来談者中心療法から入る就業サポートは型破りです。
ご相談内容で経済的な困窮、仕事が安定していないことは老若男女問わず増えてきていることです。
まず、適正とはなんでしょう?
向いているお仕事に就くことができることは幸せなことですが、やったことがないことは向いているかどうかは
わからないこともあります。
また、向いている職種だと思って就職しても、実際には困難であったり、配属先が合わないといったこともあるでしょう。
カウンセリングでは、クライアントさんが解決したい問題が就業したいということであれば、それを解決するために
共にチームを組む形で関わります。
解決するためには、最初からクライアントさんが希望されている仕事だけに絞るわけではありません。
例えば、一冊の求人情報誌があって、その中で選ばれたところも見ていきますが、選ばなかったところにも着目します。
なぜ、選ばなかったのか?あるいは、選べなかったのかも考えていきます。
時には発想の転換も必要です。クライアントさんが望むことが、カフェで働きたいということで、探しても求人にはなかったと
すれば、そこで既に諦めてしまっていることにも、疑問符をつけてみることもあります。
求人を希望している経営者がすべて外部に情報を流しているとは限らない。
やる気のある人が応募してくれば、採用したいこともあるかもしれない・・・
ここで、問いかけたいことは、最初に無理という名の線を引いていませんか?ということです。
今の時代は大変だと思います。
何が大変と言って、私が若いころに仕事をする目的は生きるためで、選ぶというよりも、とにかく面接に行った先で
何がなんでも採用してもらえないと今日から食べていけないというとんでもない緊張感がありました。
これは、嫌味でも何でもありません。
では、今の私にその頃と同じ行為ができますか? と問われれば無理ですから...
現に、私は組織で働いていれば食べていくことに困らないけれど、生き甲斐を求めて起業しました。
つまり、食べることには困らないという条件だけでは満足できなくなっているのです。
満足できないと一度でも思うようになると、辛いカレーを食べたときに、一口でも水を飲むと止まらなくなるように
渇望してしまうところがあります。
だからこそ、本当にその水は飲む必要がありますか? その一杯のカレーライス。
大盛りでも並盛りでも値段は同じでも、あなたの今のお腹の空き具合にはどの量が適当ですか?
と自分に問いかける必要が生まれてきているのです。
そして、仕事をしてもしなくても、カレーライスを食べることを援助してくれる環境があるとすればいかがでしょう?
これも批判でも何でもありません。
豊かであることは決して悪いことではないのですから・・・
もし、カレーライスを食べることを援助してもらえる環境があっても、その人は毎日ステーキが食べたいとします。
そのためには何らかの仕事をしないといけない。
しかし、とてもそのためには我慢しないといけないことがある・・・ここでカレーライスが食べられるなら、
ステーキは諦めてもいいと思うのもこの人の人生。何がなんでもステーキを食べたいと思い続けるのもこの人の人生です。
カウンセリングでは、その人が目指すところを応援する。自己実現という言葉を使います。
あくまでも、他者の物差しで測るのではなく、自己の実現ですから、実現目標の設定はその人次第なのです。
現状の職場は不満足だけど、そこを辞めては生活ができない。現状のままで留まりながらストレスと向き合う方法を
見つけるのもその人なりの答えです。
自分の生きるシナリオに関して責任を持つこと。もちろん、思い通りにならないこともたくさんありますが、
少なくとも自分で選択すべきことは、その時、その瞬間は、幸せになれると信じる道を進んでいただきたいと願います。
未来は誰にも予測できませんが、今をしっかりと選んでいただきたい。
大局で見ていけば、カウンセリングに来られる方々は何らかの選択で迷っておられる状況だと言えます。
選択についての答えを出すのはクライアントさん自身です。
カウンセリングでお手伝いできることは、選んでいる状況をきちんと整理することです。
大切なのは何を選択するかではなく、自ら選択することに責任を持ち、これから先、選択する岐路に立たれる際に
自分の意思を信じて選ぶことには自信を持っていただくことにあります。
そして、選んだことは自分の責任であり、何事も他者や環境のせいにすることなく、その人らしく笑顔で生き抜く
力を持っていただくことにあるのです。
優しく、強く、しなやかに、そして言いたいことは我慢しすぎず自分の言葉として伝えること・・・
癒しの場として、学びの場として在りつづけたいです。
玄関前は夏のお花が揃いました。
山口県山口市宮野の自宅で営む小さな心療カウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室
ご相談内容で経済的な困窮、仕事が安定していないことは老若男女問わず増えてきていることです。
まず、適正とはなんでしょう?
