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ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

麺匠 克味(東京都新宿区住吉町)

2012年01月05日 21時55分10秒 | ラーメン
今日は仕事帰りに寄り道できる時間が出来たのでがっつり食べようかということで
曙橋駅で途中下車し、A2出口から歩いてすぐの所にある「麺匠 克味」に食べに行きました。

今回は二郎系・・・と決めていたので、店内の券売機でなおじろうスペシャル(1150円)の
食券を買い、カウンター席に座って店員さんに渡して待ちました。

出て来たのは背脂が多めに浮かんだ豚骨ベースの醤油スープに中太平打ち麺が入り、
その上に山盛りのモヤシが乗り、更にキャベツと背脂、そしてこれらを覆い尽くすように
チャーシューが乗り、味玉も乗った、どう見ても二郎インスパイアな一杯でした。

通常ならスープと麺を味わってから各トッピングの味を見て・・・となるのですが、
こういうものなので麺の上にそびえ立つ野菜の山を切り崩していかなければなりません。
という訳でまずチャーシューを2枚ほど食べてからモヤシとキャベツを食べ進めました。
モヤシとキャベツはボイルされていて食べやすかったのですが、水っぽいのがマイナス点です。
水分がスープに加わってスープの味を薄めているようです。
卓上の醤油ダレを途中で足さないといくらなんでも味気ないです。
チャーシューもスープに浸さないと正直いまいちな感が否めません。

で、野菜の山の下の麺とスープに到達したところでいつものチェックですが、
スープはこの店にしては濃度が控えめで背脂も変に多過ぎはしません。
麺はコシがあって単体では悪くありませんが、スープの粘度が足りないせいか、
麺とスープの親和性が通常メニューに比べて物足りなさを感じます。
まあ、通常メニューのスープの濃度が半端ないからというのもありますが・・・。

で、チャーシューはスープに浸して食べると可もなく不可もなく・・・といった
感じで、味玉がきっちり半熟になっていてこれだけが二郎インスパイアな丼の
中にあって上品過ぎるのか、妙に違和感がありました(笑)。

あと、出て来た状態で二郎系に必須(?)のニンニクがなかったので
途中で卓上のおろしニンニクを加えたのですが、おろしてから時間が経っているのか、
香りが飛んでいて投入した量の割にはニンニクの味がきいて来ませんでした。

全体的には二郎インスパイアなラーメンを上品にまとめようとしたのかなぁ・・という一杯で、
コストパフォーマンスの点で疑問符はつくものの、本家の二郎より食べ易いと思いました。