。

 2017年
  1月
   メイ首相(当時)が、EUの単一市場と関税同盟からの離脱方針を表明。

  3月29日
   英国が、欧州連合条約第50条に基づき、EUに対して離脱を正式通知。2年間の交渉期間開始。

  6月8日
   英下院総選挙、与党保守党が過半数割れ。

  6月19日
   英国とEUの間で離脱交渉開始。

  12月15日
   第1段階の交渉に合意

 2018年
  3月22日
   2020年末までの「移行期間」の設置を含む、「離脱協定」の一部に合意。

  6月29日
   EU首脳会議、「離脱協定」と「将来関係に関する政治宣言」の作業加速を確認。

  7月12日
   英国が、EU離脱方針、及び、EUとの将来関係の展望を示した「白書(チェッカーズ・プラン)」を公表。
    ・・・物の取引でEUの共通ルールを適用する等と穏健な内容で、ジョンソン外相(当時、現首相)ら離脱派の主要閣僚の辞任が相次ぐ。

  10月17日
   EU首脳会議、交渉の十分な進展を持つ方針を確認。

  11月14日
   協定案の「離脱協定」及び「将来関係に関する政治宣言」(「政治合意」)の概要が英EUの事務レベルで暫定的に合意され、英国臨時閣議で承認。

  11月25日
   「離脱協定」及び「将来関係に関する政治宣言」の概要が、EU緊急首脳会合でも承認。

  12月4日
   英下院、離脱協定の審議入り。

  12月10日
   メイ英首相(当時)、11日の英下院での「離脱協定」の採決を延期。
   欧州司法裁判所(ECJ)、英国のEU離脱通知の一方的撤回は可能との判断を正式表明。

  12月13日
   EU首脳会議が、以下の5つの方針を確認。
    ①「離脱協定」と「政治合意」(「将来関係に関する政治宣言」)の再交渉はしない。
    ②離脱協定調印後、速やかに将来の関係の協議の準備に着手する。
    ③バックストップの発動回避の為、速やかに作業する。
    ④バックストップ発動の場合でも、一時的なものとなる様に速やかに作業する。
    ⑤あらゆる結果に備えた準備を求める。

  12月19日
   EU、英国の合意無き離脱(ノー・ディール)に備える緊急対応策を公表。

 2019年
  1月7日
   英下院、離脱協定審議再開。

  1月15日
   離脱協定等のEUとの合意案について英国議会下院で採決され否決。

  1月16日
   英国議会下院における政府不信任動議を採決し否決。

  1月21日
   英離脱法上の方針決定の期限。

  1月29日
   英国議会下院における政府方針(離脱協定案についてEUと修正協議を実施)及び修正動議の採決

  3月12日
   離脱協定等のEUとの合意案について英国議会下院で再度採決されるものの、再び否決。

  3月21日
   EU首脳会議で離脱日を最長5月22日までの延期で合意。

  3月29日
   英下院が離脱合意案の主要部分を3度目の否決。

  3月30日 (英国時間3月29日午後11時)
   当初の英国のEU離脱期日。

  4月10日
   EUの特別首脳会議で、離脱日の最長10月末までの再延期で合意。

  4月11日
   メイ首相、与野党協議の方針を表明。

  5月2日
   英国、統一地方選挙で国政与党の保守党と野党の労働党が共に大敗。

  5月21日
   メイ首相、野党への譲歩案を表明。

  5月23日
   EUの欧州議会選挙、英国では保守党と労働党の二大政党が大敗するも、ファラージ党首が率いEUからの早期離脱を掲げるブレグジット党が圧勝。
   その欧州議会選挙では、親EU二大会派は過半数を割り、英国以外の各国でも、フランスに於いてマリーヌ・ル・ペン党首が率いる国民連合(RN、旧党名:国民戦線(FN))が圧勝した事をはじめ、「反グローバリズム」を掲げる「保守中道右派」の政党が躍進した。

