こころがかるくなる心理カウンセラーかきかわのブログ

山口市で心療カウンセリングルームを営みながら日常のエピソードをまじえて泣いたり笑ったり感情を動かすお話を掲載しています。

情報依存にご注意

2017-06-06 00:25:30 | 日記
便利な世の中になった一方で、情報依存、ネット依存が増えました。

スマホひとつで調べ物も出来る。音楽を聞くことも、映画鑑賞も出来る。仕事や勉強も出来る。買い物も出来る。ゲームも出来る。SNSで交流も出来る。

こんな経験ありませんか?
テレビでクイズをやっていて、その答えをスマホやパソコンで調べる。

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こんな言葉に弱く、新聞やテレビで情報を得たらすぐにネットで調べる。

常に新しい情報に触れていないと不安になることを情報依存と言います。

また、膨大な情報の中から選択するのに疲れていませんか?

昔は調べる手段が限られていたので、直感的に選ぶことも多かったのですが、今時はひとつのものを選ぶ前に口コミを読むなど、他人の意見を参考にする機会が増えました。

このようなことを、ほぼ毎日繰り返しているとするならば、脳は疲れきってしまうでしょう。

では、どうすれば良いのか?

私自身も情報依存傾向が強いほうなので、以下のような対策を試みています。

・コーヒータイムはスマホを見ない。
・読書に集中する時間をとる。(紙媒体)
・テレビをつけっぱなしにせず、ラジオをきく。
・パックをする時は何もせずぼーっとする。
・好みの香りを楽しみながら、ゆったりストレッチをする。

つまり、読書だけは別ですが、視覚以外の五感、聴覚、嗅覚、触覚を使うのです。

視覚を使う場合は画面を通すのではなく、紙媒体にします。

上記のことは私にとっては特別なことではなく、スマホを持っていない頃の習慣そのものです。

過去の習慣を思い出し、実践するのです。

その上で、現在の習慣との折り合う地点を見つけると良いでしょう。

現代人は脳を休めることに意識を向けねばならないことに気付いていただけると幸いです。

かきかわ統合医療相談室


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