こころがかるくなる心理カウンセラーかきかわのブログ

山口市で心療カウンセリングルームを営みながら日常のエピソードをまじえて泣いたり笑ったり感情を動かすお話を掲載しています。

コミュニケーションが上手くいかない時の感じ方

2012-04-16 21:08:21 | 日記
コミュニケーションが上手くいかない時、ちょっと考えてみます。

自分の思いこみはないでしょうか?


思いこみとは、事実以外の事、あるいは相手の言葉の一部を聞いて自分なりに解釈してしまうことです。

私はそんなことない・・・


そう感じる人も多いでしょう。

これは、相手と喧嘩になるなど大きくコミュニケーションがこじれる場合だけをあらわしているわけではありません。


自分の心の中で思い悩んで落ち込むことも指しています。


考え方とは、自分の過去の経験をもとに築かれることがほとんどです。


心理学では 「 投影 」 という言葉があります。


劣等感に感じていること。

苦手なこと、嫌なことなどコンプレックスに思うところがある時、それを認めるのは誰しも辛いことなので、

無かったことにしたくて、あたかも ‘ 相手も自分のことをそう思っているに違いない ’あるいは、

‘ 私に敵意を持っている ’ と相手に自分の感情をかぶせて気持ちの処理をしようとすることです。


私は怒りや、悲しみ、何とも例えようのないイライラを感じた時、自分を客観的にみるように努めています。

これは、心理を学んだ一番の恩恵です。


イメージの中で、膝を抱えて座り込んでいる自分を想像します。

あるいは、見えない影に怖れている自分を想像します。


その原因になっていることを客観的に感じてみるのです。


事実は何か? がポイントです。

自分が怖れているのは何かを認めることが大切です。


それは他人の言動でしょうか? 

解決するために出来うることは何でしょうか?


正当な怒りはどこまでで、どこからが不当なのかを見つけていきます。

正当な怒りは社会で不当なことに立ち向かったり、生きていくのに必要な原動力です。


かきかわルームでは、処理しきれない怒り、悲しみ、辛い思いなどを来談者中心療法でカウンセリングを行うことを主軸に

投影されていることを見つけ出す療法としてセラピーカード、交流分析、各種講座をご提案しています。


あと数日で、自宅ルームを開いて一年になります。

メディアのお力添えもたくさん頂戴しました。


最近はウェブからのお問い合わせもいただいております。


少しずつ講座のお仕事を頂戴できるようになりまして、心から感謝申し上げております。


5月は、徳地の保育園で保護者の方向けに 「 こころまあるく ~イライラ解消術~ 」(仮題)のミニ講座を

予定しています。


6月、7月は、一般の方向けのコミュニケーション講座を開催する予定です。


カウンセリングの時間と講座の時間、私自身の勉強の時間、そして私事ながら私自身のヘルスケア・・・

上手くバランスを取りながら、多くのご縁が繋がりますよう努めてまいります。


山口県山口市宮野の自宅で営む小さな心療カウンセリングルームは基本的にいつも開放中です。

かきかわ統合医療相談室


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