  5月24日
メイ首相が辞任表明。保守党党首選へ。

  7月23日
   ジョンソン前外相が保守党党首就任。

  7月24日
   ジョンソン前外相が首相に就任。

  8月28日
   ジョンソン首相が9月9日の週から約1ヶ月間の議会閉会を要求し、英女王が承認。

  9月4日
   英下院で離脱3ヶ月再延期法案可決。
   ジョンソン首相の総選挙前倒し提案不成立。

  9月9日
   英国、EU離脱延期法が成立。

  10月17日
   英国とEUが離脱条件で合意。EU首脳会議も承認。
    新協定の4つの要点
     ①北アイルランドは今後も、物品に関するものを中心に、一部のEU規則の対象となる
     ②北アイルランドはイギリスの関税地域に留まるが、EU単一市場への「入り口であり続ける」
     ③単一市場の一体性を維持しつつ、付加価値税(VAT)に関するイギリスの正当な要望に応える
     ④北アイルランドの代表は4年ごとに、EU規則を北アイルランドに適用し続けるかどうかを決定できる

  10月19日
   英下院で、野党が提出した修正動議の離脱合意案の採決保留を議決。英政府がEUに延期要請。

 
YouTube: British Parliament votes to postpone Brexit deal
 2019/10/19

   メイ前首相
    「今日のやりとりにはかなり既視感があります」
    「もしこの議会が(国民投票の結果を実施するという決議について)本気でなかったのなら、英国民に対して例がないほどひどい詐欺を働いたことになる(と述べ、ジョンソン首相がまとめた離脱協定を支持するよう強く呼びかけた)」

 
YouTube: UK MPs vote to delay approval of Boris Johnson’s Brexit plan
 2019/10/19

  10月22日
   第2読会での離脱協定法案の採決では、賛成329票、反対299票の30票差で可決された。しかし、続いて行われた、ジョンソン首相が同時に提出した、10月末までに全ての新協定関連法案を議会通過させるのに必要な審議日程案を決めた、いわゆるプログラム(議事日程)動議については、賛成308票、反対322票の14票差で否決された。

  10月24日
   『イギリスのボリス・ジョンソン首相は24日、BBCの取材に対し、下院が12月12日の解散総選挙で合意すれば、10月31日の欧州連合(EU)離脱を延期し、協定案について十分な審議期間を与えると話した。
これに対し最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、合意なしブレグジット(イギリスのEU離脱)が「選択肢から除外」されない限り、解散を支持しないとしている。』
 (2019/10/25付・BBC NEWS JAPAN「ジョンソン英首相、12月12日総選挙を示唆 ブレグジット延期で」より)

    ジョンソン首相
「自分自身は『本当に』延期を望んでいない」

 
YouTube: Boris Johnson: Want more time to scrutinize #BrexitBill? Vote for General Election on December 12th
 2019/10/24

  10月31日
   英国のEU離脱期日。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2018/04/23付:『露英間の元ダブルスパイ襲撃事件:「寝耳に水」のプーチン政権、CLUB OF THE ISLES頂点イルミナティと地下組織の陰謀/Plot, Illuminati & UK & Underground』
  ・2018/05/08付:「英国版ロシアゲートで反ブレグジット、ユダヤ人ソロス、グローバリスト、イルミナティ/UK's Gate, Anti-Brexit, Jewish Soros, Globalist, Illuminati」
  ・2019/10/28付:『「調和」を掲げてEU離脱!:イギリスのボリス・ジョンソン首相/Brexit by “Harmony” !, UK PM Boris Johnson』

