シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

両思いより片思いの方が深い

2013-07-02 09:06:44 | 占い
「家族的情愛や恋愛が間違っていると言っているのではありません。外へ向けてのより広い愛の方が上だと言っているのです。排他性の内向的愛よりも発展性の外向的愛の方が上です。・・・・愛の最高の表現は己れを思わず、報酬を求めず、温かさすら伴わずに、全てのものを愛することができることです。・・・愛は人のために尽くし、人を支え、人を慰めんと欲します。愛は慈悲、同情、親切、優しさとなって表現されます。愛はまた、滅私と犠牲の行為となって表われます」『シルバー・バーチの霊訓(1)』

占い相談をしていたころの話です。

圧倒的に恋愛の悩みが多かったのですが、中には不倫とか片思いとか重たい内容もありまして、
こちらのほうが今でも記憶に残っています。

どうしようもない片思いほど占い結果も悪く、
彼女を更に傷つけるだけだったりします。
「好きな人を愛し、愛されたい。何故私ではないの?」
彼女の切実な思いは私の心に突き刺さります。
片思いって報われない思いにほんっと苦しみますものね。

しかし、断言します。
両思いでお互いを所有できたカップルより、片思いの方のほうが霊的な学びは深いです。

なぜなら愛の本質は自己滅私と自己犠牲ですから。

人間は、様々な経験で愛の本質を学ぶようにできているのではないかと思います。

それには、「先に愛してもらう」ではなく、「先に愛する」ことです。

そうやって人は神の愛に近づいていくのですね。
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