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ウルバノ・アンティヨン対ミゲル・アコスタ(2009/07/25)

2009-07-26 13:25:36 | ボクシング
WBAライト級暫定王座決定戦

ウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)がメキシコで行われたPPV興業のメインでミゲル・アコスタ選手(Miguel Acosta)との暫定王座決定戦に臨みましたが、ベネズエラからのアコスタ選手のスピードに苦戦を強いられた末に9回右アッパー1発でノックアウトされる波乱となっています。(体格比較)

ガードを高く掲げながらプレスを掛けていくアンティヨン選手ですが、アコスタ選手の速い足と正確なパンチに先手を奪われる立ち上がり。
常にプレスを掛けていたのはアンティション選手で、コーナー・ロープに相手を詰める場面も多かったのですが、アコスタ選手がアンティヨン選手の入りに合わせる左フックカウンターや接近戦での右アッパーなどの軽いものの正確なパンチがポイントを押さえていたように私には見えた試合でした。(このあたりの見方は割れそう?)
5回には接近戦で浴びたアコスタ選手の右フックで動きを鈍らせたアンティヨン選手。ダメージから回復した7回からはプレスを強めて勝負に出ましたが、9回にアコスタ選手の右アッパーを浴びて痛烈にダウン。カウント9でなんとか立ち上がったアンティヨン選手でしたがレフェリーが続行を許さず試合は終わっています。

8回までのスコアがまだ分からないのですが、わたくしめのシロート採点では77-75アコスタと見ていた試合(8回終了までの公式のスコアは1人が1差アコスタ、2人がドローだった模様)。7回8回と追い上げを見せたアンティヨン選手でしたが、アコスタ選手の速い動きを追いきれない場面が目に付いた試合でした。

初黒星のアンティヨン選手は26勝(19KO)1敗。アコスタ選手は26勝(20KO)3敗2分。

試合動画(megavideo)

Acosta KOs Antillon!(fightnews)
Acosta Shocks Antillon, Enters Lightweight Sweepstakes(Jake Donovan/boxingscene)
Acosta Upsets Antillon On Latin Fury PPV(Michael Woods/The Sweet Science)
Acosta shocks Antillon with ninth-round KO(Doug Fischer/The Ring)

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プクー)
2009-07-26 14:14:39
アンティヨン残念でした。そつのないいいボクサーだとおもっていましたがスピードが並、結構打たれるので世界王座はギリギリラインかという印象のボクサーでした。失礼ながら顔も地味でスター性がないかななんて感じてもいました。けれどまた再起して欲しいです。アコスタという選手はホセ・アルファロに勝って世界戦線にきた選手のようですが小堀はじめこのレベルに勝てる日本勢もいますので決して遠い世界の話ではなさそうですね。
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Unknown (管理人)
2009-07-26 14:42:23
>プクーさん
アンティヨンがボディ攻撃を中心に攻めてはいたんですが、私的には完敗に見えた試合でした。
鮮やかなKOだったのでKOシーン動画はすぐに来ると思います(?)ので見つけ次第貼ります。

最後は相手の速い足にイラついてちょっと攻めが雑になった場面で食った一撃でした。
トップランクの実況では試合前半戦はアンティヨンがリードしているような解説だったので、この後綺麗な映像で見直して確認したいです。
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やっぱり… (まっからむ)
2009-07-28 23:26:46
アンティヨンは基本に忠実で、ガードはしっかりしているのに結構打たれてしまうところを見て、失礼ながら大成はしないと思ってました。

あと、パンチに伸びが無いのが痛いですね。攻撃範囲が狭い感じなので、ロープに詰められないと攻撃ができない感じです。

これからは、そこそこパンチがあっても、射程距離が短い選手は生き残れない感じがします。

古い話ですが、デュランはリーチは短いのにパンチは伸びましたね。パンチの長さ=リーチで無いところは面白いですね。
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Unknown (Unknown)
2009-07-29 05:14:52
アンティリョンはけっこう不器用な選手なんじゃないかなと前々から思っていましたが、この試合を見て確信しました。
攻撃の引き出しが一つしかなく、ただひたすら追いかけて強打を放っていくだけでした。
このスタイルは自分より格下の相手だと圧倒的に勝つことができそうですが、世界トップレベルの実力を持った選手には通じないんじゃないかなと思いました。
穴王者狙いでいけば世界を捕るチャンスはあるかもしれませんが、なかなか厳しいんじゃないかと思いました。
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Unknown (管理人)
2009-07-29 07:22:14
>まっからむさん
アンティヨンはあんな面構えですが26歳ですし、まだまだチャンスはある選手だとは思います。KOされた後のリング上でのインタビューでもサバサバとした様子で再起を誓っていましたし、また這い上がってきてくれるでしょう・・?
>パンチの長さ=リーチで無い
これは八尋選手とガメス選手の戦いで非常に強く感じました。あの試合を見てから身長やリーチといったものを参考にする事は止めました。

>Unknownさん
アコスタ選手はboxrecでは3敗となっていますがTOPRANKの中継では9敗と紹介されていて(勝利数も違った)、正直言って噛ませ的役割だと見ていたので驚きました。
この日の興行はチャベスJr、ガンボアが出場を予定していたものの両者共に出場をキャンセルしてしまって、アンティヨンがメインってしょぼいな・・とか失礼ながら感じてたんですが、予想外のサプライズがあって結果的に非常に楽しめました。
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