 参考文献
  ・2018/12/27付・ニッセイ基礎研究所:「ノー・ブレグジット(離脱撤回)という選択肢-経済合理性はあるが、分断は解消しないおそれ-」
  ・2019/02付・経済産業省:「ブレグジットを巡る動向について 平成31年2月 経済産業省.」
  ・2019/04/14付・YAHOO! JAPANニュース(THE PAGE):『EU離脱再延期、イギリスは「6か月」で答えを出せるのか?』
  ・2019/05/27付・神戸新聞夕刊:「親EU二大会派 半数割れ 欧州議会選 懐疑派、3割超に拡大」
  ・2019/07/03付・東洋経済ONLINE:『「ジョンソン新首相」ならブレグジットは大混乱 高まる総選挙、2度目の国民投票のシナリオ』
  ・2019/09/05付・路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は?:「【欧州連合(EU)】:英「合意なき離脱」なら、被害救済910億円」 
  ・2019/10/17付・BBC NEWS JAPAN:「イギリスとEU、新しいブレグジット案に合意と 英下院の承認不透明」
  ・2019/10/19付・BBC NEWS JAPAN:「英下院、ブレグジット手続き延長の議員案を可決 離脱条件の採決は延期」
  ・2019/10/21付・ニッポン放送:『イギリスのEU離脱~ポイントとなるのは「関税同盟」と貿易』
  ・2019/10/22付・神戸新聞:「EU離脱 形勢逆転狙う 英首相 合意案、下院へ再提案か」
  ・2019/10/22付・TBS NEWS:「英政府、EU離脱に向け新法案」
  ・2019/10/23付・Morningstar Japan:「英下院、ジョンソン首相のEU離脱新協定法案の審議日程案を否決―10月末離脱は困難に」
  ・2019/10/24付・大和総研グループ:「ジョンソン首相の離脱協定法案可決は幻に? 10月31日の合意ありの離脱は絶望的、解散総選挙が迫る」
  ・2019/10/25付・BBC NEWS JAPAN:「ジョンソン英首相、12月12日総選挙を示唆 ブレグジット延期で」

ファーウェイ独自の新OSの名は「Harmony」/Huawei original OS "Harmony"

2019-10-28 01:54:25 | 東アジア
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 ファーウェイ独自の新OSの名は「Harmony」
  Huawei original OS "Harmony"


 
YouTube: Huawei responde al veto de EEUU con presentación de su nuevo OS HARMONY ¡Vídeo resubido del anterior
 Huaweiは米国の拒否権に対応し、以前のOSから再作成された新しいOS HARMONYビデオを発表しました
 2019/08/09


 8月9日(?)
  『中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)は米国の科す制限に対抗し、独自のオペレーションシステムの鴻蒙OS(Harmony OS)」を開発した。同OSは広州、東莞市で組織したディベロッパー会議の中でプレゼンテーションが行われた。スプートニク記者が取材した。
  ファーウェイCBG のリチャード・ユ社長はプレゼンテーションで「我々は独自のOSを開発した。これはスマートフォン、スマートウォッチ、PC、タブレットに用いることができる」と語っている。……』
  (2019/08/09付・SPUTNIK日本「ファーウェイが独自のOS発表 米国の制限に対抗」より

 
YouTube: Huawei Harmony Os Full Introduction and Breakdown
 2019/08/09

 貿易不均衡を理由としたアメリカのトランプ政権からの圧力に端を発した米国と支那(中国)による経済戦争の下、支那の大手通信機器メーカーのHuaweiも、スパイ容疑でユダヤ支配下の大手ハイテク・プラットフォームGoogleのモバイルOSであるAndroidの搭載を許可されなくなった。
 そこで、Huaweiが独自に開発したOSが、「Harmony OS」である。
 「Harmony」、日本語では「調和」、「融和」となる。Huaweiにとっては、アメリカをはじめ世界各国との「調和」を図る事によって、その窮地を打開したい思いも有るのであろう。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/07/12付:『G20サミットの日本の「調和」を謳う「十七条憲法改ざん」&「弥勒菩薩のOKサイン」& 歴史再検証/ "Harmony" by Japan on G20. History Reinspection』

