【在庫より】偶然の産物 ～お尻～

・・・っていうか、頭隠して尻隠さず？

ラテ・アート

ルリだってコーヒー飲みに行くことくらいあるんです！（謎汗）

【在庫より】偶然の産物 ～正面顔～

ただ単にフラッグ付きの子を撮っただけです（爆）。

麺屋 優創（東京都新宿区百人町）

今日は新宿付近に買い物に行く用事があったので、１駅ずらして新大久保まで行き、
かねてより気になっていた「麺屋　優創」に食べに行くことにしました。

新大久保駅から香辛料の専門店等を横目に見ながら５分ちょい歩いて店の前に着き、
店内に入って魚介味噌ラーメン（８８０円）とトッピングで味玉（１００円）を注文しました。

出て来たのは味噌ダレ控えめでエビやカニがかなり強く出たブイヤベース的なスープに
平打ち麺が入り、チャーシュー、海苔、ネギ、ワカメ、エビ、アサリが乗った一杯でした。

スープは味噌と言われれば確かに味噌なのですが、それよりもベースとなっている
甲殻類や魚介の風味が鮮烈で、ルリが今まで食べたどのラーメンとも違う味わいを醸し出しています。
麺もこれまた独特で、幅が４～５ミリ位の平打ち麺はコシがしっかりあって食べ応え十分です。
フェットチーネときしめんを融合させたらしいのですが、なかなか面白いアイデアです。
麺とスープの相性も申し分ないのですが、スープと麺だけでかなり洋食的な雰囲気を出しています。

アサリやエビ、ワカメはこの独特なスープにマッチしていて、何気に海苔が
香りが強くてコシのしっかりしたモノを使っているのが好印象です。
ただ、チャーシューはラーメンらしい見た目を作る以外にあまり存在意義がなさそうで、
追加トッピングで頼んだ味玉も悪くはないもののスープや麺ほどのオリジナリティを
感じさせるものではなく、この辺はなくても良かったのかも・・・と思いました。

全体的にはかなり斬新な一杯という印象で、ラーメンという料理が本当に自由で、
決まった“形”がありそうでない料理だということを再認識させられました。

かえって良い？

肩の力が抜けてかえって良く撮れるのかも・・・（苦笑）。

母は愛想良し

父の方はさっぱりでしたが・・・（泣）。

秋葉らーめん 松風（東京都千代田区外神田）

今日は「支那そば　きび」の別業態で野菜ベースのスープを売りにしているということで
前から気になっていた、「秋葉らーめん　松風」に食べに行くことにしました。
が、この店、場所が非常に分かりにくいです。電気街の中に入り込むのは良いのですが、
更に細い路地に入ってその行き止まりに店があったのです。危うく諦めてどこかテキトーな
所でテキトーに食事を済ませるところでした（笑）。

とりあえず、店内に入って券売機でデフォルトであろう、松風らーめん（７８０円）の
食券を購入し、カウンター越しに店員さんに渡しました。

出て来たのは魚介を少々きかせた野菜ベースのスープに中太ストレート麺が入り、
チャーシュー、ネギ、メンマ、キャベツ、ウズラの玉子が乗った一杯でした。

スープは一口すするとルリがこれまで食べて来たラーメンとは一線を画している味わい。
魚介系のダシと醤油ダレは確かにきいてますが、
謳い文句に違わず野菜ベースで、ポタージュっぽい味がします。
動物系の濃厚さとはまた違った方向性を持った濃厚さで、なかなか面白い味です。
麺は麺をはじくかと思いきや、スープの粘度でしっかり麺とスープが絡んでいて、
コシもしっかりあって食べ応えは申し分なしです。

ただ、具に関して可もなく不可もなくといったところで正直言って面白みには欠けるのですが、
無難な構成にはなっています。チャーシューはボリューム感以外に存在意義があるようには思えず、
ネギもスープの味を邪魔しない代わりに引き立てもせず、ウズラの玉子はうっかりすると
存在自体を忘れていしまいそうなくらい影が薄く、メンマにいたっては歯応えこそ
ほど良くやわらかいものの妙にチープな味付けが丼の中で際立ってしまっていると言うか・・・（汗）。

全体的には非常にマニアックで、良くも悪くもラーメンらしくないオンリーワンの一杯です。
野菜ベースということもあって濃厚さとか粘度を感じさせながらしつこさとか重さを
感じさせない優しいスープなので、食べやすいと言えば食べやすい味作りになっています。
ただし、独特の味ゆえに好みが分かれるであろうことは容易に見当がつきます。
一風変わった味を食してみようということで足を運ぶなら損はないと思いますが、
味の好みがある一定の範囲に限られる人は食べに行かない方が無難そうです。

