こころがかるくなる心理カウンセラーかきかわのブログ

山口市で心療カウンセリングルームを営みながら日常のエピソードをまじえて泣いたり笑ったり感情を動かすお話を掲載しています。

ブログ移転のお知らせ

2018-01-10 22:48:52 | 日記
この度ホームページリニューアルに伴いブログも新しくリニューアルスタート致しました。

これまでありがとうございました。

新しいブログ

http://ameblo.jp/kakikawa-net/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職場の人間関係に疲れた時どうすれば良いのでしょうか

2018-01-05 17:51:54 | 日記
働いている人にとっては避けられないのが職場の人間関係の問題だと思います。

職場の悩みで最も多いものでもあります。せっかく希望の会社に就職しても辞めたいと思う人も少なくありません。

見方を変えれば職場の人間関係の問題さえ解決できればストレスも減りますし、良いこと尽くめです。

では、どうすれば良いのでしょうか?
上手くいかない人がいるとすれば、まずは自分の考え方とのズレに着目してみてください。

例えば、「ここのところが分かりづらいので教えてください」と上司に訊ねると、上司からは、
「それは前に教えただろう。すぐに聞くんじゃなくてマニュアルを読め」と言われた。




(自分の考え)
①上司は始めに分からないことがあれば何でも聞けと言っていたから訊いたのに、その通りにしたらキレられた。

②マニュアルを読めというけれど、接客している時などは見ているヒマもない。

次に自分はどういう「べき思考」を持っているのか考えます。

(自分のべき思考)
①上司は訊けばいつでも親切に教えてくれるべきだ。

②上司は今の状況をいち早く把握してマニュアルを読むヒマがない事ぐらい気づくべきだ。




上記の例のように状況に対して自分がどういう考えを持ち、どのような「べき思考」があるかを検証します。

まずは徹底的に自分の「べき思考」の棚卸しをしてみてください。

その上で、自分と全く同じ「べき思考」=「価値観」の人はいないことを冷静に受けとめましょう。

このように活字にすれば、「私も同じ考えだ」という人もいると思いますが、もっと突き詰めていくと、「ヒマがあるかないか?」という一語をとっても時間の使い方、優先順位のつけ方はひとぞれなので、似ている考え方の人は存在しても、各々事情が異なるのですから完全一致は無いのです。

それを踏まえて、仕事をしていく上で最低限、お互いの価値観のすり合わせが必要なところだけは話し合うことです。

この例を活用すると、上司はマニュアルを読むのは就業時間内で難しければ、就業時間外でやるべきだと考えているとします。

それに対して、自分は就業時間が終われば自分のプライベートの時間なので、残ってまで読む気はないとすれば平行線ですよね。

働いていくということは、お互いの「べき思考」の折り合い地点を見出すことから始まるのです。

折り合うためにはいくつかの話し方を頭にたたき込んでください。

「先ほどはご指摘くださりありがとうございます。あれから◯◯について考えてみましたが、△△のところが分からないので教えていただきたいのですが」

「お忙しいところをおそれいりますがよろしくお願いします」

カウンセリングの際、このことをお伝えすると、「私はそんなに上手く言えません」
「なんで、ありがとうとかおそれいりますとか、いちいち言わないといけないのですか?上司ってそんなに偉いんですか?」
と言われることがあります。

これは、上手く言えるとか言えないとか、どちらが上かというような次元でもなくビジネスマナーとして身につけていただきたいことです。

仮に上司から部下に言う場合も細かな言い回しは異なっても、相手に仕事の手を止めさせて尋ねる時、相手の時間を奪う行為でもあるのですから敬意を込めて話す気持ちを持って欲しいと思います。

ともあれ職場の人間関係は難しいです。

仕事というものが介在しなければ一生ご縁がないような相性が悪い関係性の人とも、家族よりも長い時間一緒に過ごすことが余儀なくされるのですから。

職場の人間関係について、自分は苦手だと決めつけず、細かな問題について丁寧に対処し、言葉足らずな部分はスキルを身につけて向き合ってみてください。

きっと新たな展開がみえてくると思います。

カウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンセラーとの相性について

2018-01-03 01:38:08 | 日記
私はカウンセリングにおける効果が最大限に活かされるときは、カウンセラーとの相性が良かった時だと感じています。

これはカウンセリングのみならず、医師、美容師、エステティシャン、何にでも言えることだと思います。

では、相性の良い人を選択するにはどうすれば良いのでしょうか?