 引用文献
  ・2019/08/09付・SPUTNIK日本:「ファーウェイが独自のOS発表 米国の制限に対抗」

「調和」を掲げてEU離脱!:イギリスのボリス・ジョンソン首相/Brexit by “Harmony” !, UK PM Boris Johnson

2019-10-28 01:22:04 | 国際時事 2012~
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「調和」を掲げてEU離脱!:イギリスのボリス・ジョンソン首相
  Brexit by “Harmony” !, UK PM Boris Johnson


 
 
 出典:2019/10/05付・THE SPECTATOR「Will Leave voters forgive a Brexit delay?」


YouTube: Boris Johnson's memorable moments!
 2019/07/23

 
 



 旧約聖書・イザヤ書40章31節
  しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 40:31
  but those who wait for Yahweh will renew their strength. They will mount up with wings like eagles. They will run, and not be weary. They will walk, and not faint.

 
 



 旧約聖書・イザヤ書41章10~13節
  恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
  見よ。あなたに向かっていきりたつ者はみな、恥を見、はずかしめを受け、あなたと争う者たちは、無いもののようになって滅びる。
  あなたと言い争いをする者を捜しても、あなたは見つけることはできず、あなたと戦う者たちは、全くなくなってしまう。
  あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握り、「恐れるな。わたしがあなたを助ける。」と言っているのだから。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 41:10~13
  Don’t you be afraid, for I am with you. Don’t be dismayed, for I am your God. I will strengthen you. Yes, I will help you. Yes, I will uphold you with the right hand of my righteousness.
  Behold, all those who are incensed against you will be disappointed and confounded. Those who strive with you will be like nothing, and shall perish.
  You will seek them, and won’t find them, even those who contend with you. Those who war against you will be as nothing, as a non-existent thing.
  For I, Yahweh your God, will hold your right hand, saying to you, ‘Don’t be afraid. I will help you.’


 以下、ウィキペディア:「ボリス・ジョンソン」より
  「アレクサンダー・ボリス・ド・プフェッフェル・ジョンソンは、欧州議会議員スタンレー・ジョンソンと最初の妻シャーロット・フォーセットの長男としてニューヨークで生まれた。のちに家族とともにイギリスに戻った。イートン校、オックスフォード大学ベリオール・カレッジを卒業。大学ではブリンドン・クラブに所属。
 オスマン帝国末期の内務大臣だったアリ・ケマルの子孫である(父方の祖父であるオスマンは、第一次世界大戦中にイギリス国籍を取得、自らの母親の旧姓であるジョンソンを姓に定めた)。父方の先祖にはイギリス王ジョージ2世がいる。ジョージ2世の玄孫であるヴュルテンベルク王子パウルが女優である愛人との間にもうけた庶出の娘が、ジョンソンの玄祖母にあたる(ド・プフェッフェル (de Pfeffel) は玄祖母の嫁いだ男爵家の家名である)。ただし庶子を通じての血筋を引くに過ぎないため、英国王位継承資格は認められない。母方の先祖には、ユダヤ系ロシア人で、アメリカで古文書学者となったイライアス・ロウがいる 。彼は多国籍にわたる先祖(キリスト教徒、ユダヤ教徒、ムスリムからなる)についてふれ、自らを『るつぼからなる人間』(one-man melting pot)と称している。」

  「大学卒業後の1987年、……最初の結婚……同年L.E.K.コンサルティングに就職するが、退屈のあまり1週間で退職、家族のコネで保守系紙『タイムズ』で働き始めるが、……すぐ解雇されている。続いてやはり保守系紙の『デイリー・テレグラフ』記者となり、1989年から1994年まで同紙のEC特派員となった。ブリュッセルに駐在していたジョンソンは反EC色の強い記事を書き続け、特に欧州統合の強力な推進者であったジャック・ドロールを厳しく批判、ECの首都たるブリュッセルの地にあって、数少ない欧州懐疑主義のジャーナリストとして知られるようになっていったが、……」。
 (以上、ウィキペディア:「ボリス・ジョンソン」より)

 本年7月23日、「BoJo」の愛称やファースト・ネームで呼ばれる等で国民からの人気が高い、イギリスのボリス・ジョンソン前外相が与党・保守党の党首に就任し、翌24日に首相に就任された。

