シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

依存症の連鎖

2015-09-11 11:54:17 | 摂食障害
地上生活は内部の完全性が不完全な環境の中で表現を求めようとする一種の闘争の場です。金塊が不純物を払い落としていく試練の場です。霊的開発と成就への道においては困難と苦痛と障害とハンディが必須不可欠の要素です。もしも霊的な宝が容易に手に入るものであれば、それはもはや手に入れるほどの価値はないことになります。自己鍛錬、自己制御、自己開発、これを成就するのが人生の目的です。これは容易にできるものではありません。王道はないのです。
『シルバーバーチの霊訓1』



私がどっぷりと浸かった依存症という病的行動。

不安から逃れるために快楽行動にしがみつくのだが、遺伝かもしれないし、親の育て方一つで、発症するのかもしれない。

どちらにせよ、たぶん親が悪いのでしょう。

でもね、シルバーバーチを読めば、霊的開発のためには、困難と苦痛と障害とハンディが必要不可欠だと書かれています。

私は摂食障害を経験して良かったです。
これがないと、何のために生きたのかわからない。

親になった今、こんどは子供を追い込んで、子供も依存症にさせてしまうかもしれない。

教育される立場から、教育する立場に変わると、私の母と同じ仕打ちを子供に与えてしまう。
叱り方一つとってもさじ加減が難しいです。
これでは子供が駄目になってしまうかも。止まらない負の連鎖。

でも、それもまた人生を深く強く学ぶための過程。

人は永遠なのだから、たった100年足らずの人生が親のせいで厳しい茨の道になったとしても、霊的な進化が得られるのなら構わない。

だから、私は子供が、どうひねくれようが恐れません。

きっと、人はどんなことも乗り越えることができる。
依存症で苦しんでいる全ての家族にそう思えてもらえたら、と願います。
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