伊吹山(東廻りコース)頂上付近
伊吹山の頂上付近では、秋の花であるサラシマショウマやイブキトリカブトが咲いてました。
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アサギマダラ
春の北上、秋の南下を繰り返す「渡り」をするチョウとして知られているアサギマダラに出会うことができて、非常にラッキーでした。
(以下、Wikipediaより引用)
アサギマダラの成虫は1年のうちに、日本本土と南西諸島、台湾の間を往復していることが知られている。ただし北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥の移動とは異なる。移動の研究は、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行う。このマーキングされた個体が再び捕獲された場所・日時によって、何日で何km移動したかが分かる。研究者達によって、夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるという行動が明らかになった。中には直線距離で1500km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで移動した個体もある。(引用終わり)
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サラシナショウマ(晒菜升麻)
サラシナショウマの根茎は升麻(しょうま)という日本薬局方に収録された生薬で、発汗、解熱、解毒、消炎、鎮静作用があります。 升麻は、乙字湯、升麻葛根湯、補中益気湯、立効散、辛夷清肺湯などの漢方薬に配合されています。
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イブキトリカブト(伊吹鳥兜)
美しい花には毒があるとの喩えがありますが、トリカブト類の根には有毒のアルカロイド、アコニチンが含まれ、古くから矢毒に使われるなど強い毒作用を持ちます。毒の強さは植物成分としては最強、天然物ではフグの次です。しかし、 使い方次第で毒も薬となります。漢方医学では、その根や乾燥根を生薬として活用します。紡錘状にふくらんだ母根を鳥頭(うず)、そのまわりにつく子根を附子(ぶし)と呼び、減毒処理されたものが、強心、強壮、利尿薬などとして、漢方薬の多くの処方に配合されています。