リチャード・グティエレス対ジェローム・エリス(2008/07/18)

スーパーウェルター級8回戦

コロンビア人のスーパーウェルター級、リチャード・グティエレス選手(Richard Gutierrez)が今年5月にアルフレド・アングロ選手に敗れて以来の復帰戦に臨みましたが、バハマからのジェローム・エリス選手(Jerome Ellis)と8回ドローに終わっています。

力強く荒々しい攻めが魅力のグティエレス選手。
5月にアングロ選手にストップされた試合でも持ち味を十二分に発揮していて、この日の復帰戦のパフォーマンスに注目していたのですが4連敗中のエリス選手相手にドローに終わる残念な結末となってしまいました。
グティエレス選手のパワフルな攻めがリードする展開で始まった試合。初回から飛ばすグティエレス選手は接近戦で放つ左右フックのボディブロー、顔面へのフック、アッパーでエリス選手を痛めつけていきます。
しかし力みすぎ＆飛ばしすぎのグティエレス選手の手数が減るにつれエリス選手の反撃が入る場面が増えていき、ドローと言う結果になってしまいました。

頭をつけ合うほどの接近戦でのグティエレス選手の攻撃はなかなか見事なものだったのですが、接近するまでの工夫が無さすぎに見えました。
とは言え、試合を通じてグティエレス選手の荒々しい攻撃がペースを支配していたように私には見えたのですが、公式の採点結果は1人が79-73でグティエレス選手の勝利を支持していたものの、残る2人が76-76と見たマジョリティドローでした。
ちなみにわたくしめのシロート採点は78-74グティエレス選手。

グティエレス選手は24勝(14KO)2敗1分。エリス選手は11勝(10KO)8敗2分。

Gamboa destroys Seeger!

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