 ジョンソン首相の父親はイランを愛する。息子の新首相共々、旧約聖書のエズラ記に歴史的事実が書かれている通り、古代ペルシャがバビロン捕囚に在った古代ユダヤ人達を解放し、ユダヤ人達の祖国で第二神殿を作る事を支援した、古代ペルシャの寛大・寛容な精神を、現在のイランを通しても理解している事を述べられた。父親は、息子のジョンソン首相に対するの高い信頼を持っている。

 ジョンソン首相は、ユーモアのセンスに溢れ、ジョークを効かした談話、気取らず庶民的な雰囲気で、近しい感じを周囲に与えている。保守党党首就任時と英国首相就任時のそれぞれの会見に於いて、共に「調和」、「融和」という言葉、英語で言えば「harmony」をキーワードにして述べられた。
 この記事の中で後に掲げたそれぞれのコメントの中からの一部に記している通りであるが、ブレグジット後のEUとの間で生じうる諸問題、また国内のイギリスを構成する各地域間で起こりうる諸問題の上で「harmony」が必要となる事も予見してのものであろう。

 外交、経済、貿易、安全保障等に於いて、自己主張に偏る事は難しく、周囲、諸国との折り合いをつける事は必要である。ナショナリズムに偏らず、保守中道的立場から、「harmony」を提唱されたのであろう。

 ジョンソン氏が首相に就任される事に先立ち、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が、6月28日から29日まで日本の大阪で行われた。主催国として幹事を務められた日本の安倍首相は冒頭で、「調和」、「美しい調和」、「beautiful harmony」を謳い、開会を宣言された。
 安倍首相は、7年前の末に首相に復帰される時、「日本を取り戻す」、「戦後レジーム」からの脱却のスローガンを掲げていた。しかし、「ナショナリズム」に偏る事無く、アメリカをはじめロシア、支那(中国)、ヨーロッパ各国、中東、アジア、アフリカと、世界中の国々との外交を高めて仲良く「調和」する事を図って来られた。
 経済・貿易の自由化を目的とした多角的な経済連携協定 (EPA) であるTPP(環太平洋パートナーシップ協定)もその「harmony」精神に則ったものであり、受け入れられない事は妥協せず、譲れるものは折り合いをつけるという「融和」を行う努力が、長年、行われて来た。しかし、日本国内の保守中道右派の論客からは、TPPは批判の対象とされて来た。そして、米国の「反グローバリズム」を掲げるトランプ大統領は、大統領就任後すぐに、公約通りTPPから脱退した。

 安倍首相が本来は、また本心が「反グローバリズム」で保守中道右派であるものの、「調和」を重視する事によって、今まで多少リベラル的な政策を実施されて来られた訳である。そして安倍政権は本年の12月で丸7年続く事となり、今まで短期政権が殆どであった日本の政界に於いては超異例であり、野党や主流メディア(MSM)・マスコミ、左翼・リベラル系大衆の「雑音」にブレる事無く、それだけ大変安定した政権を維持する事が出来ている。
 「harmony」を重視した安倍首相による外交が、その安定政権の維持に貢献し、その安定政権のお陰で諸外国からの信頼度も大いに高まっている事となっている。

 ジョンソン首相も安倍首相やトランプ大統領、そしてトランプ大統領が尊敬するロシアのプーチン大統領と同じく「反グローバリズム」であられるが、安定と信頼を得る安倍首相の「調和精神」をキーワードのされた事が、文字通り、その「harmony」が、「ブレグジット」達成後の鍵となる。

 7月15日
  イギリスのボリス・ジョンソン前外相
   「現時点で首相に就任するとしたら、イランに対する軍事行動は支持しない」

 7月23日
  以下、2019/07/23付・BBC NEWS JAPAN「ボリス・ジョンソン前外相、イギリスの次期首相に決定 英保守党党首選」より
   「イギリスの与党・保守党は23日正午すぎ、党首選でボリス・ジョンソン前外相が勝利したと発表した。ジョンソン氏は24日、正式にイギリスの首相となる。
   ジョンソン氏は9万2153票を獲得。対立候補のジェレミー・ハント外相は4万6656票に留まった。投票率は87.4%だった。」