めんや 参○伍（東京都港区六本木）

今日は所用があって六本木に行ったので、前から気になってはいたものの、
なかなか行く機会のなかった「めんや　参○伍」に食べに行きました。

店の外の券売機を前にしばし迷ったのですが、やはりデフォルトの味を
食してみなければ・・・ということで特製らーめん参○伍（１１００円）の食券を購入し、
店員さんに渡してカウンター席に・・・座ったら、厨房にはあの西島洋介選手の姿がありました。
ちなみに、店主はあの「せたが屋」グループで修行の後に独立した方で、
西島選手は有名人でありながら完全に１人の店員さんというポジションのようで、
厨房内では西島選手がほとんど１人で調理して作っていました。
そして、店主らしき方は奥でスープに使うであろう野菜の下ごしらえをしていました。

さて、西島選手が黙々と作って出してくれたのは、濃厚な豚骨魚介スープに
やや縮れた中太麺が入り、チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、味玉が乗った一杯でした。

スープは動物系の旨味と魚介系のダシのバランスが良いだけではなく、
野菜由来の甘味と粘度もあって、パワフルかつ優しい味わいです。
麺は食べ応えがあるもののスープの持ち上げはそれほど良い方ではありません。
ただ、スープの粘度が高いので結果的にはよく絡んでいるといったところでしょうか。

脂身が若干多めのチャーシューは肉厚で柔らかく、味付は控えめでスープに浸して
その味を染み込ませて食べるのが正解のようで、なかなか良い感じです。
海苔に関しては香りもそこそこあって悪くないもののスープに負けている感が否めませんが、
ネギは香りが強く、メンマも太めで食べ応え十分で、しっかりアクセントになっています。
また、味玉は半熟より固ゆで寄りでしたが、味付はちょうど良い感じです。

全体的にはかなり濃厚で、それでいて優しい味わいの一杯になっていて、
スープの味で全体を支配しているような感がありました。

【在庫より】偶然の産物 ～正面顔～

偶然は重なることもあるのです（核爆）。

土曜の牛の日（東京都千代田区神田小川町）

今日は小川町駅近くの「支那そば　きび」の土曜限定のセカンドブランドを食べに行きました。
店の前に着いたら暖簾には「土曜の牛の日」と赤く染め抜かれてました。
普通に考えたら思い切り漢字を間違えているのではと思うのですが、
意図的にこういう漢字の使い方をしているのは明白です。

店内に入ってメニューを見ると土曜限定の牛骨らーめんと味玉入り、
あとはご飯系が２種類（今日分は既に売り切れ）だけだったので、
とりあえず、牛骨らーめん味玉入り（８８０円）を注文。

出て来たのは牛骨ベースに塩ダレをきかせたあっさりめのスープに中細ストレート麺が入り、
ローストビーフ、牛のスジ煮、レタス、ゴボウ、レモンが乗った一杯でした。

スープは塩ダレなのもあって、謳い文句どおりに牛を強く感じさせるスープになっています。
麺はやや柔らかめに茹でられていますが、コシは残っていてスープの絡みも十分です。

チャーシュー・・・ではなくローストビーフはかなり薄めの味付けで思ったほど主張しませんが、
柔らかくて食べ応えも十分あります。一方、牛のスジ煮は見た目的には目立たないのですが、
味の面ではローストビーフより主張が強い感があります。レタスのシャキシャキ感、ゴボウの
香りと歯応えがアクセントになっていて、レモンの酸味で全体がまとまるといったところでしょうか。
味玉は半熟よりやや固ゆで寄りでしたが、味のしみ具合は過不足ありません。

全体的には個性の強い変り種といった趣ですが、ラーメンらしからぬ具材の組み合わせも
スープとの相性という点では利にかなっており、アイデア倒れになっていないのはさすがです。

ただ、やはり牛の味が丼の中で暴れていて抑え切れてない感じがしないでもありません。
そうは言ってもこれで変に色々加えて牛の味が弱くなってしまっては元も子もありませんし、
なかなか判断が難しいところです。とりあえず、こういう変った味があるということで
食べに行くのなら損はないと思いますが、個性が強く食べ手を選ぶ一杯だと思いますので、
誰にでもお勧めできる一杯かと問われたら答えはノーです。