WBO・WBCバンタム級タイトルマッチ
統一バンタム級王者フェルナンド・モンティエル選手(Fernando Montiel)がパナマの元暫定スーパーフライ級王者ラファエル・コンセプション選手(Rafael Concepcion)の挑戦を受けた一戦は王者の地元メキシコで行われ、モンティエル選手が3度倒した末の3回ストップで圧勝して4月に統一を果たした王座の初防衛に成功した一戦でした。
モンティエル選手の貫禄の圧勝劇でした。初回は様子を見ながら相手の出を待ってカウンターを狙う省エネにも見えたモンティエル選手の立ち上がりでしたが、2回開始早々に踏み込んで放ったダブルの左フックでコンセプション選手からあっさりとダウンを奪います。
軽く放ったパンチに見えたのですがタイミングがどんぴしゃりだった事に加えて踏み込みのウェイトが乗り切っていたということなのでしょうか、コンセプション選手のダメージは深刻でした。
足下がおぼつかないパナマ人を焦らずじっくりと追い詰めていくモンティエル選手は、このラウンドに再び左フックでダウンを追加させます。今度は相手が出てくるところに合わせたカウンターの左フックでした。
これまたダメージのあるダウンでしたが、コンセプション選手も必死のホールディングでなんとかこの回を生き延びます。しかしダメージは深く、続く3回にモンティエル選手の強打ですぐにピンチに陥り、最後は右フックで豪快に吹き飛ばされてのフィニッシュでした。
長谷川戦に続くこの強烈なアピール。馴染んできたバンタム級での充実度は今ピークかもしれません。ドネア戦が見たいですねぇ。
モンティエル選手は43勝(33KO)2敗。コンセプション選手は14勝(8KO)5敗1分。
Fernando Montiel Dominates in Third-Round Knockout(Lem Satterfield/FanHouse)
Montiel Tears Through Concepcion, Braces For Donaire(Jake Donovan/BoxingScene)
Darchinyan targets Montiel(Ray Wheatley–World of Boxing/Fightnews)
Montiel vs Donaire on Schedule For November Clash(Ronnie Nathanielsz/BoxingScene)
写真
Montiel demolishes Concepcion(Photos by Rafael Soto/Zanfer /Fightnews)
長谷川穂積対フェルナンド・モンティエル(2010/04/30)
フェルナンド・モンティエル対シソ・モラレス(2010/02/13)
フェルナンド・モンティエル対アレハンドロ・バルデス(2009/09/12)
フェルナンド・モンティエル対ディエゴ・シルバ(2009/03/28)
フェルナンド・モンティエル対アルベルト・ロサス(2008/11/02)
フェルナンド・モンティエル対マーティン・カスティーヨ(2008/02/16)
フェルナンド・モンティエル対ルイス・メレンデス(2007/10/04)
フェルナンド・モンティエル対Z・ゴーレス(2007/02/24)
ジョニー・ゴンサレス対フェルナンド・モンティエル(2006/05/27)
ノニト・ドネア対ラファエル・コンセプション(2009/08/15)
ラファエル・コンセプション対ホルヘ・アルセ(2008/09/15)
AJ・バナル対ラファエル・コンセプション(2008/07/26)
統一バンタム級王者フェルナンド・モンティエル選手(Fernando Montiel)がパナマの元暫定スーパーフライ級王者ラファエル・コンセプション選手(Rafael Concepcion)の挑戦を受けた一戦は王者の地元メキシコで行われ、モンティエル選手が3度倒した末の3回ストップで圧勝して4月に統一を果たした王座の初防衛に成功した一戦でした。
モンティエル選手の貫禄の圧勝劇でした。初回は様子を見ながら相手の出を待ってカウンターを狙う省エネにも見えたモンティエル選手の立ち上がりでしたが、2回開始早々に踏み込んで放ったダブルの左フックでコンセプション選手からあっさりとダウンを奪います。
軽く放ったパンチに見えたのですがタイミングがどんぴしゃりだった事に加えて踏み込みのウェイトが乗り切っていたということなのでしょうか、コンセプション選手のダメージは深刻でした。
足下がおぼつかないパナマ人を焦らずじっくりと追い詰めていくモンティエル選手は、このラウンドに再び左フックでダウンを追加させます。今度は相手が出てくるところに合わせたカウンターの左フックでした。
これまたダメージのあるダウンでしたが、コンセプション選手も必死のホールディングでなんとかこの回を生き延びます。しかしダメージは深く、続く3回にモンティエル選手の強打ですぐにピンチに陥り、最後は右フックで豪快に吹き飛ばされてのフィニッシュでした。
長谷川戦に続くこの強烈なアピール。馴染んできたバンタム級での充実度は今ピークかもしれません。ドネア戦が見たいですねぇ。
モンティエル選手は43勝(33KO)2敗。コンセプション選手は14勝(8KO)5敗1分。
