こころがかるくなる心理カウンセラーかきかわのブログ

山口市で心療カウンセリングルームを営みながら日常のエピソードをまじえて泣いたり笑ったり感情を動かすお話を掲載しています。

午後はお庭でハーブティーを楽しみながら

2012-03-29 19:15:03 | 日記
今日は朝からとてもいい天気で日差しがキラキラとルームに差しこんでいました。

春休みに入って子供さん連れでお見えになる方が増えています。

リビングで遊んでいる姿を見ながらお話するのも良いものです。


カウンセリング、大切なお客様の来客、講座とあまり詰めすぎず対応できた有意義な一日でした。


ルームは国道9号線から入ってすぐの場所ですが、団地だけの道路で通り抜けられないので、車も滅多に通らず

とても静かです。


お客様とは器のお話になりまして、お帰りなられたあと、お気に入りのハーブ柄のカップのことを思いだして

カモミールとペパーミントのハーブティーを淹れてみました。


10年以上使っているカップです。


このカップは普段使いで蓋がついているものですが、職場にも持って行き、荒っぽく扱うこともあったのですが、

割れることなく欠けることもなく大切な相棒です。


元々、子どものいない我が家では、食器が割れることは滅多になくて、薄いガラス食器も長年使いこんでいます。


今日は、素敵なお客様との出会いがありまして、自分のためではなく来客が増えたルーム用にフリーカップを

買い揃えようと思いつきました。


大きさも微妙に違っていいじゃない・・・

一人一人違っていいじゃない・・・

手に馴染むひとつを使っていただきたい。



食器棚を開けるとたくさんの食器が並んでいます。

上等な食器はほとんど戴きものですが・・・


九谷焼は亡くなった父の趣味。

普段使いの信楽焼は新進気鋭の作家の一点ものの手描き。


雑然と並べていても、あらためて見るとどれも思い出が詰まっています。


今からカタログでじっくりと選ばせてもらいます。

選んで、ご縁があって手元に届くカップは、かきかわルームの新たな思い出を紡いでくれることでしょう。


ストレスが溜まると、過食、拒食、過眠、睡眠不足、あらゆる調整が上手くいかなくなります。

自分にとって丁度いい加減がわからなくためです。


来客があって、丁寧に淹れる飲み物、お菓子一つでも食べやすいように工夫して置くことなど・・・

講座を通してヨガをするなど、私自身も心や体に小さなサプライズを起こしてあげると本来のペースを

取り戻すことができる感覚があります。


心地いいことを尽くしていきたいと思います。

優しくなれない時は、自分に優しくする時です。


森の中に佇む小さな自宅で営む心療カウンセリングルーム

かきかわ統合医療相談室





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ゆっくり寛ぐ春の午後

2012-03-28 19:37:23 | 日記
今年の春の訪れは私にとっては早く感じられました。

桜の開花は少し遅めだとも言われ、人によって感じ方もさまざまでしょう。

見出し画像はかきかわルームの玄関でひっそりと咲いているクリスマスローズです。


本日の午後は、カウンセリングの予定の方からのご連絡で、子どもさんがインフルエンザで来れなくなりました・・・

というようなことが続きまして、ポッカリと予定が空いてしまいました。


そこで、どうしていいのかわからなくて慌ててスケジュールを埋めようとするところは、少し仕事依存だと

省みるところです。


少しからだが熱いと思って熱を測ると38度・・・

あらまぁ~~・・・

私が病気じゃない???



