シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

ボランティアさん

2014-04-06 15:31:48 | ボランティア
「地上の人間は自らの努力で自らを救済できるようにならなくてはいけません。既成の方法というものはありません。前もって用意されたシステムというものは存在しません。そのためにまず大切なことは、現象として顕現している森羅万象の背後に永遠の実在としての霊が存在していること、人間も物的身体に宿っているという点では物的存在であっても、その身体を通して自我を表現している霊的存在であることを理解することです。
そうなると、まずその身体にとって必須のものを大霊の意図している通りに存分に摂取して健康体にしておく必要があります。その上で今度は既成宗教のドグマや信条から精神を解放する必要があります。実質的な価値、つまり霊的価値のないものに忠誠を尽くすことなく、真実のためにのみ働き、これまで何千年もの長きにわたって地上人類を縛りつけてきた教条やドグマをめぐる戦争や論争や不和を止めにしなくてはいけません。」『シルバーバーチは語る』


数年前の話です。
猫のボランティアをしているという方と知り合いました。

その方は都会で虐げられている猫をほっておけなくて、日々野良猫の捕獲に忙しいです。
猫を捕獲後、動物病院で去勢避妊をして、自宅や有料のシェルターに避難させます。
そして、里親探しをして、飼う条件に合う飼い主さんを探します。

か弱き動物のために、すごく立派なことをしているなあと感心したのですが、
その方は動物にかかる費用全てを、親のお金でされているのです。
もう、中年に差し掛かるいい大人なのですが独身で無職です。
猫を貰い受けた里親さんのお宅が古くて、猫が脱走するかもと勝手に修理します。
里親さんは怒り心頭なので、修理代はその方の親が肩代わりです。
あまりに行き過ぎた行為に、里親さん方から猫を送り返されたり、訴えられたりとトラブル続きです。
ボランティア仲間にも呆れられているみたいで、
「人間関係がいつもうまくいかないし、何話しても最後は喧嘩になる。」
と言っていました。(私も喧嘩別れしましたけど^^;)
何度も働くことを勧めましたが、「働くときに健康診断で体重計に乗るのがいやだ。」
と、いう理由で拒否されました。

その方に言われた言葉がずっと心に突き刺さっていました。

「あんたは人のために役にたちたいって言ったじゃないか。自分の家族にお金を使わんと、そんなお金があったらかわいそうな猫を救ってやったら・・・。」

しばらく悩みましたし、今でもうまく反論できません。
でも、この人はおかしい。

考えてみたのですが、
・里親さんの視点にたっていないこと
・十分働けるのに働いていないなど、自己修養を怠っていること 
変だと思う理由はここら辺でしょうか。
とても純粋な方なのですが・・・

いつかは親御さんのお金も当てにできなくなります。
その方は今どうされてるのかなあ・・。自活されていたら良いのですが・・・

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