    イギリス保守党のジョンソン新党首
     「非常に名誉なことだ」
     「皆さんの判断が賢明だったか疑問に思う人たちはいるでしょうし、この場にも自分が何をしてしまったのかと不安に思っている人たちがいるでしょう」
     「私はここで、賢明な知恵を独占している人や党はいないと言いたい」
     「しかし保守党の200年の歴史を見れば、この党は人間の本質について最高の洞察を持ち続けてきたことが分かります」
     「きょうは我々の歴史にとって転換点となる日です。私たちは2つの本能、2つの高潔な本能を調和させなくてはならない。ひとつはイギリスと欧州の友好国との友情と自由貿易、安全保障と国防における相互支援への欲求。もうひとつは、イギリスの民主的自治への深く誠実な欲求です」
     「もちろん、この2つは調和できない、不可能だという人もいます。きょうのフィナンシャル・タイムズには(中略)これほど気後れするような状況で就任する新首相はかつてなかったと書いてありました」
     「しかし今朝の皆さんを見てお聞きしたい。皆さんは気後れしているように見えるか」
     「まったくそんなようには見えません。私たちは結果を出せると思うし、イギリス国民も私たちを信じていると思います。自分たちは結果が出せると、自覚している」
     「選挙活動中に何をマントラのように繰り返したか。ブレグジットを実現し、イギリスを一致させ、(最大野党・労働党の)ジェレミー・コービン党首を任せることです。私たちはその通りに実現していきます」
     「選挙活動は終わり、仕事が始まります」
  (以上、2019/07/23付・BBC NEWS JAPAN「ボリス・ジョンソン前外相、イギリスの次期首相に決定 英保守党党首選」より)

 
YouTube: Boris Johnson delivers first speech after being named next PM
 2019/07/23

  「バイーディーネジャード駐英イラン大使が、イギリスのボリス・ジョンソン新首相がイランとの緊張を緩和し、両国関係を改善する政策をとることを希望すると表明しました。」

   バイーディーネジャード駐英イラン大使 (ツイッター)
    「(ジョンソン氏の首相就任を祝福するとともに、)イラン訪問の経験をもつジョンソン新首相は、イラン・イギリス間の関係改善を手助けすることができるだろう」

  「イランのザリーフ外相もまた23日火曜午後、ツイッターでジョンソン氏の首相選出を祝福し、メイ前首相とは異なるアプローチをとることへの期待感を表明しました。」

 


   イランのザリーフ外相 (上のツイッター)
    「わが国のタンカーが拿捕されたことは一種の海賊行為であり、これはアメリカの指示によってなされたものだ」
    「かつての交渉相手だったジョンソン氏の首相就任をお祝いする」
    「イランは対立を求めていないが、ペルシャ湾に有する1500マイルの沿岸線を断固として守る」

 


   アメリカのトランプ大統領
    「ボリス・ジョンソン氏は良い人物だ。彼はタフで賢い。彼は『英国のトランプ』と呼ばれており、それはよいことだ。英国で私は愛されている... ボリスは英国が望んだ人物であり、英国に必要な人物だ!」
    「ボリスはいい人であり、彼は自分の仕事をするだろう」


 7月24日
  以下、2019/07/25付・gooニュース(共同通信)『ジョンソン氏が英首相に就任 「10月末に必ずEU離脱」』より
   『【ロンドン共同】英与党の保守党党首に選出されたボリス・ジョンソン氏(55)が24日、エリザベス女王の任命を受け新首相に就任した。欧州連合(EU)離脱を巡る混迷からの脱却が最重要課題だが、党内や世論は分断、難しいかじ取りを迫られる。まずは焦点となるEU離脱担当相や外相ら重要閣僚の人選を巡り、国内の「融和」を主張するジョンソン氏の手腕が試されそうだ。』