夜のカウンセリングに備えて、眠りましょう・・・とベッドに入るものの、何となく落ち着きません。

寝付くまで少しでも読もうと本を積み上げて、5分でもストレッチしようとipodを持ちこみ・・・

とにかく起きている間中何かしていないと気がすみません。


それでも、からだが休養を欲求していたのでしょう。

本は1ページも読まないままで眠ってしまいました。

夕方になって、ご近所の奥さんが窓越しに子どもさんに


「 ご飯だから帰ってきなさい。」


と言われた声が目覚ましになり起きました。


どういうわけか、夜のカウンセリングも延期することになり、それも必然だったのでしょう。


やまぐち女性財団のピュアネットVol.47が手元に届き、半年ほど前に書いていた記事が載りました。

リアルタイムに言葉で載せるブログやFacebook、ツイッターなどのWeb媒体もいいですが、

少し前の言葉が活字になることも、私自身には大切なことだと思っています。


わずか半年前の言葉であっても、青いと感じますし、一生懸命さが上滑りしている・・・おしつけにならないよう

書いているつもりでも、力が入っていることも今の私には少し恥ずかしく感じるところです。


講座やカウンセリングも同じなのかもしれません。

きっと、時が経ってみれば、最初に書きおろしたテキストやチラシ、すべてが赤面するものになるでしょう。


あえて、自戒の意味合いで表現します。

一番はじめにお仕事をいただくときは、素直に嬉しいと思います。そして戸惑います。


ところが、その仕事に慣れてくると感激が薄くなり、傲慢になり、怠惰になります。


何が変わったのでしょう?

すべて自分自身の向き合い方、感じ方です。



最初の時の感動を失わないことは難しいです。

お仕事も、恋愛もすべて・・・


そんなときは、一度目の前のことを一度心の中で手放してみて・・・(ほんの一瞬でも)

それが、無くてもいいですか?

今の自分に必要なことは何ですか?

自分に尋ねてあげるといいでしょう。


私自身は、こうした心境の時は、新しいことを求めるよりも今を見据える時だと捉えています。


自分の仕事でいただいた初めての謝金は使うことなく大事に置いています。

対価を得ることは当たり前ではなく、自分の働きたい気持ちと、相手からの求めがあって成立すること。


婚姻という形も然り。


今夜、夫は

「 たまには何か食べに行く?。」

と聞いてくれました。


結婚して19年。夫がそうした言葉をかけてくれるときは、余程私が疲れて見える時なのでしょう。

そして、その言葉の裏側は

“ ゆっくりしようね ”

だと感じています。


そんな時は、あえて買い物にも行かず、夫の顔が見える場所でささっと簡単な、残り物を使ったワンディッシュメニューを

作って、時間をかけていただきます。


ブレーキとアクセルの踏み具合を調整するのはとても難しいです。

丁度いい加減を身につけることは困難です。


人生のパートナーがいることで私はそれが助けられているのだと感謝しています。


玄関のクリスマスローズが美しいのは夫が手入れをしてくれるからです。



山口市宮野の自宅で営む心療カウンセリングルーム

かきかわ統合医療相談室

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こころのオアシスは身近にありました。

2012-03-26 22:44:01 | 日記
今夜のタイトルのオアシスという言葉はFacebookに寄せていただいたお友達のコメントから引用させて

いただきました。


近頃は休みというものがないので、曜日の感覚がありません。


お勤めしている時は、週休二日制でしたので、金曜日が待ち遠しくて、

月曜日は何となくボーっとしていて、火曜日はゴールが見えなくて辛い一日。水曜日は中間の日で少し気が晴れて、

木曜日は週末のことを考えて耐えて、金曜日は気もそぞろ・・・

土曜日の朝は早起きして熱があろうと嵐になろうとヨガに通って・・・日曜日は好きなことをして過ごす。


これは、約3年間ずっと変わらなかったリズムでした。

退職する1年程前からは、ストレスが慢性的になっていて火曜日の夜と土曜日の朝、時間があれば土曜日の午後、

日曜日の朝と週に3~4回のヨガレッスンをしていても心のリセットが効かずにキツい日々でした。


今では、そんな日々もいい思い出になっていて、何がそれ程ストレスだったのかが思い出せないぐらいです。


カウンセリングでは、家庭や仕事など様々な悩み、過剰なストレスを抱えてこられる方々に、趣味を持てば?

