当院では年2回、中心静脈カテーテルに関する知識と穿刺挿入手技に対する職員向け講習会を開催しております。私も感染管理の立場、医療安全委員の立場から、指導者としてやっています。
まず座学でスライドによるCVCの合併症のその回避法について学びます。そして当院CVC挿入マニュアルの説明に至ります。その後、コヴィディエン社のご協力で、CVカテーテル、ダミーとエコー(SonoSite)を準備いただき、各自わかれて実技実習を行いました。
30数名の参加者で、部屋は満室となり、熱気ある会となりました。
スライドは、以下の様な構成:
中心静脈カテーテル留置
-問題点とその予防策-
CVCの適応と不適切例、禁忌例
穿刺部位別の特長 内頸、鎖骨下、大腿、PICC
部位別の合併症のリスク
機械的合併症 危険因子、回避法、エコーの使用
感染症合併症 診断、危険因子、バンドル対策
安全な穿刺手技の教育体制の構築
感染予防ではマキシマムパリアプリコーションの効果を、1994年のスタディ(Raad II,et al. Infect Control Hosp Epidemiol)で話ましたが、2010年発表に日本の多施設スタディ(Ann Surg. 251(4):620-3.)で小ドレープ群と有意差が出なかったことにも触れました。でもこの試験、ガイドワイヤーを使用しないいわゆるピールオフが多かったみたいですね。
まず座学でスライドによるCVCの合併症のその回避法について学びます。そして当院CVC挿入マニュアルの説明に至ります。その後、コヴィディエン社のご協力で、CVカテーテル、ダミーとエコー(SonoSite)を準備いただき、各自わかれて実技実習を行いました。
30数名の参加者で、部屋は満室となり、熱気ある会となりました。
スライドは、以下の様な構成:
中心静脈カテーテル留置
-問題点とその予防策-
CVCの適応と不適切例、禁忌例
穿刺部位別の特長 内頸、鎖骨下、大腿、PICC
部位別の合併症のリスク
機械的合併症 危険因子、回避法、エコーの使用
感染症合併症 診断、危険因子、バンドル対策
安全な穿刺手技の教育体制の構築
感染予防ではマキシマムパリアプリコーションの効果を、1994年のスタディ(Raad II,et al. Infect Control Hosp Epidemiol)で話ましたが、2010年発表に日本の多施設スタディ(Ann Surg. 251(4):620-3.)で小ドレープ群と有意差が出なかったことにも触れました。でもこの試験、ガイドワイヤーを使用しないいわゆるピールオフが多かったみたいですね。