   イギリスのジョンソン新首相 (首相官邸前で就任後初めての演説)
    「10月31日に必ずEUを離脱する。国を良い方向に進めるために行動するべき時だ」
  (以上、2019/07/25付・gooニュース(共同通信)『ジョンソン氏が英首相に就任 「10月末に必ずEU離脱」』より)

 
YouTube: Live: Boris Johnson delivers his first speech as UK’s Prime Minister
2019/07/24 にライブ配信

  ジョンソン新首相の父、スタンレー・ジョンソン欧州議会議員
   「(ボリスが)イランとの橋を架ける(のを楽しみにしている)」
   「(息子は歴史を理解し、イランの長い歴史を考えるとイランを崇拝していると述べ、)ボリスは、この偉大な歴史感覚を持つ人です」
   「彼にとってイランはダリウス、クセルクセスを意味する。それは彼にとってとても意味があります。」

   「イランは彼にとって非常に重要な意味を持つので、このような素晴らしい歴史を持つ国と長年にわたる関係を築くチャンスです」
   「最高のことは、見て、私たちの船を手放すことです。私たちの船を手放すことだと思います…簡単です」

 
YouTube: EXCLUSIVE: Boris Johnson's father admits he "loves" Iran
 2019/07/24


YouTube: ICYMI: At last, Boris Johnson moves into No. 10 Clowning Street!

 本ブログ過去の関連記事
  ・2018/04/23付:『露英間の元ダブルスパイ襲撃事件:「寝耳に水」のプーチン政権、CLUB OF THE ISLES頂点イルミナティと地下組織の陰謀/Plot, Illuminati & UK & Underground』
  ・2018/05/08付:「英国版ロシアゲートで反ブレグジット、ユダヤ人ソロス、グローバリスト、イルミナティ/UK's Gate, Anti-Brexit, Jewish Soros, Globalist, Illuminati」
  ・2019/04/28付:『イランで約2500年間平和に暮らして来た血統的ユダヤ人達「イランは各宗教や民族の平和共存の最高の模範」:Evidence of Historical Ezra, Persia freed Jewish』
  ・2019/05/11付:「アレックス・ジョーンズ氏Infowarsと英国独立党UKIPとのリンク/Link with Allex Jones Infowars & British independence party UKIP」
  ・2019/07/12付:『G20サミットの日本の「調和」を謳う「十七条憲法改ざん」&「弥勒菩薩のOKサイン」& 歴史再検証/ "Harmony" by Japan on G20. History Reinspection』

 引用文献
  ・2019/07/16付・REUTERS日本:「英首相候補ジョンソン氏、米国の対イラン軍事行動支持せず」
  ・2019/07/23付・時事通信:「ジョンソン氏に祝意と警告=イラン外相」
  ・2019/07/23付・BBC NEWS JAPAN:「ボリス・ジョンソン前外相、イギリスの次期首相に決定 英保守党党首選」
  ・2019/07/24付・ParsToday日本:『駐英イラン大使、「ジョンソン氏に緊張緩和を期待」
  ・2019/07/24付・ParsToday日本:『イラン外相、「イランタンカーの拿捕は米の命令による海賊行為」』
  ・2019/07/24付・SPUTNIK日本:「トランプ大統領、英次期首相ジョンソン氏に期待」
  ・2019/07/25付・gooニュース(共同通信):『ジョンソン氏が英首相に就任 「10月末に必ずEU離脱」』
  ・2019/07/25付・The IRANIAN.(Tasnim News):「British PM’s Father Confident Boris Will Build Bridges With Iran」
  ・ウィキペディア:「ボリス・ジョンソン」

 関連・参考文献
  ・2019/07/15付・The IRANIAN.(RFE/RL):「UK’s Boris Johnson: I would Not Back U.S. Military Action Against Iran」