
この盤はパーカー直系の、アルティスト、「ソニー・クリス」の初期の傑作として、かつて幻の名盤だった物です。
演奏曲、演奏者とも、いかにもハードバップと言うべきラインナップで、皆さんに感動を与えてくれる事と思います。
アルバムタイトル…アット・ザ・クロス・ロード
パーソネル…リーダー;ソニー・クリス(as)
オラ・ハンセン(tb)
ウィントン・ケリー(p)
ボブ・クランショウ(b)
ウォルター・パーキンス(ds)
曲目…1.スウィート・ロレイン、2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ、3.アイ・ガット・イット・バッド、4.シルヴィア、5.朝日の如くさわやかに、6.バッツ・ディライト、7.インディアナ
1959年3月録音
演奏について…まず、ハードバップの模範的な演奏(曲)として、4曲目「シルヴィア」が、一番のお薦め曲です。
序奏の2管ユニゾンのテーマ終了からすぐさま「クリス」の燃えるようなアルトが、歌心充分でパワフルなアドリブを奏でる。
受ける「ハンセン」は、あえてガチンコ真っ向勝負では無く、フレーズがまるで「カーティス・フラー」の様に、琴線を触れる様なメロディアスなフレーズを吹いている。
その後の「ケリー」と「クランショウ」のバッピシュなピアノと、実直なベースの掛け合いも非常に聴き物です。
最後にもう一度ユニゾンに移行して、正しくハードバップの極めでフィニッシュする。
あぁー、「ハードバップ」万歳!!!「ソニー・クリス」万々歳!
2曲目「ユー・ドント~」は「ハンセン」の美しく素晴らしいバラードソロからスタートして、一聴しただけでこのコンボの世界へトリップさせられる。
追従する「クリス」も好フレーズを連発してこのバラード演奏に応戦する。
二人に引っ張られて、バックの3人は静かに、しかしバッピッシュな演奏で、後方支援していて好アシストしています。
誰が何と言っても、この曲に限っては、主役は絶対に「ハンセン」です。
5曲目「朝日の如く~」では、揺らぎのユニゾンが終わってから、「クリス」が烈火のアドリブフレーズでバリバリ吹いて皆を煽る。
「ケリー」は余裕のアドリブソロで(受け流す様に?)応える。
その後の「ハンセン」がすごテクでぶいぶいとトロンボーンを吹き切るのが、感涙物。
うぅーん、本当に素晴らしい演奏だ。
冒頭「スィート~」は、品良く「ケリー」のイントロから始まるスローブルースで、「クリス」がのっけからパワー全開で気持ちよく吹き切る。
「ケリー」のソロは、余裕の有るカデンツァで、遊び心や寛ぎ感も持った演奏です。この曲はワンホーンで終始する。
「クリス」のオリジナル、6曲目「バッツ~」は、高速調の曲で、リズムの二人「クランショウ」と「パーキンス」が高速タイムキーピングに徹した中、「クリス」「ケリー」「ハンセン」もセンス良いアドリブを演じる。
中途でチラ見せする、「クランショウ」のソロと「パーキンス」のソロも、中々良い出来です。
3曲目「アイ・ガット~」は「クリス」がかなり控えめだが、芯の通ったアルトでバラードを吹く。
「ケリー」も「クリス」の提示を崩さない様に、あえて控えめなソロで受ける。
この曲もワンホーン演奏で、短い曲だが素晴らしい好演です。
演奏曲、演奏者とも、いかにもハードバップと言うべきラインナップで、皆さんに感動を与えてくれる事と思います。
アルバムタイトル…アット・ザ・クロス・ロード
パーソネル…リーダー;ソニー・クリス(as)
オラ・ハンセン(tb)
ウィントン・ケリー(p)
ボブ・クランショウ(b)
ウォルター・パーキンス(ds)
曲目…1.スウィート・ロレイン、2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ、3.アイ・ガット・イット・バッド、4.シルヴィア、5.朝日の如くさわやかに、6.バッツ・ディライト、7.インディアナ
1959年3月録音
演奏について…まず、ハードバップの模範的な演奏(曲)として、4曲目「シルヴィア」が、一番のお薦め曲です。
序奏の2管ユニゾンのテーマ終了からすぐさま「クリス」の燃えるようなアルトが、歌心充分でパワフルなアドリブを奏でる。
受ける「ハンセン」は、あえてガチンコ真っ向勝負では無く、フレーズがまるで「カーティス・フラー」の様に、琴線を触れる様なメロディアスなフレーズを吹いている。
その後の「ケリー」と「クランショウ」のバッピシュなピアノと、実直なベースの掛け合いも非常に聴き物です。
最後にもう一度ユニゾンに移行して、正しくハードバップの極めでフィニッシュする。
あぁー、「ハードバップ」万歳!!!「ソニー・クリス」万々歳!
2曲目「ユー・ドント~」は「ハンセン」の美しく素晴らしいバラードソロからスタートして、一聴しただけでこのコンボの世界へトリップさせられる。
追従する「クリス」も好フレーズを連発してこのバラード演奏に応戦する。
二人に引っ張られて、バックの3人は静かに、しかしバッピッシュな演奏で、後方支援していて好アシストしています。
誰が何と言っても、この曲に限っては、主役は絶対に「ハンセン」です。
5曲目「朝日の如く~」では、揺らぎのユニゾンが終わってから、「クリス」が烈火のアドリブフレーズでバリバリ吹いて皆を煽る。
「ケリー」は余裕のアドリブソロで(受け流す様に?)応える。
その後の「ハンセン」がすごテクでぶいぶいとトロンボーンを吹き切るのが、感涙物。
うぅーん、本当に素晴らしい演奏だ。
冒頭「スィート~」は、品良く「ケリー」のイントロから始まるスローブルースで、「クリス」がのっけからパワー全開で気持ちよく吹き切る。
「ケリー」のソロは、余裕の有るカデンツァで、遊び心や寛ぎ感も持った演奏です。この曲はワンホーンで終始する。
「クリス」のオリジナル、6曲目「バッツ~」は、高速調の曲で、リズムの二人「クランショウ」と「パーキンス」が高速タイムキーピングに徹した中、「クリス」「ケリー」「ハンセン」もセンス良いアドリブを演じる。
中途でチラ見せする、「クランショウ」のソロと「パーキンス」のソロも、中々良い出来です。
3曲目「アイ・ガット~」は「クリス」がかなり控えめだが、芯の通ったアルトでバラードを吹く。
「ケリー」も「クリス」の提示を崩さない様に、あえて控えめなソロで受ける。
この曲もワンホーン演奏で、短い曲だが素晴らしい好演です。
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