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カシム・オウマ対コーネリアス・バンドリッジ(2008/03/28)

2008-03-30 11:05:01 | ボクシング
スーパーウェルター級10回戦

ESPNのフライデーナイトファイトに元世界王者のカシム・オウマ選手(Kassim Ouma)が登場。同局のコンテンダーシリーズに出場していた34歳のコーネリアス・バンドレッジ選手(Cornelius Bundrage)との10回戦に臨みましたが、オウマ選手が僅差の判定を落とす波乱となっています。(96-93x2,95-94)

再浮上を期すサウスポーの元世界王者オウマ選手にとっては痛い敗戦でした。
ボディビルダーの様に素晴らしく発達した上半身を持つバンドレッジ選手。オウマ選手が踏み込んでくるところに合わせる右ストレートに威力が感じられましたが、その右が当たる距離のみでしか持ち味を出せず、右が当たらなかったりオウマ選手に踏み込んでこられ接近戦になると、相手の腕を抱きかかえながら押し込むばかり。
オウマ選手も試合序盤はボディへのワンツーなどでペースを作りかけるものの、バンドレッジ選手の抱きつき押し込み戦法を前になかなかリズムを掴めずに、お互いに決め手に欠く見ていてフラストレーションの溜まる試合でした。
4回に偶然のバッティングでバンドレッジ選手の目尻が切り裂かれ鮮血が溢れ出した場面。バンドレッジ選手がやや弱気になったのもありオウマ選手のクリーンなショットがヒットしはじめ、試合の流れが決まったかに見えたのですが、ほどなく試合は元通りの煮え切らない攻防へと移っていきました。
お互いに有効打に乏しい攻防の中、バンドレッジ選手の右ストレートが綺麗に入る場面が度々見られたのが最終的な採点結果に影響したのでしょうか?
私的にはややオウマ選手がリードしていたように映り、8回にバンドレッジ選手がホールディングで減点を受けた場面もあり、オウマ選手の勝利かと思ったのですが公式の採点結果はユナニマスでバンドレッジ選手の勝利を支持していました。

バンドレッジ選手は28勝(16KO)3敗。オウマ選手は25勝(15KO)5敗1分。

試合のハイライト動画(ESPN)
Friday Night Fights Recap

Bundrage stuns Ouma!
ANOTHER UPSET: Bundrage Ousts Ouma On FNF
Bundrage Hands Ouma Another Loss
“k9” Bundrage Wrestles Victory Away From Ouma
BUNDRAGE BESTS OUMA VIA UNANIMOUS DECISION

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