などとは言えないと思っています。


結局、仕事で抱えたストレスは仕事で解決がつかないと、越えられないこともあると思いますし、他の問題も同様だと

感じるからです。

そして、それが自分が動くことで何とかなることならいいのですが、どうにも変えられない環境であったり、

時が経たねば解決のつかない事柄もあると思います。

逆に言えば、時が解決することもあります。


開業から一年の時を経て、今日の見出し画像は、ほぼ一年ぶりに買ったものです。

何の変哲もない雑誌、ドリンク、スウィーツ・・・


OL時代は、それこそ心の隙間を埋めようと、毎日のようにコンビニ通い。

山のように雑誌を買って、ウェブでオークションにはまり、ダイエットで少し痩せれば甘いものを買って・・・

それでも、ため息ばかりついていました。


あの頃の思い。

「 どうせ勉強しても、勉強した内容は組織の所有物にしかならなくて、評価されることもない。

資格を取っても、仕事の負担が重くなるだけ。」



今は、その考え方が如何に愚かであったのかを思い知っています。

生きてきたことで何一つ無駄なことなどないからです。


くさってしまっていた時代があっても、性根はくさっていなかったから、今があるのかもしれません。

仕事は誰のためにするのでしょう?

他者のため? もちろん、生きている以上誰かのためになることがしたいという思いはありますが、

自分が自分であるため。自分という存在を認めたいから。

それは、決して自分勝手ということではなく、生き続けるためではないでしょうか?


今夜はOL時代に毎日していたことをやってみました。

そこには心のオアシスがありました。

直接仕事に繋がるという内容ではない雑誌。

晩御飯も食べていないのに、何となく買ったスウィーツ。

近頃の飲み過ぎ、胃もたれを労わるためのドリンク。


そして、そばには何も変わらず愛犬がいます。

私を見続けてくれています。


カウンセラーとして、人としてそんな存在で在りたいです。


山口市宮野の緑いっぱいの住宅地にある小さな普通の家で営むカウンセリングルーム

かきかわ統合医療相談室



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こころが軽くなるきっかけに・・・お待ちしています(*^_^*)

2012-03-23 21:44:47 | 日記
カウンセリングではどういうご相談が多いですか?

よく聞かれることです。


相談内容で一番多いのは、さまざまな人間関係に関わることです。

親子、夫婦、親戚、ご近所、職場、幼稚園や学校など子どもの関連など一つではなく複合的なことも多いです。


人間関係を円滑にすることは、ストレスを溜めすぎないためには大切だと思います。


丁度いい距離感って本当に難しいです。

恋愛感情でも、好きになると束縛したくなり、気になり過ぎて依存的になってしまったり・・・


子どもに対しても可愛いから怪我をさせたくないし、周りからも愛されて欲しいし、何よりも幸せな人生を

歩んでほしい。

愛するが故に、自己本位になり過ぎて過干渉になってしまう。

思い通りにならないと辛い。


夫婦では、恋愛関係の時はお互いに良い面だけを見ていれば良かったけれど、生活となればそうはいかない。

環境も考え方も色々な面で異なる二人が一緒になって、ご縁があって親戚関係になる姻族関係。

折り合うなんて簡単なことではありません。


簡単じゃないけどそれでも頑張っているあなたは偉い!!

今夜はストレートに宣伝です。


3月25日(日) 14時~15時半 カリエンテ山口 3階会議室

予約制・女性限定 1000円



一部では、私、かきかわが、そんなあなたのために

「 こころがかるくなる ストレス解消術! 」

の講座をお届けします。


いつも遅く帰ってくる夫・・・電話一本入れてくれればいいのに。

いつも疲れた、疲れたって私の顔を見たらそんなことばかり・・・

子どもの面倒をみてくれない・・・

主婦には一年365日休みなんてないのよ・・・


そんなストレスありませんか?


