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新作１つに準新作１つ、旧作が2つです。今回はとても面白い映画に出会えました。思い返してニヤニヤする映画でした。
コンフィデンスマンJP 英雄編
かつて悪しき富豪たちから美術品を騙し取り、貧しい人々に分け与えた「ツチノコ」という名の英雄がいた。それ以来、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンが受け継いできた「ツチノコ」の称号をかけ、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人がついに激突することに。地中海に浮かぶマルタ島の首都で、街全体が世界遺産に登録されているバレッタへやって来た彼らは、マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を手に入れるべく、それぞれの方法でターゲットに接近。そんな彼らに、警察やインターポールの捜査の手が迫る。
脚本がしっかり整っていて、ミステリーとしてのストーリーも秀逸な映画だと思います。このシリーズ恒例の最後に時間を戻してネタバレ、答え合わせするのですが、ここをもう少しスッキリとまとめてほしい様な気もします。相変わらず長澤まさみの魅力満載。展開もテンポ良く痛快。見終わって気分が晴れる、そんな娯楽映画です。
AVA/エヴァ
完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ暗殺者エヴァ。彼女は完璧に任務をこなしながらも常に「なぜ標的たちは殺されるのだろうか」と自問自答を繰り返していた。ある日、エヴァは極秘の潜入任務に臨むが、組織から事前に与えられていた情報の誤りから、エヴァの正体に気づいた敵との銃撃戦へと突入してしまう。なんとか生き延びたエヴァは、自分を陥れようとしている存在を疑い、次第に組織に対して激しい不信感を抱くようになる。組織にとって危険因子となった彼女を始末しようとする殺し屋サイモンの魔の手がエヴァに迫っていた。
女暗殺者の物語です。もちろんアクション映画でアクションシーンはリアルで秀逸だと思います。アクション映画とは言っても、あまり同一場面でのアクションシーンが長いと飽きるというか、萎えてしますのですが、これは丁度いい尺だったと思います。展開的にもサスペンスも盛り込んでいて面白かった。ただ、どうもラストが釈然としませんでした。続きを匂わすにしても半端な感じが否めませんでした。+0.5
青春デンデケデケデケ
1965年の春休み。高校入学を控えた藤原竹良は、ラジオから流れてきたザ・ベンチャーズの曲「パイプライン」に衝撃を受け、高校に入ったらロックバンドを結成しようと決意する。住職の息子・合田富士男やギターの得意な白井清一、ブラスバンド部の岡下巧らメンバーもそろい、アルバイトで稼いだ資金で念願の楽器を購入。「ロッキング・ホースメン」というバンド名も決まり、バンド活動に明け暮れる日々を送る、、、というアラスジです。
直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説を、大林宣彦監督が映画化した1992年の映画です。ちょうど20年前の映画ですが、WOWWOWでやっていたのを見ました。大林宣彦監督は素晴らしい監督だとは思いますが、なんとなくオタク系の香りがして、避けていました。昔、角川映画のねらわれた学園と時をかける少女は見ましたが、それほど良い印象でなかったので、意識して大林宣彦監督の映画をみることはありませんでした。しかし、これは本当に素晴らしい映画でした。そしてストーリーも面白い。65年の青春映画でノスタルジックな雰囲気、演出も惹きこまれる要素です。少し大林宣彦監督を追いかけてみようと思いました。
山桜
江戸時代後期。嫁ぎ先で辛い日々を送っていた野江は、叔母の墓参りからの帰り道にある山桜の下で、かつて彼女に縁談を申し込んだ武士・弥一郎に出会う。彼が自分を気にかけてくれていたことを知り元気づけられる野江。しかし半年後、弥一郎が思わぬ事件を起こす。
これも2008年の古い作品です。藤沢周平原作の映画を見漁っているのですが、やはりWOWWOWでやっていたものです。秀逸な原作を脚本もうまくアレンジしていた様な気がします。ただそれが映画として反映されていないと思いました。シーンがブツッブツッと切れるのにはなんとなくストレスを感じました。ラスト、、、どっちなんだぁ？という終わり方も想像力を掻き立てられますが、ここはスッキリ終わらせてほしかったと思います。
