気ままにツーリング

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中山道 宿場町巡りツーリング

2023-11-10 | ツーリング(長野・山梨 )
2023年11月4日()

昨日は榛名神社と志賀草津を巡り、現在地は長野県塩尻の健康ランドで一泊。

2日目は塩尻から南下し、中山道(R19)の宿場町をいくつか巡り、R152の分断国道で浜松まで下ったあと、新東名で横浜へ戻る。

朝から色んなお風呂で湯ったりし、7時にはチェックアウト。

2日目は昨日よりも長い距離を走るため、6時台に出発したい気持ちはあったが、お風呂の気持ち良さに負けた。

(宿泊した健康ランド↑)

信号待ちする中、外気温計は6℃の表示。

ヒンヤリしているが、それほど寒くない。

先ずはR19で塩尻の街中を抜ける。

しばらく進むと、両サイドにはぶどう畑↓

塩尻がぶどうの産地とは知らなかった。

昨晩、小布施で購入した巨峰は甘くてとても美味しかった。

ここのぶどうも食べてみたい。

中山道を走っていると"洗馬宿(せばじゅく)"と書かれた表示を目にする。
次の"本山宿"を通過して行くが、外気温計は4℃の表示で更に寒くなっていた。

この辺りは高地(900m近く)で、山と山に囲まれた道でもあるため、朝日もなかなか当たらず、外気温計は2℃まで下がっていた。

7時50分 道の駅 奈良井宿に到着

塩尻から代表的な宿場町と言えば、ここ"奈良井宿"が有名。

先ずは目を引く"木曽の大橋"へ。

橋脚がない総ヒノキ造りの木橋として、当時は日本一だったそう。

誰もいないが渡ってみる。

気持ちがイイ。

この辺りの紅葉も見頃。

橋は滑るので注意と書いてあったが、霜でやや濡れており、言う通り慎重に下りた。

次は宿場町へ行ってみる。

駐車場から近い線路下の通路へ↓

洒落た感じの通路↓

右横には豪快に流れる用水路があった。

宿場町に出る通路を発見↓

情緒を感じる。

細い通路を抜けると、奈良井宿の町並みが広がる↓

まだ人は少なく、それをチャンスに撮影する人達もいた。

ちなみにこの道は地元の方のみ通行可能。

何度か来ているが情緒がある。

信楽焼たぬきが置かれたお店↓
まだ朝早いため開いているお店はない。

所々にある水屋。

水が豊富なのか、用水路に流れる水量は勢いがあった。

この奥にはお寺さん↓
真っ赤な紅葉がキレイ。

宿場町のマップ↓

今回は閑散とした時間帯に来たが、またお店が開いている時にゆっくり観て回りたい。

結構歩いていたが、全長は1kmほどある。

この先もまだ奥に続いていたが。。。↓

この辺りで線路沿いの道で戻った。

向こうに見えるのは"奈良井駅"↓
奈良井宿に立ち寄れて良かった。

バイクの元に戻り、奈良井宿を後にする。
R19を南下して行く。

次々と現れる宿場町を通り過ぎ、次に目指すのは"妻籠宿(つまごじゅく)"。
しばらくR19を走ったあと、途中のR256に入るとすぐ近くだった。

9時30分 妻籠宿に到着
第2駐車場のバイク料金は200円。

係員より妻籠宿の地図をいただき、丁寧に行き方まで教えてくれた。

現在地はこの辺り↓

妻籠宿は奈良井宿より規模は小さい。

早速行ってみよう。

少し坂を上がると妻籠宿へ続く細い路地↓

路地を通り抜けると妻籠の町並みが広がる。

地図を見ながら、先ずはこの奥へ進む。

しばらく進むと"高札場"↓

幕府が庶民に対し禁制や法度などを掲示する、官報掲示板。

字が薄く読めなかった。

その向かいには水車小屋。

水は流れていたが回っていなかった。
(戻る頃には回っていた)

その奥には"鯉岩"↓
中山道3名石の1つで鯉の形をしていたらしいが、明治24年の大地震で形が変った。

この先は南木曽駅に続くため、折り返して戻ってきた。

こちらはお菓子屋さん↓
昔ながらで煎餅や抹茶などを販売。

家の軒先には飾りもの↓
遊び心があってカワイイ。
(他にも色々あった)