そして、第二部ではベテランファイナンシャルプランナー人生設計工房 小田博隆先生が、

「 主人には言えない、へそくり運用術 」

の講座をお届けします。


愛さえあれば何でも乗り越えられる?

そう思っていたけれど、いざというとき頼れるものは・・・

奥さんがしっかりとしているから、旦那さんは安心できる。

あなたは、偉い!!



賢い主婦をさらに磨く講座です。

目からうろこ間違いなしです。


たくさんたくさん、楽しんでいただきたい。

情熱を持って、夢を持ってお届けします。


ウェブ申込みは以下のリンクからお願いします。↓↓

講座申込み


電話でのお申し込みは、

083-929-3170 です。


お気軽に遊びにいらしてください。


山口市宮野の心療カウンセリングルーム

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親子のつながり...ヨガは繋がり

2012-03-22 21:15:05 | 日記
先日、長門への旅のことを載せました。

長門の旅のお話の続きをもう少しまじえてみたいと思います。


今回の旅はヨガ友達と行きました。

4年前、本格的なヨガに出会うきっかけになった女性Oさんと彼女の愛娘(1歳7か月)のHちゃん。

それから、男性Sさんです。


ヨガの友達は私のこれまでの人間関係の中では特別な存在です。

女性Oさんは30代、男性Sさんは60代、私が40代。

年齢も職業もバラバラです。


これまで、ヨガでご一緒することは元より、色々なところでお食事をしたり日帰り旅行をしてきました。

誰かに何かを合わせるとか、無理をするということが何もなくて、とても一緒にいて楽だと思える関係です。


とは言え、開業してからは忙しくなり、Oさんも出産を機会にヨガレッスンにはなかなか通えなくなり、

Sさんだけは通い続けておられますが、互いに会う機会は減りました。

それでも、久し振りに会って、まったく違和感がありません。

ふと浮かぶ言葉は 「 ソウルメイト 」です。


一緒に会っているだけでも、心のヨガをしている気がします。

一人では気づくことができない大事なことをメンバーの誰かが鏡になって映してくれる・・・

そんなふうに思えることもあります。


ヨガも、習いはじめは完成ポーズに拘りすぎて、人のことが気になったり、体を柔らかくしようと頑張り過ぎて

酷い筋肉痛になることもありました。


では、私にとっての今感じるところのヨガは何かと思った時、呼吸に意識を向けて、ただ今を感じることに集中するのでもなく

そこに自己が在ることだけを認めることなのだと捉えています。


仲間とただ、呼吸をする。仲間と一緒に居ても一人であることを感じます。

それだけです。無理に合わせることもありません。


見出し画像は長門市の海に流れ出す河口付近に停泊された舟です。

Oさんは、ドライブしている車中はお嬢さんにずっと話しかけ続けていました。

「 ふね。」

「 おさかな。」

「 おはな。」


彼女の優しい声、時折お話してくれるお嬢さんHちゃんの可愛い声、眠くなると少々ぐずってみたりする声を

BGMにのんびり過ごしました。


何気なく観ている景色、みんな名前があって、ママの声を聞きながら言葉を覚えるのだわ・・・

そう思った時、こうして当たり前にキーボードを打って言葉で表現できていることも当然ではなく育まれて

出来ていることなのだと実感します。


母は一人っ子の私の興味には何でも応えてくれました。

「 あれなあに?。」

「 なんて書いてあるの?」


教育ママで100点以外は認めてくれない厳しい人でしたが、私の疑問には何としても応えてくれた・・・

面倒がられることはなかったと感じています。


ありがたいことです。

有難いことです。



ドライブしていると、自然に母も娘も眠くなって後部座席からは寝息が聞こえてきました。

母娘の寝息は素敵なハーモニーを奏でていました。


ありがとう。

また、会おうね。



山口市宮野の心療カウンセリングルーム

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