やはりまだ見ぬ旧作を探したり、見返したりするのはとても楽しいです。これからも旧作も紹介していければと思います。
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コンフィデンスマンJP 英雄編かつて悪しき富豪たちから美術品を騙し取り、貧しい人々に分け与えた「ツチノコ」という名の英雄がいた。それ以来、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンが受け継いできた「ツチノコ」の称号をかけ、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人がついに激突することに。地中海に浮かぶマルタ島の首都で、街全体が世界遺産に登録されているバレッタへやって来た彼らは、マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を手に入れるべく、それぞれの方法でターゲットに接近。そんな彼らに、警察やインターポールの捜査の手が迫る。
脚本がしっかり整っていて、ミステリーとしてのストーリーも秀逸な映画だと思います。このシリーズ恒例の最後に時間を戻してネタバレ、答え合わせするのですが、ここをもう少しスッキリとまとめてほしい様な気もします。相変わらず長澤まさみの魅力満載。展開もテンポ良く痛快。見終わって気分が晴れる、そんな娯楽映画です。
AVA/エヴァ完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ暗殺者エヴァ。彼女は完璧に任務をこなしながらも常に「なぜ標的たちは殺されるのだろうか」と自問自答を繰り返していた。ある日、エヴァは極秘の潜入任務に臨むが、組織から事前に与えられていた情報の誤りから、エヴァの正体に気づいた敵との銃撃戦へと突入してしまう。なんとか生き延びたエヴァは、自分を陥れようとしている存在を疑い、次第に組織に対して激しい不信感を抱くようになる。組織にとって危険因子となった彼女を始末しようとする殺し屋サイモンの魔の手がエヴァに迫っていた。
女暗殺者の物語です。もちろんアクション映画でアクションシーンはリアルで秀逸だと思います。アクション映画とは言っても、あまり同一場面でのアクションシーンが長いと飽きるというか、萎えてしますのですが、これは丁度いい尺だったと思います。展開的にもサスペンスも盛り込んでいて面白かった。ただ、どうもラストが釈然としませんでした。続きを匂わすにしても半端な感じが否めませんでした。
+0.5青春デンデケデケデケ
1965年の春休み。高校入学を控えた藤原竹良は、ラジオから流れてきたザ・ベンチャーズの曲「パイプライン」に衝撃を受け、高校に入ったらロックバンドを結成しようと決意する。住職の息子・合田富士男やギターの得意な白井清一、ブラスバンド部の岡下巧らメンバーもそろい、アルバイトで稼いだ資金で念願の楽器を購入。「ロッキング・ホースメン」というバンド名も決まり、バンド活動に明け暮れる日々を送る、、、というアラスジです。
直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説を、大林宣彦監督が映画化した1992年の映画です。ちょうど20年前の映画ですが、WOWWOWでやっていたのを見ました。大林宣彦監督は素晴らしい監督だとは思いますが、なんとなくオタク系の香りがして、避けていました。昔、角川映画のねらわれた学園と時をかける少女は見ましたが、それほど良い印象でなかったので、意識して大林宣彦監督の映画をみることはありませんでした。しかし、これは本当に素晴らしい映画でした。そしてストーリーも面白い。65年の青春映画でノスタルジックな雰囲気、演出も惹きこまれる要素です。少し大林宣彦監督を追いかけてみようと思いました。
山桜
江戸時代後期。嫁ぎ先で辛い日々を送っていた野江は、叔母の墓参りからの帰り道にある山桜の下で、かつて彼女に縁談を申し込んだ武士・弥一郎に出会う。彼が自分を気にかけてくれていたことを知り元気づけられる野江。しかし半年後、弥一郎が思わぬ事件を起こす。
これも2008年の古い作品です。藤沢周平原作の映画を見漁っているのですが、やはりWOWWOWでやっていたものです。秀逸な原作を脚本もうまくアレンジしていた様な気がします。ただそれが映画として反映されていないと思いました。シーンがブツッブツッと切れるのにはなんとなくストレスを感じました。ラスト、、、どっちなんだぁ？という終わり方も想像力を掻き立てられますが、ここはスッキリ終わらせてほしかったと思います。
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