この先を歩いて行く。

こちらは"妻籠宿本陣"↓

ここに島崎藤村が任命されたらしい。

趣のある"妻籠郵便局"↓
町にとけ込んでいる。

どん突きまで進むと"枡形(ますがた)"と呼ばれる場所↓
外敵の侵入を遅らせるため、道を直角に2度曲げて造られてある。

曲がったところ↓

もう1つ曲がり終えると"寺下の町並み"↓

まだ先に続いていた。

こちらはお宿↓
宿場町で泊まるのも乙なもの。

こちらは"石仏"↓

寒山拾得(かんざんじっとく)像。

昭和59年の大地震で石垣が崩れた際に発見され、不思議な像が掘られた様子から道祖神の一種と考え祀ったとのこと。

その他にも色々書かれていたが割愛。

紅葉がキレイ。

妻籠の端から端まで歩き、そろそろ駐車場へ戻る。

まだ観る場所はあり、もう少しゆっくり回っても良かった。

川沿いの道を歩き駐車場へ戻る。
すぐ隣には歩いて行ける別の宿場町もあるみたいだが、次は"馬籠宿"(まごめじゅく)へ向う。

馬籠宿は9km先。

馬籠峠を越えて行くと、山の中をハイクする人達を目にする。

どうやら馬籠宿〜馬籠峠〜妻籠宿と散策が出来るようだった。

山あり谷ありの結構な距離だが、それもなかなか面白そう。

10時25分 馬籠宿B-5駐車場に到着

駐車場は無料だが地面はダート。

クルマが沢山入りに来ていたが、20台も停めれないため、他のクルマはその先のB-6駐車場へ流れていた。

馬籠宿は人もそこそこいる様子。

この駐車場に来たのは、あの展望台から眺めを見るため。

こちらが展望台↓

駐車場からすぐ近く。

広々とした展望台。
展望台からの眺め↓
とてもイイ眺め。

遠くに見える山は"恵那山(えなさん)"↓
中央アルプスに属し百名山のひとつ。
ぜひ登ってみたい。

この先はさっきまで居た"妻籠宿"へ続く。

いつか徒歩でチャレンジしてみよう。

馬籠宿の町並みは、バイクを停めた駐車場から坂を下った辺り。

このあと行ってみる。

気温が上がって来たため、バイクに上着を置き半袖1枚で坂を下って行く。

戻りは汗をかきそう。。。

少し進むと妻籠宿にもあった"高札場"。

馬籠宿もちゃんと残してある。

水車もあって風情がある。

それにしても人が多くとても賑やか。

(海外の人が多い)

奈良井や妻籠と違い、馬籠宿は坂になっている。

このまま下ると戻りが大変なので、中間辺りで引き返した。

こう暖かいと冬用ジーンズは後悔する。

ようやくバイクの元へ。

次は馬籠宿の賑やかな方へ移動した。

11時 A-1駐車場に到着

クルマはどこも満車に近いが、バイクは置かせてくれた。

もうお昼なので、お蕎麦でも食べたい。

この先を上って行くと、さっき途中まで下った馬籠宿の街道となる。
汗をかいたので、もう上りたくない。

11時を過ぎているが、どこのお店も開店は11時30分からの様子。
五平餅なら売っていたので買ってみた。
タレが効いて美味しい〜。
(1本150円)

真っ赤な紅葉↓

やはりお蕎麦を食べたかったので、駐車場を停めたお店を見てみると結構な行列。

諦めていたところ、軽食コーナーで一杯のかけ蕎麦と五平餅のセットがあったので、こちらを購入(800円)↓

お蕎麦が美味しい〜。

五平餅はさっきと同じ値段だが、こちらの方が大きくて食べ応えがあった。

お腹も満足し、土産に五平餅を買った。

これで宿場町巡りはおしまい。

ここからは分断国道へ向かい、浜松を経由し帰路につく。

一旦、中津川に出たあと中央道に乗る。

長野方面へ進み、途中の飯田山本ICで飯田方面に向うが、途中の片側工事により20kmほど渋滞にハマった。

恵那山の下をくぐる長いトンネルも、ずっと渋滞だった。。。

飯田上久堅•喬木富田ICで高速を降りると、山間部を走り抜け、県道83>県道251で迂回。

所々で通行止めのため、ナビ通りに進む。

この上は分断国道へと続く道へ。

小川路峠道路に入り、しらびそ高原との分岐を通過し、ようやく分断国道へ。

R152を南下する。

以前、静岡側から長野県茅野市へ向けこの分断国道で北上したが、今は被害により一部の道は通れなくなっていた。

ガソリンスタンドがないためヒヤヒヤし、とても長い道のりだった想い出がある。

静岡側に入る。

延々と山道を走ったあと、走りやすい道に。

しばらくすると天竜川沿いを走行。

下流に進むほど、徐々に川幅が大きくなる様子が分かった。

14時55分 道の駅 天竜相津花桃の里に到着

ツーリングを楽しむバイクがちらほら。

長い橋があり、あとで行ってみよう。
その前に"いちご味のソフト"でひと休み。

美味しい。

ここは国鉄時代に佐久間線と言う鉄道が、通っていたらしい。
多分、この橋を通っていたのだろう↓
今では"夢のかけ橋"と名が付いていた。

半分ほど歩き、戻ってくると。。。

バイクはみんな出てしまっていた。

道の駅を出発し、浜松へ入って行く。
そのあとは浜松浜北ICより新東名に乗り、一気に東へ走った。

新東名は120km区間があるため、時間短縮が出来るのは助かる。

16時10分 静岡SAに到着
少し休憩するもこの先の渋滞が心配。

SAを出発すると、御殿場辺りから断続的な渋滞に遭うも、19時前には自宅へ戻れた。

今頃は本格的な渋滞になっており、少し早めに抜けれて良かった。

2日目の走行距離は483km。
両日合わせると844kmだった。

久しぶりのロングツーリングだったが、天気は良く紅葉も見れて、充実した気分だった。
(渋滞は疲れたが)

もう来月は12月。。。

今年の冬は暖冬と言われるが、果たしてスキーに行けるだろうか。

ーDankeー


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