向いているお仕事に就くことができることは幸せなことですが、やったことがないことは向いているかどうかは
わからないこともあります。
また、向いている職種だと思って就職しても、実際には困難であったり、配属先が合わないといったこともあるでしょう。
カウンセリングでは、クライアントさんが解決したい問題が就業したいということであれば、それを解決するために
共にチームを組む形で関わります。
解決するためには、最初からクライアントさんが希望されている仕事だけに絞るわけではありません。
例えば、一冊の求人情報誌があって、その中で選ばれたところも見ていきますが、選ばなかったところにも着目します。
なぜ、選ばなかったのか?あるいは、選べなかったのかも考えていきます。
時には発想の転換も必要です。クライアントさんが望むことが、カフェで働きたいということで、探しても求人にはなかったと
すれば、そこで既に諦めてしまっていることにも、疑問符をつけてみることもあります。
求人を希望している経営者がすべて外部に情報を流しているとは限らない。
やる気のある人が応募してくれば、採用したいこともあるかもしれない・・・
ここで、問いかけたいことは、最初に無理という名の線を引いていませんか?ということです。
今の時代は大変だと思います。
何が大変と言って、私が若いころに仕事をする目的は生きるためで、選ぶというよりも、とにかく面接に行った先で
何がなんでも採用してもらえないと今日から食べていけないというとんでもない緊張感がありました。
これは、嫌味でも何でもありません。
では、今の私にその頃と同じ行為ができますか? と問われれば無理ですから...
現に、私は組織で働いていれば食べていくことに困らないけれど、生き甲斐を求めて起業しました。
つまり、食べることには困らないという条件だけでは満足できなくなっているのです。
満足できないと一度でも思うようになると、辛いカレーを食べたときに、一口でも水を飲むと止まらなくなるように
渇望してしまうところがあります。
だからこそ、本当にその水は飲む必要がありますか? その一杯のカレーライス。
大盛りでも並盛りでも値段は同じでも、あなたの今のお腹の空き具合にはどの量が適当ですか?
と自分に問いかける必要が生まれてきているのです。
そして、仕事をしてもしなくても、カレーライスを食べることを援助してくれる環境があるとすればいかがでしょう?
これも批判でも何でもありません。
豊かであることは決して悪いことではないのですから・・・
もし、カレーライスを食べることを援助してもらえる環境があっても、その人は毎日ステーキが食べたいとします。
そのためには何らかの仕事をしないといけない。
しかし、とてもそのためには我慢しないといけないことがある・・・ここでカレーライスが食べられるなら、
ステーキは諦めてもいいと思うのもこの人の人生。何がなんでもステーキを食べたいと思い続けるのもこの人の人生です。
カウンセリングでは、その人が目指すところを応援する。自己実現という言葉を使います。
あくまでも、他者の物差しで測るのではなく、自己の実現ですから、実現目標の設定はその人次第なのです。
現状の職場は不満足だけど、そこを辞めては生活ができない。現状のままで留まりながらストレスと向き合う方法を
見つけるのもその人なりの答えです。
自分の生きるシナリオに関して責任を持つこと。もちろん、思い通りにならないこともたくさんありますが、
少なくとも自分で選択すべきことは、その時、その瞬間は、幸せになれると信じる道を進んでいただきたいと願います。
未来は誰にも予測できませんが、今をしっかりと選んでいただきたい。
大局で見ていけば、カウンセリングに来られる方々は何らかの選択で迷っておられる状況だと言えます。
選択についての答えを出すのはクライアントさん自身です。
カウンセリングでお手伝いできることは、選んでいる状況をきちんと整理することです。
大切なのは何を選択するかではなく、自ら選択することに責任を持ち、これから先、選択する岐路に立たれる際に
自分の意思を信じて選ぶことには自信を持っていただくことにあります。
そして、選んだことは自分の責任であり、何事も他者や環境のせいにすることなく、その人らしく笑顔で生き抜く
力を持っていただくことにあるのです。
優しく、強く、しなやかに、そして言いたいことは我慢しすぎず自分の言葉として伝えること・・・
癒しの場として、学びの場として在りつづけたいです。
玄関前は夏のお花が揃いました。
山口県山口市宮野の自宅で営む小さな心療カウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室