Fernando Montiel Dominates in Third-Round Knockout(Lem Satterfield/FanHouse)
Montiel Tears Through Concepcion, Braces For Donaire(Jake Donovan/BoxingScene)
Darchinyan targets Montiel(Ray Wheatley–World of Boxing/Fightnews)
Montiel vs Donaire on Schedule For November Clash(Ronnie Nathanielsz/BoxingScene)
写真
Montiel demolishes Concepcion(Photos by Rafael Soto/Zanfer /Fightnews)
長谷川穂積対フェルナンド・モンティエル(2010/04/30)
フェルナンド・モンティエル対シソ・モラレス(2010/02/13)
フェルナンド・モンティエル対アレハンドロ・バルデス(2009/09/12)
フェルナンド・モンティエル対ディエゴ・シルバ(2009/03/28)
フェルナンド・モンティエル対アルベルト・ロサス(2008/11/02)
フェルナンド・モンティエル対マーティン・カスティーヨ(2008/02/16)
フェルナンド・モンティエル対ルイス・メレンデス(2007/10/04)
フェルナンド・モンティエル対Z・ゴーレス(2007/02/24)
ジョニー・ゴンサレス対フェルナンド・モンティエル(2006/05/27)
ノニト・ドネア対ラファエル・コンセプション(2009/08/15)
ラファエル・コンセプション対ホルヘ・アルセ(2008/09/15)
AJ・バナル対ラファエル・コンセプション(2008/07/26)
いかにも効きそうな角度タイミング
非常に完成度が高い選手ですね。
この階級は体力的にも合ってそうですから長く防衛できそうですね。
長谷川には勝ってほしいけど…
以前、スーパーフライで見ていたような丁寧で完成度の高いボクシングに、パワーがうまく乗って最高のバンタム選手になったと思います。
11月にドネア戦内定と言われていますが、実現したならモンティエルがあっさりKOすると思います。
こりゃ強いです。
以前、スーパーフライで見ていたような丁寧で完成度の高いボクシングに、パワーがうまく乗って最高のバンタム選手になったと思います。
11月にドネア戦内定と言われていますが、実現したならモンティエルがあっさりKOすると思います。
こりゃ強いです。
あの左はホントに素晴らしい。
あんまり変なこと言っちゃいけないですが、個人的には構え方とか左の強さとか、
少しデラホーヤに似ている所があると思うのですが…
インパクトのある勝ちっぷりが続いてる今が大一番の好機に思えます。噂されているドネア戦は是非実現して欲しいです。
両者は噛みあうでしょうし、序盤から大きな局面が訪れる目の離せない戦いになると思います。
>シェーンさん
モンティエルの圧勝も予想できますし、ドネアのカウンターが炸裂する強烈な勝利も想像に難くありません。
これこそ好カードでしょう。
>観戦記録のファンさん
私個人の印象を言えば、モンティエルは天才。デラホーヤは極めて高いレベルで鍛錬と努力を重ねた秀才、との印象です。
モンティエルが努力してないとの意味ではないですが、モンティエルの試合で随所に見られる天才的な煌き、才能のスパークみたいなものをデラホーヤの試合で感じたことは私にはないです。
スーパースターだったけど、本当に才能の煌きがある選手との対戦では、才能の限界を見せましたね。
モズリー、ホプ、メイ、パッキャオ戦…
型を作ってからの左フックの切れ味は抜群でしたが、瞬間的な判断に基づく予測不能なパンチは打てなかった、と言うのが印象です。
モンティエルは鍛錬に基づくテクニックも素晴らしいですが、機を見るに敏的なスパークも素晴らしいと思います。ナチュラルな防御勘も良いですね。
みなさんのおっしゃる通りかもしれませんね。
動画を見返すと、つくづくそう思いました。
デラホーヤのほうがより必至な感というか、がむしゃらな感じがありますね。
もちろんデラホーヤが駄目というわけではなくて、あくまでスタイルの違い。
次戦ドネア?これまた楽しみ。
エキサイトマッチでやるなら、ぜひタイムリーオンエアを期待したいものです。
怒涛のビックマッチ
タイムリーオンエア!!
でしょうね。
まあ長谷川に勝った選手が弱かったら話にならないんで、これくらいの事はやって貰わないと長谷川も浮かばれません。長谷川戦もそうですが、モンティエルはリズムと距離感を微妙に変えてくるんで、相手は攻撃が読めずに違和感を持ったまま戦う事になるんですよね。コンセプションは何で自分が倒されてるか分からなかった思います。フィニッシュ前にノーモーションの右ストレートを打った思えば、いきなりサウスポーにスイッチして右フックを顎に入られてしまうのですから、コンセプションはお手上げ状態だったと思います。ドネアに善戦したコンセプションを叩きのめした事で、ドネア戦への期待感が上がりました。ドネアはいつもみたく余裕ぶっこいてたらヤラレると思います。やっぱり長谷川に勝った男は強くあって欲しいので、ドネア対モンティエルはモンティエルを応援します