リサイクルショップ 創庫生活館鶴岡店
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この時期に思い出す高校の授業があります。高校に入学して、あらゆる授業のレベルが高くなった訳です。いきなり数ⅡBから始める数学や、やたら長文の英語のリ-ダー、科学や生物の計算etc、、しかし私が最もインパクトを受けたのが現代国語でした。
羽仁進の『自立と試行』というタイトルのものでしたが、突然、海の中から二人の男がタンスを担いで現れる。二人はそのまま町の中を歩き回り、いろんな出来事が起こるが、また海の中に消えていくというシュールな短編映画をどのように受け取るか?解説をするお話です。
結論から言うと、青春をタンスに形象化した自我覚醒を表現した映画で、自我への目覚め、高校生活のあり方を現代国語の時間に考えるのです。今考えれば、タンスの中には自我たる衣服(成長と共にサイズや好みが変わる)が入っている訳で、海から突然現れるのは思春期や自我が覚醒する、突発的とも言えるある一時期を象徴しているのではないかな。町を俳諧するのは、迷いや葛藤、、、16歳だった私は、映画のインパクトと教師が解説してくれた自我覚醒を結びつける事が出来ませんでした。しかし、未だにそれを記憶して、自分なりの解釈が出来るところにあの授業の意味はあったと思います。
そして、まがいなりにも自我を覚醒しようと、もがき苦しんだ3年間でもあったと思います←うそつけ謳歌してただろう。今の高校生達も、何らか自我覚醒を考える題材での授業をしていると思います。とっても大切な授業でした。
その後わかったのですが、このタンスと二人の男(Dwaj ludzie z szafa)は1958年に製作されたロマン・ポランスキー監督が本格的な短編として取り組んだ作品。ブリュッセル万博の中で行われた実験映画祭に出品され、ブロンズ賞を受賞したものでした。
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↓時を経て、その映画をYouTubeで見る事が出来るようになりました。
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羽仁進の『自立と試行』というタイトルのものでしたが、突然、海の中から二人の男がタンスを担いで現れる。二人はそのまま町の中を歩き回り、いろんな出来事が起こるが、また海の中に消えていくというシュールな短編映画をどのように受け取るか?解説をするお話です。
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そして、まがいなりにも自我を覚醒しようと、もがき苦しんだ3年間でもあったと思います←うそつけ謳歌してただろう。今の高校生達も、何らか自我覚醒を考える題材での授業をしていると思います。とっても大切な授業でした。
その後わかったのですが、このタンスと二人の男(Dwaj ludzie z szafa)は1958年に製作されたロマン・ポランスキー監督が本格的な短編として取り組んだ作品。ブリュッセル万博の中で行われた実験映画祭に出品され、ブロンズ賞を受賞したものでした。
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