数年前までだと知り合いから聞く、雑誌やフリーペーパーを見るといった方法が多かったかもしれませんが、最近ではネットで調べることが多いでしょうか?

探している方々は、自分に合う人を見つけたいと思っているのと同様に、集客する側は、それ以上に自分のところと相性が良い人が来てくださる方を求めています。

では相性の良し悪しの見極め方は理解されていますか?

例えば、「今、夫婦関係が上手くいっていなくて夫に本音が言えなくなっている。子育ての悩みもある。最近は考えすぎて眠れないこともある。時々頭痛もある。離婚したら先の暮らしの目処が立たない。そもそも自分がどうしたらいいのかわからない。子供は学校へ行くのを時々渋ることがある」(30代主婦)

(☆実際にはこのように複数の悩みが重なることが多いのです)

では、この女性はどこに行けば良いでしょうか?

〜*〜

身体症状: 眠れないこともある、時々頭痛もある

気持ちの問題: 夫に本音が言えない、子育ての悩みを抱えている、離婚を含めてどうしたらいいのかわからない、夫婦関係が上手くいっていないと感じている、子供の登校しぶりが気になる




日常生活で何が最も困っているのか優先順位をつけてみてください。仮に身体症状が最も困ることならば、その治療を優先することがベターでしょう。

では、そのためにはどうすれば良いのでしょうか?病院で診断を受けて薬を飲むのも方法ですが、これまでにマッサージを受けたりその他軽い運動などで自分なりの方法があるならそれも良いでしょう。

そして身体症状がとれれば気持ちの問題も自ら解決していけるならそれで良いでしょう。

ところが、身体症状が一時的に取れても気持ちの問題が解決していないため、症状がぶり返す。新たな症状が出てくる。気持ちの部分をスッキリさせたい。

こうした場合は、カウンセリングが向いていると思います。

病院or東洋医学や民間療法orカウンセリングと言うよりも、うちに来られる人の半数以上は他の治療法&カウンセリングとされています。

なぜなら、役割が違うからです。

つまり相性の良いところを選ぶ場合、全てお任せ出来る一箇所のところを選ぶことが難しい場合、分割して利用する選択も視野に入れていただきたいのです。

その他、離婚しようか婚姻継続か、まだ揺れている時は夫婦カウンセリングを利用して、離婚となれば弁護士に相談する。

離婚協議中も精神的に苦しい時はカウンセリングを利用するなど専門家を使い分けることも考えてみてください。

予定では1月10日前後にはホームページをリニューアルしまして、皆さんの個々のニーズにお応えできるかどうか見てもらい、選択しやすいよう時代に合ったサービスも増やしていく所存です。

とはいえ、人それぞれ悩みは異なるのですし、利用するかどうか迷っていらっしゃる時はメールや電話でご連絡いただけると幸いです。

声のトーンやテンポも相性があります。

うちの場合、カウンセリング料金は直接面談で1時間3000円で低料金設定のため、経営コンサルタントからは安すぎてかえって良くないのでは?と言われることもあるのですが、なぜこの料金を貫けるのかと言うと、自宅の一室を活用しているため家賃がかかっていないこと。

人を雇用せず、心療ルーム兼自宅のメンテナンスや経理関係は夫が手伝ってくれていて人件費をかけていないこと。

低料金でずっと行いたい理由は、一回だけのご相談の場合も多い反面、自己啓発やうつの再発再燃を防ぐ目的などで、複数回通いたい人にとっては保険診療ではないカウンセリングは医療費控除の対象にもならず3000円でも負担が大きいこと。

もっとカウンセリングを身近に感じていただいて、病気に陥る前にストレスマネジメントや能力開発に役立てていただきたい、普及してほしい願いからです。

自分の内面に気付き、自分の能力を最大限に活かし、自分の変容は家族など周囲の人へも良い影響を与え、人生を好転させていく。

そんなお手伝いが出来ることが私の願いです。

相性の良いカウンセラーを選ぶコツは、「こう言う風なことを望んでいるのです」と最初に言ってみることです。

実直なカウンセラーならば、自分に何が出来るかを説明してくれるでしょう。

山口市のカウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする